「Apple Trade In」って何ですか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

Apple Trade In(アップル・トレード・イン)とは、Appleが運営するパソコン/スマートフォンの下取り/リサイクルサービスです。かつては「Apple Giveback」という名称でしたが、2019年にサービス内容を拡充のうえ変更されました。

このApple Trade Inは、オンライン(apple.com)またはApple Store店頭で申し込むことができます。下取り対象として認められると、相当額のApple Storeギフトカードまたは新規購入代金からの割引という形で支払われます。下取り品はApple Store店頭に持ち込むか、オンラインで申し込むと後日届く「送付キット」に梱包して発送します。

Apple製品はもちろん他社製のパソコン/スマートフォンも下取り対象になるほか、残念ながら価格が付かなかったデバイスも無償で引き取ってもらえる(PCリサイクルマークのないパソコンを除く)ので、Apple製品の購入予定がある人にとって利用価値の高いサービスとなっています。

下取り価格の上限は、Apple Trade InのWEBページ(https://www.apple.com/jp/trade-in/)確認することができます。価格は市場動向や為替の変動を受け上下しますが、2019年5月末時点ではiPhone 6が11,700円、iPhone 6sが14,300円、iPhone 7が21,700円となっています。なお、実際の下取り額はデバイスの状態や製造年によって差があります。

なお、下取りのiPhoneが中古品として再流通させることが難しいと判断された場合は、Appleのリサイクル作業ロボット「Daisy」で分解されるかもしれません。レアアースなどの希少部材はリサイクルされるほか、再生されたアルミニウムはMacBook Airの筐体に使われるとのことで、"環境にやさしい"システムとなっています。