東京都は、東京オリンピック・パラリンピック開催を2020年に控え、中高生が東京の魅力や外国人旅行者への接し方を学ぶ「おもてなし親善大使」育成塾を開講する。このほど、参加者の募集を開始した。
同育成塾は、年々増え続ける外国人旅行者の受け入れ環境を整備する取り組みの一環として2014年からスタートし、今年6年目を迎える人気のプログラム。修了した中高生は、正式に「おもてなし親善大使」に任命され、外国人旅行者に都内の観光スポットを案内するボランティア活動を行う。
昨年度は、英会話研修をはじめ、小石川後楽園でのガイド体験や、浅草を訪れた外国人旅行者へのガイド体験などの活動が行われた。
育成塾の開催日はA日程、B日程の2つ。A日程は、7月31日・8月1日、B日程が8月5日・7日。いずれも初日は座学研修、2日目は実施研修となる。初日の会場はA日程が「パルテノン多摩」、B日程が「御茶ノ水トライエッジカンファレンス」、2日目は両日程ともに都庁・浅草等で行われる。
応募資格は、都内在住または在学の中学生・高校生で、英語検定3級以上の合格者またはそれに準じる英語力を有する者。募集人数はA日程・B日程それぞれ中学生25名程度、高校生25名程度の合計100名程度。応募者多数の場合は抽選となる。受講料は無料。ただし、研修会場までの交通費、昼食費用等の諸雑費は自己負担となる。
応募方法は、東京都産業労働局公式ホームページから「2019年度おもてなし親善大使育成塾申込書」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ郵送で申し込む。応募締め切りは6月30日(消印有効)。