ビット・トレード・ワンは5月31日、トラックボールをカスタマイズ可能にして、アプリケーションに応じてさまざまな操作を割り当てられるようにするモジュール「TracXcroll」を発表した。6月7日より発売する。店頭予想価格は6,480円前後(税別)。
TracXcrollは、2018年発売の「Rev-O-mate」に続くシリーズ第二弾。クラウドファンディング「Kickstarter」でプロジェクト成功したデバイスだ。市販のトラックボール(別売り)とPCの間に接続し、トラックボールの動作をカスタマイズできるようになる。TracXcrollは、PC側からはキーボード、マウスとして認識される。
具体的には、トラックボールのボールを転がす動作を縦横スクロールに設定したり、ボタンにショートカットキーを設定したりといったカスタマイズが可能。アプリケーションに応じた設定にも対応し、一例として、ボール動作にAdobe Photoshopのブラシサイズ変更を割り当てることで、トラックボールによるブラシサイズ変更を実現する。
プロファイルは3パターンを保存可能。制御アプリをWindowsに常駐させることで、アクティブになったアプリのプロファイルに自動で切り替えてくれる。TracXcrollをパススルーして、本来のポインタ操作に使用することもできる。
使用できるトラックボールは、ケンジントン、ロジクール、エレコム、サンワサプライ製のもの。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW70×D36×H12mm、重さは約30g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。
対応するトラックボール
ケンジントン
- orbit wireless mobile tarckball
- Expert Mouse Optical Trackball
- Expert Mouse Wireless Trackball
- Orbit Optical Trackball
- Orbit Scroll Ring Trackball
- SlimBlade Trackball
ロジクール
- Trackman Marble
- Wireless Keyboard K275
- M570 Wireless Trackball
- MX ERGO Wireless Trackball
- WIRELESS MOUSE M325T
サンワサプライ
MMA-TB44BK MA-WTB43BK MA-TB41S MA-TB42BK
エレコム
- HUGE M-HT1DRBK (wireless)
- HUGE M-HT1URBK
- EX-G M-XT2DRBK (wireless)
- EX-G M-XT2URBK
- EX-G M-XT4DRBK (For left hand)
- DEFT M-DT1DRBK (wireless)
- DEFT M-DT1URBK
- DEFT PRO M-DPT1MRBK
- EX-G PRO M-XPT1MRBK