◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
カフェの専門家/飲食店コンサルタント:大槻 洋次郎
飲食業に携わって20年。カフェ経営の経験を活かし、現在は店舗経営サポート業、大手カフェスクールや展示会などでの講演活動、執筆活動を行なっている。
著書には、『ひとりではじめるこだわりカフェ塾(セルバ出版)』がある。また、カフェメニューの創作も得意で、「家庭にあるものでプロの味」がモットー。1974年生まれ/京都出身。
自宅で手軽においしいすき焼きが楽しめる割りした「すき焼きのたれ」。肉豆腐や肉じゃが、牛丼にも活用でき、アレンジレシピも豊富な万能調味料でもあります。ここではすき焼きのたれの選び方とおすすめ商品を紹介します。市販されている人気商品や有名店の味もピックアップ。
すき焼きのたれの選び方
カフェ専門家の大槻洋次郎さんに、すき焼きのたれを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
関東風と関西風の味の違いを知ろう!
すき焼きは関東と関西では味付けが違うのをご存知でしたか? 関西に住んでいる人でも関東風のすき焼きを食べていたり、その逆のパターンもあるでしょう。簡単にいうと、関東風は「煮る」、関西風は「焼く」から入るのが大きな違いです。
関東風は出汁ベース
関東風のすき焼きは先に割り下を鍋に注ぎ、その後に具材を投入していくスタイルです。これは明治時代に流行した「牛鍋」が原型になっているとされており、割り下で味を一気に決めてしまうのが関東風の特徴です。
関東風の味が好みであれば出汁の味がメインに出るように作られている醤油ベースのものを選ぶと良いでしょう。原材料の表示で、醤油が先に書かれているものは関東風の味を楽しめるでしょう。
関西風は甘さ重視
関西風のすき焼きは鍋に牛脂を置いて油を引き、そこに牛肉をまず焼いていきます。そして砂糖と醤油で味つけをしていき、さらにねぎ、豆腐、季節の野菜や糸こんにゃくを投入していくスタイルです。野菜を加えながら味を調整していくのが関西風ともいえますね。味の調整は、酒や水ですることが多いです。
関西風は甘さを重視することが多いため、メインとなる調味料は「砂糖」となります。原材料の表示で、砂糖が先に書かれているものは関西風の味を楽しめるでしょう。
醤油の種類が味の決め手!
すき焼きで大きな比重を持つのが「醤油」です。そして、醤油にどのような素材が使われるかで、すき焼きの出来上がりの味もまったく異なります。甘みの強い醤油なのか? 塩味の強い醤油なのか? どのような醤油を使っているのかは各メーカーで変わりますので、チェックしてみるといいですよ!
出汁(だし)の種類も要チェック
すき焼きで使用される出汁も味を左右するものになります。
一般的に、かつおだしはさっぱりとした風味の仕上がりになり、関東風に近い味になるでしょう。昆布だしは甘めの仕上がりになり、関西風のような味になります。自分の好みの味に近いものはどちらかを考えて選ぶと失敗しにくいでしょう。
色々な料理に使える味だと便利
【エキスパートのコメント】
すき焼きといえば、年に何度かのご馳走といったイメージもあるかと思いますが、たれを使って作る場合、それだけではちょっと勿体無いですよね。
すき焼きには牛肉が一番合うという意見もありますが、実は鶏肉でやっても非常に美味しいものなんです。鶏肉であれば、日常的にももっと楽しめそうですね。
また、すき焼きのたれを煮物などの調味料としても使うことができるので、普段使いできるものを考えるなら、リーズナブルな価格のものがおすすめです。
使い切れる容量を選ぶ
【エキスパートのコメント】
特定の料理専用の調味料だと、たまにしか使わないために使い切れず捨ててしまったり、賞味期限が切れてしまったり……そんなこともあるかもしれません。
食材はロスを出さずに使いたいですから、大きなサイズは買いたくないという方も多いでしょう。また、一人暮らしやカップル、ご夫婦だけの少人数で使いたいときにぴったりなのはコンパクトな使い切りタイプです。冷蔵庫もスッキリ、気分快適に使えます。