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【この記事のエキスパート】
文房具ライター:きだて たく
最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。
極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。
文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。
ホッチキスの芯をとるホッチキスリムーバーは積極的に欲しいとは思わないけれども、あると便利な文房具。この記事では、文房具ライター・きだて たくさんに取材をして、ホッチキスリムーバーの選び方とおすすめの商品を教えていただきました。
文房具ライターに聞きました!
ホッチキスリムーバーの選び方
文房具ライター・きだて たくさんに、ホッチキスリムーバーを選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。
【1】専用のリムーバーか
【2】てこの力で抜くタイプか
【3】持ち運びしやすいか
【4】対応する針と枚数
【5】色柄
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。どんな視点でホッチキスリムーバーを選ぶとよいかを知りたい人や、ホッチキスリムーバーが必要なものかわからない人も、参考にしてみてください。
【1】専用のリムーバーの方が使いやすい
【エキスパートのコメント】
綴じられた資料をバラしてスキャンしたり、シュレッダーにかけたりと、ホッチキスの針を外したいという場面は意外と多いです。ホッチキス本体のお尻に付いているリムーバーを使う人もいますが、やはり専用のリムーバーを使った方が作業はスムーズですし、針を外した跡もきれいに仕上がります。
針を外す方式としては、薄いヘラのような先端を針の隙間に潜り込ませて浮かせるもの、てこの力で針を引き抜くものがあります。
【2】おすすめなのは、てこの力で抜くタイプ
【エキスパートのコメント】
針を外す方式については先述の通り大きく2通りありますが、より作業がしやすいのはてこで引き抜くタイプでしょう。先端を針の隙間に潜り込ませるところまではヘラタイプと同じですが、そこからハンドルを握ることで針を掴んでから抜く、という行程になります。
この方式のメリットはコツも力も要らず誰でも簡単に使えることと、紙へのダメージが比較的少ないこと。分厚く綴じられた紙束でもスムーズに針が外せますので、針外しを頻繁に行うのであればこちらがおすすめです。
サイズが大きくなる傾向があり、持ち運ぶには適さない場合もありますが、作業場で使うには問題ないでしょう。
【3】ヘラタイプは筆箱に入れて持ち運ぶのにも便利
【エキスパートのコメント】
ホッチキス本体のお尻に付いているリムーバーを専用のツールにしたのが、ヘラタイプのリムーバーです。じゃあホッチキス本体付属のリムーバーでいいじゃないかと思われるかもしれませんが、専用のリムーバーは先端で掴むことで外した針が散らばらないといった工夫がされているので、安全性が高いです。また、外した針を本体内に溜めておけるものもあります。
紙にダメージを与えないよう針を外すのに少し慣れが必要だったり、20枚を超えるような分厚い紙束だと上手く機能しなかったりという点はありますが、かさばりがちなてこタイプと違って全体的にコンパクトなので、筆箱に入れて持ち運ぶような運用も可能です。
【4】対応する針と枚数は要確認
【エキスパートのコメント】
選ぶ際にチェックしておきたいのが、対応する針の号数や紙の枚数です。
ほとんどの製品は一般的な10号針用ですが、中にはサイズの大きく太い3号針用というものもあります。仕事で日常的に3号針を使っているようなら、3号針に対応するパワーの強いものを使ってください。
他には最大40枚綴じの11号針に対応しているものもありますので、まずは自分の使っているホッチキス針の号数を確認してから選ぶのが肝心です。
(★)ポイント:段ボールに使うステープルを外せるかどうかもチェック!
段ボール用の銅色のステープルを外せるものがあります。大きな針を抜くには、傷を付けてしまうなどの危険性もあります。段ボールを解体することや、ネットショップをよく使う人は段ボールに使われるステープルに困ることもあるでしょう。そんなステープルをも簡単に抜けるようなホッチキスリムーバーもあるので使ってみてください。安全に抜けるので、便利です。
【5】色柄も確認
ホッチキスリムーバーの種類によっては、カラーバリエーションが豊富なものもあります。実用的なホッチキスリムーバーですが、デザイン性やカラーリングで選ぶのも楽しいですよ。自分の好きな色や、その日の気分でカラーを選んでみるのもよいです。ホッチキスのカラーと合わせる、他の文房具とおそろいのカラーでそろえるのもありですね。種類があまりないからこそ、他の人との区別するためにもカラーは大事なポイントになります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)