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【この記事のエキスパート】
ガーデニング研究家:はたあきひろ
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。
奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。
ガーデニングや家庭菜園、洗車など、野外の水まわりに活躍するホースリール。本記事では、自動巻き取り・壁掛け収納・軽量コンパクトタイプなどホースリールの選び方とユーザーイチオシ商品、編集部のおすすめ商品をご紹介! 使いやすくておしゃれな商品も多数厳選しました。
ホースリールの選び方
それでは、ホースリールの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】ホースの長さ
【3】素材
【4】巻き取りやすさ
【5】そのほかの便利な機能
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
ホースには、さまざまな内径と外径のサイズがあります。内径はホースの内側の直径、外径はホースの外側の直径です。
ホースの内径は12~15mmが一般的。それより細いホース、太いホースもありますが、ホースと水栓をつなぐジョイント部品は、内径12~15mmのものが入手しやすいです。そのため、内径12~15mmのごく一般的なホースの購入をおすすめします。
また、ホースリールと水栓をつなぐジョイント部品が同梱されているか、ジョイント部品が設置場所の水栓にあったものかを、購入前にしっかり確認しましょう。
【2】ホースの長さをチェック
ホースリールの長さには、20m・30m・50mなどさまざまな種類があります。長さはどんな基準で選べばいいのでしょうか?
目安は「蛇口から水をまく場所までの距離+3m」
ホースの長さを選ぶ際には、「蛇口から水をかける場所までの距離」がひとつの目安です。蛇口から水をかける場所までの距離プラス3mほどの長さを選ぶようにしましょう。
たとえば、蛇口から庭までの距離が10mの場合、13mほど長さが必要と考えます。ホースが長いとその分遠くまで水をまくことができますが、その分ホースリール本体のサイズや重さも大きくなります。置く場所のバランスも考慮して選ぶといいでしょう。
洗車用なら、車1周分の長さより余裕をもたせて
車の洗車用にホースリールを探している人もいますよね。洗車するためには、少なくとも車の周りを一周できるくらいの長さが必要です。作業のしやすさを考えると、もうプラス2~3mあると便利です。
目安として、セダン車の場合は17mほど、軽自動車の場合は少し短い13m、ワンボックスカーの場合は20mほどあればOK!
【エキスパートのコメント】
プロからのワンポイントアドバイス
30mや50mの商品もありますが、ホースを巻き取る作業がたいへんです。ホースリール自体も重くなってしまうため、移動しづらいという欠点も。水栓が2カ所以上ある場合は、それぞれの水栓に20mの商品を設置するのがおすすめです。
【3】素材をチェック
【エキスパートのコメント】
ホースリールの素材は、大きく分けて「ステンレス」「アルミ」「プラスチック」の3種類。一般的に、ホースリールは屋外に置いたままになることが多いと思います。紫外線劣化など耐候性のことを考えると、本体やノズルは金属製のものがよいでしょう。
また、ホースは繊維入りのものがおすすめ。ノズル部分で止水したときも、繊維入りの耐圧ホースなら安心です。
水栓との接続部品やノズルは樹脂性が多いので、劣化の進行状況を見ながら交換しましょう。
【4】巻き取りやすさをチェック
ホースリールには、あると便利な機能がたくさんあります。耐久性がアップする機能が搭載されている商品を選んでいきましょう。
ねじれ防止機能|巻き取りやすく、ホースの耐久性もアップ
ホースをスムーズに巻き取るために、また、ホースの負担を減らすためにも「ねじれ防止機能」がついているものが便利。ねじれたままでホースを巻き取ってしまうと、ホースに負担がかかり劣化を早める原因にも。
長いほどねじれやすいので、ホースが長いものを購入する方は必見の機能です!
リールガイド|巻き取りラクラクで時短に!
ホースを巻き取るとき、ふつうはホースが真ん中1ヵ所に集中して巻かれてしまいバランスが悪く、劣化も早めてしまいます。そんなときは、リールに均等に巻けるようにガイドがついているタイプが便利。
とくに、長いホースの場合はガイドがついているか購入前に確認しましょう!
【5】そのほかの便利な機能をチェック
さらに、あるとより便利に使える機能を2つご紹介します!
「カバーつき」を選んで劣化防止
倉庫などに収納する分にはコンパクトなものがおすすめですが、庭やベランダに出したまま使うという場合は、劣化を防止するために直射日光を避ける工夫が必要です。ホースリールを丸ごと覆うことができるカバーがついているもので劣化を防止しましょう。
とくに、プラスチック素材のものは日光により劣化しやすいです。商品によっては、カバーをステップ台として使えるものも。洗車のときに女性でも上部まで手が届くので、とても便利ですよ!
「水形切り替え機能」がついていれば用途の幅が広がる
水形を切り替えることができる機能があれば、用途にあわせて最適な散水ができます。
たとえば、ガーデニングのときは広くまんべんなく散水できる弱い水圧を選んだり、洗車のときには強めの水圧で汚れをピンポイントで落としたりと変更が可能です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
置く場所に合うデザインも大事!
ホースリールは、ガーデニングのほかに洗車などにも使うので、駐車場に置いているケースが多いのではないでしょうか。人目につく場所に置かれたホースリールは目立つので、機能性はもちろんのこと、デザイン性も考慮するとよいと思います。
あえて目立たせたい場合は、庭の緑と補色関係(反対の色)にある赤が効果的です。逆に、室内から見える庭などにホースリールを置く場合は、目立たないデザインがよいでしょう。庭の緑になじむグリーンや、土になじむブラウンがおすすめです。
重厚感を求める方には、金属製のホースリールがよいでしょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
本項では、ホースリールの人気メーカー・ブランドについて解説いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
タカギ|長さ・素材のラインナップが豊富
散水用品メーカーである「タカギ」のホースリールは、豊富なラインナップが特徴。
20m、30m、50mのほかに10mや15mの長さも販売しています。見た目にこだわった「ブラウンシリーズ」や、便利な「カバー付きシリーズ」、機能性抜群の「自動巻き取りホースシリーズ」などさまざまです!
アイリスオーヤマ|おしゃれ×機能×安さで初心者におすすめ
「アイリスオーヤマ」のホースリールは、実は意外とラインナップが豊富! おしゃれなデザイン性がある商品から、シンプルで機能的な商品まで多数販売しています。
いずれも、2,000円代から、高くても5,000円ほどで買えるコスパの高さはさすが! 使う頻度が少ない方や、試しに買ってみたい方にもおすすめです。
ハタヤ|耐久性抜群のプロ仕様
「ハタヤ」は、ハードな現場でも使用されるようなプロ仕様の機械を販売しているメーカー。ホースリールも耐久性に長けているのがポイントです。
その分、価格は20mのものでも8,000円ほどと少し高額ですが、長く持つものを欲しい方にぜひおすすめしたい商品です!
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)