ASUS JAPANは5月31日、無線LANの次世代規格「IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)」対応のゲーミング向け無線LANルータ「ROG Rapture GT-AX11000」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は61,000円前後(税別)。
ROG Rapture GT-AX11000は、8本の外付けアンテナを備えるゲーミングルータ。チャンネル帯域幅は160MHzで、NitroQAMテクノロジーをサポートした4×4デュアルバンド通信により、転送速度は2.4GHz帯で1,148Mbps(理論値)、5GHz帯で4,804Mbps(理論値)を実現している。
ASUS独自のメッシュ技術「AiMesh」により、複数のASUSルータを同一ネットワーク内に混在できる。同一のSSIDだけではなく、複数のSSIDでネットワーク内を移動することも可能だ。ビームフォーミングの一種「AiRadar」も備え、接続デバイスの距離や位置を検出し、デバイスに向けてより強い電波を送信する。
ネットワークゲームの通信優先度を高める「GameFirst V」をサポート。このほか「ゲームブースト」機能として、ゲームのパケットを優先的に送信する。ゲーマーズ・プライベート・ネットワーク「wtFast」では、最適な通信経路を確保して、ゲームのpingとラグを最小限に抑える。Aura RGBライティング機能では、ROGロゴの発光をカスタマイズ可能だ。
外部インタフェースは、2.5Gbps対応のWAN / LAN兼用ポートを装備。Gigabit Ethernet有線LAN×4基、WAN×1基、USB 3.1 Gen 1ポート×2基も備える。本体サイズはW240×D60×H240mm、重さは1,717g。