東武鉄道は日本最大級というラベンダー園が埼玉県嵐山町にオープンすることを受け、東上線で6月9日に臨時列車「らんざんラベンダーまつり号」を運転する。50090型をクロスシートで使用し、池袋発武蔵嵐山行の快速急行として運転を予定している。

  • 快速急行「らんざんラベンダーまつり号」は50090型で運転(写真は「川越特急」)

「らんざんラベンダーまつり」は6月8日から7月7日まで開催(開園時間9~17時。見学料500円、中学生まで無料)。会場の「千年の苑 ラベンダー園」は約8haの敷地に約5万株が咲き誇る、日本最大級のラベンダー園として誕生したという。最寄り駅の東武東上線武蔵嵐山駅から路線バスが運行され、イベント期間中は増便予定。徒歩の場合は駅から約35分かかる。

東武鉄道は「らんざんラベンダーまつり」の開催期間中、50090型1編成(10両編成)にヘッドマークを掲出し、東上線池袋~小川町間で運転予定。6月9日に池袋駅から武蔵嵐山駅への臨時列車も設定した。快速急行「らんざんラベンダーまつり号」は池袋駅を9時15分に発車し、途中の和光市駅、志木駅、川越駅、川越市駅、坂戸駅、東松山駅、森林公園駅、つきのわ駅に停車。武蔵嵐山駅には10時16分に到着する。

  • 「らんざんラベンダーまつり号」の車内はクロスシート(2019年2月の報道公開で撮影)

同列車は50090型で運転され、車内はクロスシートだが着席整理券などは不要とされ、普通乗車券だけで誰でも乗車できる。武蔵嵐山駅付近で乗客に記念乗車証が配布され、1人1枚限り、計2,000枚を配布する予定。在庫がなくなり次第、配布終了となる。