女優の朝比奈彩が、7月スタートのABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『ランウェイ24』(ABC 7月7日スタート、 毎週日曜23:35~/テレ朝 7月6日スタート、毎週土曜深夜2:30~)で主演を務めることが30日、明らかになった。朝比奈は、連続ドラマ初主演となる。

  • 朝比奈彩 -ABCテレビ提供

このドラマは、航空会社・Peachの全面協力のもと、同社を舞台にLCCならではのコストマネジメントとサービス向上の両立に悩む社員たちの奮闘や、運航中のトラブルにスタッフたちが協力して立ち向かう姿を描いていくもの。朝比奈は、女性副操縦士・井上桃子役を演じる。

朝比奈は「最初は連続ドラマ初主演ということで、率直にうれしい気持ちでいっぱいでした。撮影が近づくにつれて日に日に不安も増えましたが、脚本を何度も読んで、監督やスタッフの皆さんとお会いして安心できました」と喜びを語る。そして、「この作品を通して井上桃子というキャラクターとともに自分も成長していけたらなと思います」とコメントした。

さらに「桃子は26歳で自分と同世代の女性なので、恋や仕事のことで悩む姿に共感できますし、見ている方にも共感してもらえる部分が多いと思います」と述べ、「夢を選ぶのか恋を選ぶのか、そしてキャプテンになれるのかなど、見守っていただけるとうれしいです}と呼びかけた。

朝比奈のほかにも、犬飼貴丈、白石隼也らの出演も発表された。犬飼は桃子の恋人役、白石はPeachに中途入社してきた副操縦士役を演じる。

犬飼は「このドラマに出演が決まったときに台本を読ませていただいたのですが、夢を追いかけることの素晴らしさをすごく感じて、見ていただく方々にもそういう風に感じてもらえればなと思いながら演じさせていただきたいと思います」とコメント。

白石は「空への憧れは人一倍ある方なので、パイロットの役と聞きそれだけで楽しみでした」と明かし、「航空業界への最大限のリスペクトを持ちつつ、観てくださる方に元気を与えられるようなエンタテイメント作品になれば良いなと思っています」と話した。

メイン演出を務めるのは、現役女子大生監督・松本花奈氏。松本氏は「桃子や徹也をはじめとするPeachのメンバーは皆、まっすぐだけど不器用で、初めはお互いぶつかったりもしますが、最終話までかけてゆっくりと視聴者の皆さんに彼女たちのことを好きになってもらえたら…と、そんなことを願っています」と語っている。