カラダノートは5月28日、「生活における意思決定についての意識調査(家計編)」の結果を発表した。調査期間は2019年4月10~16日、調査対象はカラダノートママびよりメルマガ登録者で、有効回答は1,656人。

  • 家計に不安がありますか?

    家計に不安がありますか?

子どもを持つ母親に対して家計に不安があるか聞くと、「かなりある」が19.3%、「少しある」が30.6%となり、計49.9%の母親が家計に不安を抱いていることがわかった。

家計の不安要因のうち、最も多かったのは「貯蓄」(29.7%)で、現在の貯蓄額が充分かどうかや貯蓄ができないことに対する不安の声が目立った。2位は「将来かかる費用」(25.4%)で、子どもの教育費や老後の生活への不安を挙げる人が多かった。3位は「収支のバランス」(16.1%)で、使いすぎていないか、このまま片働きでもいいのかといった声がみられた。

家計への不安度と最も相関が高かったのは「世帯年収」で、世帯年収が低いと不安度が高くなり、世帯年収が高いと不安度が低くなる傾向が確認された。中でも不安度が全体平均である49.9%を下回るラインは、年収800万円以上であることがわかった。

母親の就業状況についても、「時短勤務」「専業主婦」である場合に不安度との相関が高まる傾向がみられた。また収入・貯蓄の把握状況で、「お互いが知らない」「妻だけが把握している」状態に不安度との相関が高いことも明らかになった。