アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season2』(毎週水曜 21:00~)第7話が、きょう29日に放送される。
第7話では、タワーマンションの一室で女性の変死体が見つかり、浅輪直樹(井ノ原)ら特捜班が現場に駆けつける。鑑識によると、遺体の頭部には傷があり、死後数日が経っているらしい。
しかし、被害者女性はマンションの住人ではなく、身元が分からない。第一発見者は、この部屋を仕事場にしているシナリオライター・皆川(近藤公園)と妻・悦子(櫻井淳子)。沖縄旅行から帰ってきて遺体を発見したが、被害者と面識はないという。旅行中、民泊として部屋を貸し出していたという皆川の話を聞いた特捜班は、それに絡んだ事件ではないかと疑い、近隣住民に聞き込みを開始する。
エントランスにある防犯カメラの映像をチェックしていた矢沢英明(田口浩正)は、被害者が殺害前日からマンションに来ていたことをつき止めた。しかし現場に鍵はなく、住人ではない被害者がどうやって部屋に入ったのか、さらに、カメラの映像に映ったときには持っていたバッグが現場になくなっているなど、多くの謎も。
そんな中、班長・宗方朔太郎(寺尾聰)が被害者の身元を割り出す。被害者は落合美奈(上野なつひ)という名前の女性だった。その後、美奈のアルバイト先での聞き込みや、犯行当日の防犯カメラの映像を調べていくうちに、事態は二転三転。予想外の展開を見せる。
これまでは直樹&新藤亮(山田裕貴)、小宮山志保(羽田美智子)&村瀬健吾(津田寛治)、青柳靖(吹越満)&矢沢と、お約束のコンビで捜査をしてきた。しかし『特捜9 season2』では、宗方のアイデアで今までと異なるコンビで特捜班が捜査することも。
第7話では、直樹&志保、新藤&矢沢、村瀬&青柳というコンビで捜査を進めていく。なにかと対立することも多い村瀬と青柳がコンビを組んだことに、新藤や矢沢は「あのコンビで大丈夫なのか?」と心配の様子。
だが、村瀬&青柳コンビは、取り調べで絶妙なコンビネーションを見せる。『特捜9 season2』では、今までと異なるコンビで捜査を行うことで、新しい化学反応が生まれている。
また、直樹も「どんなに小さくても可能性があればすくってみる。それが特捜班かなと思って」と言うと、その言葉に賛同する特捜班メンバー。そして宗方も、「浅輪さんに任せておけば大丈夫ですよ」と直樹に絶大な信頼を寄せるのだった。
宗方と直樹の信頼関係、そして特捜班メンバーのチームワークによって、今回も事件を解決へと導いていく。