女優の浜辺美波が、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』(6月8日21:00~23:10)で、同番組初主演を務めることが29日、明らかになった。
浜辺が出演する物語は、シュールなアクション・コメディー『大根侍』。バスケットボール部のマネージャー・立川樹(浜辺)は、憧れの先輩・萩山翔(HiHi Jets/ジャニーズJr.の井上瑞稀)の大好物であるブリ大根を作るべく、大根の入ったレジ袋を提げ意気揚々と歩いていると、すれ違いざまに男(小手伸也)とぶつかってしまう。大根を刀のように腰に差していたその男は、いきなり大根で斬りかかり、大根の切っ先が樹の腕をかすめると、そこから血が。男は「決闘は1カ月後にしてやる」と告げて去り、樹は老人の元で野菜を武器に修行を始める…。
台本を読んで「読めば読むほど不思議すぎる世界が広がっていました」という浜辺。「今回は私の苦手な殺陣があり、小手さんにはたくさんご迷惑をおかけしたのですが、いつもお優しく、時にはこそっとご指導してくださり、最後まで助けられました。井上さんは実際の学校の同級生だったこともあり、緊張しがちな現場でリラックスできました」と感心する。
その小手は、2005年放送の『倦怠期特効薬』以来、14年ぶりの『世にも』出演。「“今度はどんな奇妙な世界に巻き込まれるのだろうか”とワクワクした気持ちで台本を読んでみたら、僕自身が“奇妙の正体”そのものでした(笑)。全力で身体も張らせていただきましたし、面白い内容になっていると思いますので、ご期待ください」と胸を張る。
そして、井上は「役柄がバスケ部のエースと知り、バスケの経験がなかった僕は急いでマイボールを買い、ストリートコートで練習しました。実は浜辺美波さんとは高校の時の同級生だったので、今回の先輩役には少し違和感を持ちましたが、優しくて面白いスタッフの方ばかりでとてもリラックスして撮影することができました!」と語っている。
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