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【この記事のエキスパート】
ふくふく動物病院 院長:平松 育子

ふくふく動物病院 院長:平松 育子

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院を2006年に開業。得意分野は皮膚病です。2019年4月より皮膚科と内科中心の病院を目指していきます。飼い主さまのお話をしっかり伺い、飼い主さまと協力し合いながら治療を進めていくように心がけています。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。


飼い主が不在でも、自動で新鮮な水を与えることができる自動給水器。水をあまり飲まない猫、万が一の災害時にも活躍してくれます。この記事では、お手入れ簡単なコードレス、衛生的なフィルター付きといった猫の自動給水器の選び方や、おすすめの商品をご紹介。

猫の水やりを自動で!
猫用自動給水器の選び方

ここからは、猫用自動給水器の選び方をご紹介します。

猫が飲みやすい高さかどうかをチェック

出典:Amazon

猫が飲むときに無理のない体勢で飲めるかチェックしてください。

高すぎると首を伸ばして飲むようになるため、飲まなくなってしまう可能性があります。反対に低すぎると、下を向いた、かがんだような体勢で飲まなければならないので、猫の負担になります。猫の体形や年齢にあわせて選ぶことも大切です。

子猫や標準体重の成猫の場合は、低めの給水器でも問題ないでしょう。しかし、体格の大きな猫や高齢の猫には、かがまなければならない低めの給水器は飲み込みにくく、むせてしまう可能性があるため、おすすめできません。なかには高さ調節ができる商品もあるので、あわせてチェックしてみてください。

なお、高さのある自動給水器は猫がひっくり返すことがあるので気を付けましょう。

猫のヒゲが当たらない大きさを

猫は口の周りにヒゲがありセンサーの役割をしています。水を飲んだり、フードを食べたりするときにもこのセンサーであるヒゲが当たることを嫌う傾向がありますので、広いものを選びましょう。

猫はもともと水をたくさん飲む動物ではありませんが、あまり飲まないと心配されている場合は、容器の広さや深さなどが問題かもしれません。

自動給水器のタイプで選ぶ

猫の自動給水器には、おもに循環式とディスペンサー式があります。

いつでもキレイな水が飲める「循環式」

出典:Amazon

循環式給水器は、モーターにより水が循環し、フィルターでろ過されたきれいな水を飲むことができるタイプです。フィルターで水の汚れを除去するので、フィルター交換や細かなパーツの汚れを定期的にお手入れする必要があります。

電源不要でお手入れ簡単な「ディスペンサー式」

飲んだ分だけディスペンサーからつぎ足しされるタイプは、循環式に比べるとお手入れ簡単で、安価です。置き場所も考えず、電源がいらないのも魅力。ディスペンサーのなかの水換えはこまめに行う必要があります。

お手入れのしやすさをチェック

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愛猫が飲む水を新鮮にたもつためには、自動給水器のお手入れは欠かせません。循環式の場合はとくに、フィルターの交換などきちんとお手入れする必要があります。ちょっとした隙間にもカビや水垢は溜まってしまうため、パーツが全て取り外せるものやパーツがシンプルで隅々までしっかりと洗えるものがおすすめです。

こまかいパーツ交換など、メンテナンスが大変だと負担になってしまうので、なるべくかんたんな構造のものを選ぶとよいでしょう。

静音性もチェック

出典:Amazon

うちのこエレクトリックのプラスアクアはコードレスでお手入れも楽ちん!静音性にも優れています。

給水器のなかには、音の静かなポンプやモーターを採用しているタイプもあります。猫は音に敏感な動物なので、できるだけ作動音が静かな機種を選びたいところ。作動音がうるさいと、猫が水飲み器に近づかなくなる可能性もあります。夜間に自動給水器を利用する機会が多い方も、ぜひ音の静かさにも注目してみましょう。

なかには、モーターの回転数を変えることができる商品もありますよ。

動物病院院長からのアドバイス

【エキスパートのコメント】

給水器には電気を用いるものと、用いないものがあります。それぞれに特徴がありますが、ほとんどの循環型自動給水器にはフィルターが設置されていますので、決め手は猫の性格や年齢、体格とお手入れのしやすさになってくると思います。

怖がりの猫の場合はモーターの音を嫌がるかもしれません。そのようなときには、水を飲んで減った分が供給されるタイプのものが向くでしょう。子猫には低めのものを、高齢猫や体格の良い猫には高めのものにして、かがまなくても水を飲めるものを選んであげましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)