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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
好きな形の氷を作れる製氷皿。アイスキャンディーを作ったり、スープやだし、離乳食を小分けにして冷凍したりできる便利アイテムです。この記事では、製氷皿の選び方とおすすめをご紹介。取り出しやすいシリコン製や大量に作れるもの、かわいいキャラクター型などもピックアップしています。
氷だけでなく離乳食にも使える!
製氷皿の魅力
製氷皿は、いろいろなものに活用できる便利なアイテム。さまざまな形の氷がつくれる製氷皿を使えば、ジュースやカフェオレなどを凍らせて、かわいい形のアイスやシャーベットが作れます。
離乳食やだし、野菜ペーストなどを小分けにして冷凍保存するという活用技も。また、耐熱性の素材の製氷皿は、お菓子づくりのためにオーブンで使うこともできるすぐれものです。
素材・形・サイズをチェック!
製氷皿の選び方
製氷皿にはいろいろなタイプがあります。選ぶうえでのいくつかのポイントを解説します。
【1】素材
【2】形状
【3】サイズ
【4】作れる数
【5】機能
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】製氷皿の素材で選ぶ
製氷皿の素材によりメリットが異なります。それぞれの特徴を解説していきます。
シリコン製|氷が取り出しやすく種類も豊富!
シリコン製の製氷皿は素材がやわらかいため、氷が取り出しやすいのがメリットです。製氷皿のデザインやカラーリングもかわいいものが多く、キッチンをより彩り豊かにしてくれます。
また、いろいろな形状の氷がつくれるのがシリコン製のメリット。キャラクターの形や丸型・星型など、好みに合わせて選べます。さらに、耐熱性があるところもポイント。氷やシャーベットだけでなく、レンジやオーブンで製氷皿を使ったお菓子づくりも可能になります。
プラスチック製|お手頃な安い価格が魅力
リーズナブルな価格で手に入れられるのがプラスチック製の製氷皿です。容器がしっかりしており使いやすく、洗浄などの手入れがかんたんなのも大きなポイント。
製氷の速度もシリコン製より早く、よい性能を発揮してくれます。できあがった氷は、製氷皿の底に水をかけて取り出すようにすると、容器をひねって破損してしまう危険を回避できます。
金属製|氷を短時間で作ることができる
金属製の製氷皿は熱伝導性が高いので、より氷を早く作ることが可能になります。たくさんの氷を使う大家族などは、氷の使用量も多いので、製氷スピードが高い金属製がおすすめです。
大きめのサイズの氷をつくるのに適している素材で、かき氷用の大きな氷や、クーラーボックスに入れるための氷などにぴったりです。濡れた手で触ると手が容器にくっついてしまうのに注意しましょう。
【2】氷の形状で選ぶ
丸型や四角型やスティック型など、いろいろな形状の氷をつくれる製氷皿があります。それぞれのメリットを紹介します。
丸型・ボール型|溶けにくく、ドリンクをお洒落に見せる
丸い氷は表面の面積が少なく、より溶けにくい形状です。バーでロックグラスに入れられて出てくるのはグラスにぴったり合ったサイズのボール型。
バーでは、バーテンダーがアイスピックで丸い形に成形しますが、丸型の製氷皿があれば、自宅でかんたんにバー気分を味わえますよ。また、ジュースを凍らせて、丸いシャーベットをつくれば、子供も喜んでくれるでしょう。
四角・キューブ型|省スペースで製氷できてバリエーション豊富
一般的な家庭用冷凍庫でつくる氷の形ですが、四角形のサイズにはいろいろなバリエーションがあります。素早く冷やして飲みたいドリンクには、よりサイズの小さいものがよく、じっくり味わっていただく飲み物は、溶けてしまうまでに時間がかかる大きなサイズの氷がぴったりです。
省スペースでより多くの量の氷をつくれるところがすぐれています。
【エキスパートのコメント】
製氷皿は、小分けにした調味料やだし、スープなどの液体や、ねぎのみじん切りなど食材の冷凍にも使えます。だしやスープ用には大きいサイズのキューブ、おろししょうがやにんにくには小さめのキューブを使うなど、いくつかサイズがあると便利。ニオイの強いものは氷とは併用できないので、調理用に別に用意しておくとよいでしょう。
また、コーヒーや紅茶、ジュースなどの氷を作っておくと、飲み物が薄まらず便利です。コーヒーの氷を牛乳に入れてカフェオレにするといった使い方もできます。いろいろな工夫で活用してみましょう。
デザイン性のある形|シーンに合わせて楽しめる
クラッシュ形などの小粒型でつくる小さい氷は、手早く飲み物を冷たくできます。大きいサイズのキャラクター型やお花や動物がモチーフになっている氷は、鑑賞しながら、じっくりたのしみたいときにちょうどよいでしょう。
三角形のヘンテコな形の氷は、パーティーなどで雰囲気を華やかに盛り上げてくれるのに使えます。スティック状の氷は、口の狭い水筒などにも入れられて便利です。
【エキスパートのコメント】
製氷皿で作る氷の大きさは千差万別です。
大きなキューブはゆっくり溶けて飲み物が薄まらないメリットがありますが、凍るまでに時間がかかります。逆に小さい氷はすぐ凍りますが、溶けるのも早いので、用途に合わせてサイズを決めましょう。
ほかにもクラッシュアイスやウィスキー専用の氷が作れるもの、ペットボトルの口から入れやすいスティック型の氷、さまざまなキャラクターが作れるものまで、氷の形は多種多様です。楽しみながら探してみてください。
【3】製氷皿のサイズで選ぶ
製氷皿は、注文する前に必ず自宅の冷凍庫に入るサイズかチェックしましょう。実際に商品が届いてから「冷凍庫に入らない!」という事態になりかねません。冷蔵庫内の冷凍庫のスペースが限られているなら、小さなスペースで氷をつくれるサイズの製氷皿にしましょう。
ロックグラスで使うような、丸型の製氷皿の場合は、冷凍庫のスペースを確保できるかどうかをまずチェックしてからにしてください。大きな氷は凍るまでにより時間がかかってしまうことも考慮しなければなりません。
【4】製氷皿で作れる氷の数で選ぶ
大家族なら、大量の氷が一度に必要となることも多々あることでしょう。製氷皿で一度につくれる氷の数は決まっていますから、より多くの氷を一度に作れる仕切りの数が多いタイプの製氷皿にしましょう。
仕切りは、大きなひとつの氷をつくれるタイプから一度に100個以上の氷をつくれるものまでいろいろな種類がありますので、ご家庭の事情に合うものをチョイスしてください。
【5】製氷皿の機能で選ぶ
蓋付きの製氷皿は、中身がこぼれるのを防ぐだけでなく、冷凍庫内の臭いが氷に付着してしまうのを防げます。また、重ねて収納できるので、よりスペースの有効活用が可能。
ボックス付きなら、氷のつくり置きがよりスムーズにでき、たくさんのストックを大きいボックスにつくれます。衛生面重視なら、食器洗浄機が使えるタイプの製氷皿がおすすめです。
生活コラムニストからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
普段づかいか、楽しさを重視するかで製品を選ぼう
製氷皿を探す目的は人によってさまざまです。普段使いの氷を作りたいという人は実用性重視で選びましょう。
自動製氷機能つきの冷蔵庫をお使いの人の場合は、キャラクターの氷やお酒専用の氷を作りたいなど、プラスアルファの機能を求めて探すケースが多いと思います。この場合は、多少実用性に欠けても「楽しい」と思えることが大事な選択ポイントのひとつです。
当たり前に四角いと思っていた氷の形が変わるだけでも、ワクワクしたり、食卓の会話がはずんだりすることも多いものです。実用と娯楽のバランスを上手に取って、楽しく選んでみましょう。