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【この記事のエキスパート】
文房具ライター:きだて たく

文房具ライター:きだて たく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。

極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。

文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。


ボールペンなどで書いた文字を消せる修正テープ・修正ペン。この記事では、修正テープ・修正ペンの選び方とユーザーイチオシの商品、MONOやトンボ、コクヨ、ロルバーン、プラスといった、各文房具メーカーから選んだ人気おすすめ商品をご紹介します! 極細タイプやカラー付きなどもあります。

修正テープ・修正ペンの注意点

出典:Amazon

修正テープや修正ペンは、とても便利な文房具ですが、いつでも使ってよいというわけではありません。たとえば、公的な書類であれば修正は赤字で訂正する必要があり、修正ペンの出番はありません。

また、修正したあとがはっきり残るため、履歴書などでも使わない方がよいでしょう。まずは、修正テープや修正ペンを使用して良い書類かどうか確認してから使いましょう。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

修正テープと修正液は使い分けると便利

修正テープと修正液は、どちらもボールペンなどの筆記の誤りを修正する道具ですが、実はそれぞれ使用に適したシーンは異なります。

修正テープは罫線に沿って書かれた数文字から1行をまとめて消すのに最適ですし、修正液はピンポイントで使えるので、1文字だけの微修正やイラスト・図表の修正に効果を発揮します。つまりどちらか片方を選ぶのではなく、どちらも持っておいて、使い分けるのが便利です。

修正テープの選び方

まずは修正テープからご紹介します。

学校やオフィスなどで文字の修正時に役立つ文房具「修正テープ」ですが、「なんとなく」で選んでいませんか?修正テープを変えるだけでも、作業のストレスがグッと軽減されることもありますよ。ここからは修正テープの選び方をご紹介します。ポイントは下記のとおり。

【1】テープを引く方向
【2】テープの幅
【3】ヘッドタイプ
【4】「詰め替え」か「使い切り」か
【5】「たるみ防止」があるか

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】テープを引く方向をチェック

修正テープの場合、テープを引く方向によって、使い勝手が異なります。さっそくチェックしていきましょう。

スタンダードな「縦向き」

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主流なのが縦引きタイプです。平らな箇所の紙に筆記した文字を修正する用途なら、このタイプで間違いありません。基本的に縦に動かすようにデザインされていますが、ノートの角度を調整すれば、どんな向きの文字でも修正できます。

文房具屋さんでもたくさんの種類の縦引き型修正テープがありますので、選びやすいというのも利点のひとつです。

左利きの人におすすめの「両引き・横引き」

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筆記した文字だけでなく、複雑な箇所を修正する必要があるケースなら、両引きや横引きタイプの修正テープがよいでしょう。グラフや表やイラストなど、テープを自由な方向に動かしながら、消したいところだけ修正テープが貼り付けられるようにできるので使いやすいです。

また、左利きの方なら、縦引きタイプの動作方向へ動かすのが難しいですよね。両引きや横引タイプを使うと、スムーズに修正作業ができるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。

【2】テープの幅をチェック

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修正テープのテープ幅を決めるには、普段使っているノートの罫線の幅を確認するとよいでしょう。罫線幅と同じ太さなら、修正した箇所だけ罫線が消えてしまうことになりかねないので、罫線幅より約1ミリ程度細い修正テープを選択しましょう。

罫線ノートを使わないケースなら、文字サイズに合わせると◎。修正テープの幅が文字に対して小さすぎるなら、テープを重ね貼りしなければなりません。逆にテープ幅が大きすぎると、周囲の文字にも影響を与えてしまうことになります。

【3】ヘッドタイプをチェック

修正テープには、豊富なヘッド形状のタイプがあります。それぞれのおすすめポイントを紹介します。

簡単に使えて持ち運びに便利「ノック式」

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修正テープのノック式のヘッドカバーは、製品内部にテープのヘッドをしまい込めるのがポイント。使うときにワンタッチでヘッド部を出して使えるので、片手で操作できるのがうれしいポイントです。

まだまだノック式の修正テープのラインナップは少なめですが、筆記中の修正をどうしても片手でかんたんに行いたいなら、このタイプがぴったりです。

消しくずなどが散らかりにくい「キャップ式」

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キャップ式のボールペンと同じように、修正テープのヘッド部分をキャップによって保護するようになっているタイプがキャップ式です。キャップさえしていれば、ペンケース内でも消しカスなどの細かなゴミが散乱してしまう心配がありません。

キャップをなくしてしまう癖がある人以外なら、かんたんに使いこなせるアイテムです。

すぐに使える「スライド式」

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キャップが本体にくっついていて、スライドさせることで修正テープのヘッド部分を保護できるようになっているのが、スライド式です。スライドレバーでヘッド部分を製品内部に収納できるようになっているタイプもあります。

キャップ式と違って、カバー部分が本体と一緒になっているので、カバーを失くしてしまう心配がありません。ただし、スライドが何かのタイミングで勝手にオープン状態になってしまうと、ヘッド部分にゴミが付着してしまう可能性があるので注意しましょう。

キャップの紛失を防ぐ「カバー式」

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スライド式と同じように、キャップ式の弱点であるキャップ紛失が起きないように工夫されたアイテムです。スライド式と異なり、カバー部分の端が本体との接点となり、接点を支点として開閉する方式になっています。

スライド式と同様、カバーがペンケース内で勝手に開いてしまわないようにしっかりとカバーを固定すると問題なく使えます。

手帳やノートには「小さいヘッド」

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ヘッド部分がコンパクトになっているタイプなら、修正している箇所をよく確認しながら修正テープを貼りつけられるので、余分にテープを貼りすぎてしまうことを防げます。

貼りすぎてしまうと、貼った部分の一部を剥がすという作業が発生してしまい、時間のロスが多くなりがちです。小さいヘッドなら、確実に必要な箇所にだけ修正テープを貼れるので、無駄なく筆記作業がはかどります。

【4】「詰め替え」か「使い切り」かチェック

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詰め替えタイプの修正テープは、使用頻度が高い方にとって高コストパフォーマンスになります。また、ゴミ削減ができ、エコにも貢献できるのもポイントです。ただし、詰め替え時に分解が多いものは避けた方がよいでしょう。なるべくかんたんにセットできるものを見つけてみてくださいね。

使い切りタイプは、面倒な取り換え作業なしで使えるのがメリット。まだお気に入りの修正テープを見つけていなくて、いろいろなアイテムを試してみたいなら、使い切りタイプにしましょう。

【5】簡単に直せる「たるみ防止」があるかチェック

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「修正テープがからまって直し方がわからない」という経験がある方も多いはず。簡単にたるみを直せる機能があると安心です。

修正テープのロールがたるんでしまうと、スムーズな作業ができなくなります。たるみを防止する機構を備えているタイプのアイテムなら、きれいに修正テープ貼りつけが可能に。

使用後に自動でたるみを巻き取ってくれるタイプや、テープの先端が伸びてたるみを解消するタイプなどがあります。また、手動でロールを巻けるようになっていて、自分でたるみを伸ばせるタイプも人気です。

修正ペンの選び方

次に、修正ペンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。

【1】筆記具のインク
【2】ボールペンの太さ
【3】速乾性

こちらも、上記のポイントをおさえることで欲しい商品がみつかります! チェックしていきましょう。

【1】筆記具のインクをチェック

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修正液は、インクの種類で使い分けられます。水性サインペンや万年筆などの水性インクの文字を修正するなら、水性油性両用タイプにしましょう。

両用タイプ1本で両タイプのインクをカバーできますが、きれいに油性インクを修正したいなら、専用の油性インクタイプの修正液がおすすめ。より高いカバー力で、マーカーなどで濃く筆記された箇所でも、しっかりと消してくれます。

【2】ボールペンの太さをチェック

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修正液は、テープと比べて乾燥に時間がかかるといったデメリットがありますが、1文字だけピンポイントで消したいときや、イラストや図面・表の修正には欠かせないアイテムです。細かな修正作業に使うのであれば、ペン型の極細タイプがおすすめです。

ただし、とにかく細い方がいい、というものでもありませんので、商品選びの際は、常用しているボールペンよりも0.2mmほど太い径のものを選ぶと修正しやすいでしょう。

【3】速乾性をチェック

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修正液は、使用したあとに液が乾くのを待つ必要があります。なかなか乾きにくいタイプのアイテムなら、筆記を再開するまでに、時間を要してしまいます。速乾性のあるタイプの修正ペンなら、すぐに修正の筆記をはじめられるのがポイント。

また、書類を重ねる必要があるようなケースでも、速乾性のある修正液なら、乾いたかどうかを心配することなく重ねられるのもメリットです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)