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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー・防災士・福祉住環境コーディネーター2級:鈴木 ひろ子
DIYアドバイザーを取得後、NHK「住まい自分流」の番組講師出演。
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW:10回、日本ホビーショー:2回、イベントDIY講師:公民館・ホームセンター・小学校・生涯学習などで、DIY講師を行いDIY普及に貢献しています。
また、「快適住まい」をモットーに高齢者やお子様にやさしい住まいを提案しています。
最近特に注目の女性も取り組みやすいDIYも提案しています。
地域の防災アドバイザーをしています。
この記事では、いざという時に必要な「防災用ホイッスル」の選び方とおすすめ商品をご紹介。災害時や緊急時に役立つライト付きや大音量ホイッスルなどを厳選しました。持ち運びしたくなる、おしゃれでかわいいデザインもありますよ。
防災用ホイッスルはなぜ必要?
防災用ホイッスルは、レスキューホイッスル、防犯笛などとも呼ばれ、自分の居場所を音で知らせる災害用のグッズとして防犯用にも使用されます。
子供や女性はとっさのときに大声を出して助けを呼びにくいこともありますが、ホイッスルがあれば、危険を知らせることができます。
また、災害時はエレベーターや屋内などに閉じ込められ救援を待たなければならないシーンも多くあります。そんなときに大声で叫び続けなくても、ホイッスルを吹くことで救援者に居場所を知らせることが可能です。
防災用ホイッスルの選び方
防災士の鈴木ひろ子さんへの取材のもと、防災用ホイッスルの選び方を紹介します。ポイントは以下です。
【1】携帯しやすいサイズ・重さ
【2】音量の大きさ
【3】吹きやすさ
【4】付加機能や便利機能
【5】壊れにくい素材
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】携帯しやすいサイズ・重さのホイッスルを選ぶ
ホイッスルはつねに携帯してこそ意味を成しますから、持ち歩くのに邪魔にならないような小型サイズのものがよいでしょう。防災ポーチに収まる小さい笛や、キーホルダータイプのものは、ふだんから携帯用として持っておくにはぴったりです。
ネックストラップタイプのものは、すぐに取り出せるので、登山のときなど、緊急性が高い用途の場合により便利に使えます。
【2】音量が大きいホイッスルを選ぶ
大音量で助けを呼べるホイッスルなら、助けを呼ぶ力がないときでも大いに役立ってくれます。いくつかのチェックポイントを見てみましょう。
周囲の雑音に紛れにくいかチェック
災害時は、なにかといろいろな雑音で騒がしい状態なので、助けを呼ぶ声が届きにくいことも。ホイッスルを選ぶなら、雑音のなかでも音をキャッチしてもらえる高音域の音が出せるアイテムがよいでしょう。
2,000Hz以上の音が、人間にとって聞き取りやすい音域です。人間には、低音域の同程度の音量の音よりも、高音域の音のほうがよく聴こえます。そのため防災用ホイッスルも音が高いとより聞こえやすいホイッスルになります。
音が届く距離が長いかチェック
音がより遠くに届くなら、より多くの救助者の耳に助けを求める音が聞こえるようになります。音は空気を伝わっていく間に音圧が弱くなり、音が小さくなってしまいます。
周波数が低いと音圧が減りにくくなり、周波数が高いと音圧が比較的失われやすくなるわけです。
つまり遠くに届かせたいなら、低い音が出るホイッスルのほうがよいでしょう。
【3】吹きやすいホイッスルを選ぶ
助けを求める状況に陥ったときには、すでに力が出せなくなっていることも。笛を吹く力が弱くても、大きな音を発せられることが防犯・防災用のホイッスルには求められます。
音が出やすいように形状などが工夫されているなら、長時間にわたって助けを呼ぶときに疲れず呼び続けられるので実用的です。
【エキスパートのコメント】
子供が楽に使えるかもチェック
子どもは大人に比べて、ホイッスルを使うことになる場面が多いのではないでしょうか。遊んでいてどこかから出られなくなるなど危険な場面に遭遇(そうぐう)したとき、ホイッスルがあれば大きな音で知らせることができます。
もちろん、子どもに限らず大きな声を出しにくい方でも、ホイッスルを使えば周囲に届く音を出すことができます。
また、LEDライトつきのホイッスルは、自分の居場所を光でも教えてくれるので心強いです。
【4】付加機能や便利機能で選ぶ
防災用のホイッスルには、緊急時により便利に使えるようにさまざまな工夫が施されているものがあります。
LEDライトつき
音だけでなく、ライトの光で自分の居場所を伝えられるようになっているタイプのホイッスルがあります。光で居場所を知らせることができれば、夜間で騒音があるなかでも救助を要請するときに見つかりやすく、一役買ってくれるでしょう。
また、救助を待っているあいだ、手元の明かりになってくれるため、周りを確認するなどの用途にも使えて便利です。
電子式
自分で笛を吹く鳴らし方だけでなく、最近は電子式のタイプが出回ることで、防災グッズの選択肢が以前より増えました。
電子式の防災用ホイッスルは、電池が必要ではあるものの、ホイッスルのボタンを押せばすぐに大音量で周囲に知らせてくれるという手軽さも魅力的です。
また、スポーツや登山をする際、防犯ブザーとして使う場合にも便利でしょう。
ストラップやカラビナ付き
いつも身近に置いておきたいので、ストラップやカラビナ付きが便利です。携帯やカバンにつけるなど、とにかくすぐ手の届くところに置くことが重要です。せっかくのホイッスルも、すぐに使えなければなんの役にも立ちません。
【5】壊れにくい素材を選ぶ
災害はいつやってくるかわかりません。いざホイッスルを使おうとしたときに壊れていたら、自分の居場所を周囲に伝えることができません。
やはり素材をしっかりとチェックして買うのがポイント。壊れにくい金属や強化プラスチック製を選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)