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【この記事のエキスパート】
カラーコーディネーター・イメージコンサルタント:川島 彩子
インポートブランドのショップスタッフ時、人それぞれに「似合う色」「デザイン」がある事を知り「色」と「ファッション」について専門的に学び独立。
現在は、カラーコーディネーター育成や、企業、地方自治体等が主催するファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合いT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。
また、ファッションに限らず、すべてのアイテムに「色」がある事から、 “整理収納アドバイザー” “照明コンサルタント”の資格を習得し、住宅展示場やインテリアメーカーショールーム等でインテリアカラーコーディネートセミナーを実施し、暮らしをより豊かに快適にする「空間カラーコーディネート」も人気を得ている。
食卓としてだけではなく、作業机やリビング学習用の勉強机として欠かせないダイニングテーブル。本記事では、ダイニングテーブルセットの選び方とおすすめ商品を紹介。人気のIKEAの商品や、おしゃれで安い商品、2人~4人掛けに対応している商品など厳選しました。
ダイニングテーブルセットを選ぶメリット
食事をしたり、テレビを見ながらのんびりしたりなど、自宅のくつろぎの場所であるダイニングでもっとも存在感のあるダイニングテーブル。家具としてのサイズも家のなかでは大きな部類に入るだけにお部屋の印象を決めるアイテムです。
もし引っ越しやリフォーム後に家具を新調するのであれば、最初にダイニングテーブルを検討し、ダイニングテーブルに合わせて照明やそのほかのアイテムをチョイスするのがよいでしょう。
リーズナブルなものは海外生産のものが多いですが、ダイニングルームのメインアイテムですから、細部にこだわった国産のテーブルもおすすめです。ヴィンテージ感のある天板のラインナップもあります。機能性で選ぶのであれば注目したいのがセラミックの天板。熱に強いので熱い鍋を直接置いても変色や変形がありません。
お部屋の雰囲気を北欧風にしたいのであれば無垢材をつかったシンプルなテーブルがベスト。人気ブランドの無印良品やIKEA(イケア)、ニトリにはおしゃれでナチュラル志向のテーブルもありますよ。
ダイニングテーブルセットの選び方
それでは、ダイニングテーブルセットの基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】サイズ
【2】形状
【3】チェアの形状
【4】デザインや機能性
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
ダイニングテーブルを選ぶ最初のポイントは大きさを決めること。天板の形や脚のつき方などの形状によってサイズ感は変わってきますが、部屋に余裕があれば少し大きめのサイズを選ぶと快適に使うことができます。
サイズ選びにはお部屋のサイズからと着座する人数から想定するサイズの両面から検討するとよいでしょう。大きさ選びのポイントを解説します。
お部屋の広さに合ったサイズを
大きさを選ぶポイントのひとつ目はお部屋にマッチしたサイズであるかという点です。限られたスペースに大きなダイニングテーブルを置くと部屋のなかでの導線が変わってしまい移動しにくかったり、すれ違いしにくかったりと快適さを損ないます。
ダイニングテーブルに人が座った状態で後ろを歩くことができるかが目安になります。
使用する人数に合ったサイズを
ダイニングテーブルに何人が座るかという点もチェックしてサイズを選びます。
2人まで座る場合は幅60cm以上が目安、3~4人座る場合幅120cm以上なら使い勝手がよいでしょう。5人以上が座る場合は幅180cm以上ならラクに使うことができます。お部屋のサイズに対してのバランスを見ながら大きなサイズをチョイスするとよいでしょう。
【2】形状をチェック
ダイニングテーブルのメインともいうべき天板の形状には、正方形、長方形、円形、楕円形などがあり、ほかにも天板自体が伸縮するタイプもあります。
もっともポピュラーなのが長方形。ふたりまでなら正方形でもよいですが、来客時などを考えるなら長方形の方が使いやすいでしょう。日常は省スペースでと考えるなら、伸縮タイプもおすすめ。長方形タイプは、発売されている数も多いので、たくさんのデザインから選べるのもメリットがあります。
円形や楕円形はお部屋のアクセントになり、位置が固定化されませんからイスさえあれば多めの人数にも対応できます。円形は長方形より必要なスペースが大きくなるので、その点だけ注意しておきましょう。
【3】チェアの形状をチェック
ダイニングテーブルセットにはチェアが同梱されます。テーブルと同様の素材だったり、色合いだったりでコーディネートされ統一感を出せるようなチェアが用意されていますが、座り心地はさまざまです。ダイニングテーブルで快適に過ごせるかを大きく左右するチェアの背もたれと座面についてチェックポイントを確認しましょう。
背もたれは座り心地とインテリアとの相性に合わせて
背もたれは、背の高いハイバック、低いローバック、その中間のセミハイバックがあります。背もたれのないベンチタイプも最近では人気があります。背面にカーブがあると、身体の沿うように支えてくれるので座り心地がよくなります。可能であればいろいろと座ってみるのがよいでしょう。
背もたれの高さがあると重厚で豪華な印象になり、逆に低いとカジュアルでシンプルモダンなインテリアにマッチします。
快適に過ごすために座面の素材にもこだわって
座面にはファブリックを使い、内側にクッション性のある素材を入れているもの、木やステンレスなどさまざまなタイプや素材があります。クッション性が高ければ長時間の着座もつかれません。
小さいお子さんがいるなら布張りは選ばず、撥水性のある素材やコーティングが施された座面を選んだほうがお手入れがしやすくなります。
【4】デザインや機能性をチェック
ダイニングテーブルセットはシンプルなものから快適性を高める機能が装備されたものまでさまざまあります。天板がテーブルの大半を占めるため、天板の素材選びは重要です。インテリアをどういう方向性にしたいかによって素材を決めましょう。
また、テーブルでいつも必要だけど、不要なときには手軽に収納したいのであれば、引き出しつきがおすすめ。素材や機能のチェックポイントを確認しましょう。
インテリアになじむおしゃれな「素材」を選ぼう
おすすめの素材は無垢材。素材の美しさを楽しむことができ、どのようなインテリアにもマッチします。無垢材は表面が劣化してきてもお手入れすることで元の状態に近づけることができ、経年劣化によるキズがついてもヴィンテージのような愛着をもつことができます。
ナチュラル志向のカフェっぽくしたいならオーク。広めの天板であればそれだけでおしゃれになります。アメリカンな雰囲気を作ってくれるのは木目の濃淡があまりないビーチ、ホワイトリンバ、ブラックチェリー。
アジアンな雰囲気を出したいのであればアカシアやウォールナットがよいでしょう。最近ではアイアンの脚部との組み合わせがトレンドで高級感も演出できます。
スペースを有効活用できる「伸縮型」もおすすめ
日頃はふたりで使うのでそれほど大きなサイズはいらないけど、来客時の対応やテレワークなどの作業をしたいので広く使いたいなどがあれば、必要に応じて天板のサイズを変更できる伸縮型がおすすめです。
天板の下に重なっていてそのまま伸ばす天板伸長式や、補助天板取り外し式、バタフライ式などさまざまな方法がありますので、どのような使い方をしたいのかをあらかじめ想定しておくとよいでしょう。
エキスパートからのアドバイス
目的と空間イメージを具体的にして絞り込みを!
【エキスパートのコメント】
ダイニングテーブルは、素材によっては汚れやすいというデメリットがありますが、これはテーブルクロスを使用するなどの工夫で緩和されます。
それよりも、「どのような空間で、どのように暮らしたいのか」という点に着目し、具体的にダイニングテーブルを使用しているときのことを想像して選ぶようにしましょう。そのほうが好みに合ったものを選べます。
ダイニングテーブルで食事をする、新聞を読む、パソコンをする、メイクをするときを想像してみてください。それから、使うシーンや人数にあう机の大きさと、好みのインテリア空間イメージに合うものをいくつか選んでみましょう。
そこからお部屋の広さに合った大きさやデザインはどれかを考えれば、数あるダイニングテーブルのなかから購入すべき1品が見つかります。このようにして選べば、毎日の暮らしを豊かにするダイニングテーブルと出会うことができるでしょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
ダイニングテーブルで人気のメーカーやブランドの特徴をチェックしましょう。リーズナブルで豊富なラインナップがそろうニトリ、北欧らしいシンプル&ポップがそろうイケア、トレンドの感度が高いロウヤ、シンプルイズベストな無印良品について紹介。
それぞれ価格はリーズナブルでありながら、機能的で定番のラインナップもあることから買い足しもしやすいメーカー・ブランドです。
ニトリ
総合インテリアメーカーであるニトリは、テーブルやチェアの単体も豊富ですが、なによりダイニングテーブルセットが充実しています。
豊富なサイズのラインナップのみならず、ナチュラル志向、モダン、重厚なタイプなどの雰囲気別の違いから、ローチェアやハイチェア、ソファータイプといった使い勝手を左右するデザインの違いなども豊富にラインナップされます。カラーラインナップも豊富で価格もリーズナブルです。
IKEA(イケア)
北欧、スウェーデンの総合インテリア量販店であるIKEA(イケア)。イケアはどのアイテムもデザイナー名が公表されており、デザイナーのこだわりの深さを知ることができます。
北欧のブランドらしく、ナチュラル志向の無垢な素材を活かしたラインナップが多いですが、メラミンで仕上げられた日本のメーカーにはあまりない、ポップな色彩のダイニングテーブルセットもあり、懐の広さを感じることができるでしょう。
LOWYA(ロウヤ)
家具・インテリアのインターネット通販をおこなう「LOWYA(ロウヤ)はトレンド感のある多彩なラインアップが魅力です。
ナチュラル、シンプル、北欧、モダンなどの各ジャンルで今っぽいダイニングテーブルセットをそろえています。自然な色合いのナチュラルな木目を活かしつつ、ファブリックをアクセントにしたセットや、ヴィンテージ感のあるダークなウッドに無骨なアイアンを組み合わせたカフェのようなセット、テーブルサイドにラックを備えた機能的なセットなど、リーズナブルな価格も魅力な品ぞろえです。
無印良品
ひとり暮らしや若いカップルに人気の無印良品は、シンプルでナチュラルなダイニングテーブルセットがそろいます。ダイニングルームとリビングルームを兼ねるような部屋使いの人にうってつけなソファダイニングセット「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」が人気。食事はもちろん、テレビを見たり、読書をしたりなどの使い方にピッタリです。
どのダイニングテーブルセットもシンプルの極みというべきデザインが無印良品らしさを主張しています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)