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【この記事のエキスパート】
アウトドア&旅ライター・編集者:大森 弘恵
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。
現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。
趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。
キャンプやピクニックなどのアウトドアだけでなく、公園・遊園地・プールといったレジャーにも役立つキャリーカート(キャリーワゴン)。コールマンをはじめ、折りたたみ式、軽量モデル、子供乗せできるタイプなど多数の商品が発売されています。ここでは、キャリーカートの選び方とおすすめ商品を紹介します。
キャリーカートとは?
キャリーカートとは、アウトドアやキャンプで、テント・バーベキューセット・食材といった、さまざまな荷物をひとまとめにして運ぶためのカート。重いものから、体積が大きく持ちにくいものまで、一度に運べることが大きな魅力です。
一見、キャリーカートは、あったら便利だが、なくても平気のアイテムだと感じます。しかし、キャンプ場が駐車場から遠い場所であることも多く、また、キャンプ用品の一つひとつに重量があることからも、アウトドアシーンになくてはならないアイテムです。
もちろん、アウトドアだけでなく、ショッピングなどで購入商品をひとまとめに運んだり、引っ越しの際、荷物の運搬にも便利です。
キャリーカートの選び方
キャンプなどのアウトドアシーンで活躍したり重たい荷物の運搬に役立つキャリーカート。とはいえキャリーカートの大きさや形、特徴、タイプなど商品によってさまざまでどれを購入したらよいか迷う方も多いのではないでしょうか。ポイントは下記の6つ。
【1】耐荷重を選ぶ
【2】サイズで選ぶ
【3】収納スペース・ボックスの形で選ぶ
【4】タイヤで選ぶ
【5】持ち手の形状を選ぶ
【6】機能で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】耐荷重を選ぶ
クルマを乗り入れることができないキャンプサイトや、バーベキュー場への荷物運びに便利なのがキャリーカートです。
キャンプやバーベキューで使用する道具は、ものや人数によって重さは異なります。
4人で参加すると仮定すると、クーラーボックスが15kg、水タンクが10kg、テーブルとチェア4脚で8kg、バーナーやバーベキューグリルは5kg、テントとタープは各10kgほどの重さとなるので、デイキャンプなら合計40kg以上、1泊のキャンプならさらに寝袋やランタン、マット類も加わるので合計80kg以上を持ち運ぶことになります。
何度かに分けて運ぶにしても、キャリーカートの耐荷重は少なくとも40kg以上が理想です。
【2】サイズで選ぶ
キャリーカートは便利ですが、「思った以上に大きくて収納する場所に困った」「クルマに積みきれない」と収納に困って手放す人が多いのも事実。
キャリーカートには折りたたみ式のものと収束型のものがあります。折りたたみ式は比較的小型でうすく収納できるため、収納場所が充分に取れない方やコンパクトカーユーザーの方は折りたたみ式のほうが扱いやすいでしょう。
基本的に収束型のタイヤ4輪はすべて同サイズですが、折りたたみ式にはタイヤのサイズが違うものもあり、片側が小径であればよりコンパクトに収納できます。
【3】収納スペース・ボックスの形で選ぶ
旅行先で手荷物が多くてもかさばらず使える、シンプルなフレームとタイヤだけのキャリーカートもありますが、キャンプ道具はそれぞれアイテムの形がバラバラなのでボックスが必要です。
また、きっちりストレッチコードで固定しなければ、段差や舗装されていない通路のデコボコで荷物がズレてしまい、荷崩れして荷物を落としてしまいかねません。
ここでは、2種類のキャリーカートとその特徴についてご紹介します。
荷物をまとめて乗せるなら「ワゴンタイプ」
キャンプやバーベキューで大変便利なのが「ワゴンタイプ」。パーキングからキャンプ場まで荷物の運搬で往復することなく、一度で大量の荷物を運ぶことができます。大きめサイズのワゴンタイプにしておけば、幅広いシーンに対応できるのでおすすめです。
少量の荷物を持ち運ぶなら「コンパクトタイプ(折りたたみ式)」
少量の荷物の運搬であれば、「コンパクトタイプ(折りたたみ式)」がおすすめです。軽量なうえ、折りたたみ式のものなら、コンパクトに持ち運ぶことができます。
【4】タイヤで選ぶ
せっかくキャリーカートがあっても、タイヤに砂利がつまったり、段差でぐらついたりするようでは意味がありません。
細いタイヤでは砂にもぐりやすいので、未舗装の通路が多いキャンプ場やビーチ、河原などではなるべく太くて大きなタイヤが装備されていて、ぐらつきの少ない安定感のあるものを選ぶと安心です。
使用環境やシーンに合わせてタイヤの形状で比較・検討することも、キャリーカート選びのひとつのポイントです。
【5】持ち手の形状を選ぶ
取っ手の部分にも種類が色々あります。T字型はグリップ部分を手のひらでしっかり握れるので、力を入れやすいのが特徴です。リング型は輪っか状のハンドルで、片手でも引きやすくなっています。
バー型はコンパクトタイプのキャリーカートに多く、ハンドル部分が大きいので子どもも一緒に引くことができます。
どのタイプも持ちやすい形状になっているので、使用する状況をイメージして好みのデザインで選ぶのもよいでしょう。
【6】機能で選ぶ
キャリーカートは荷物を運ぶための道具ですが、なかにはプラスの付加機能がついている製品もあります。いすやテーブルとしても使えるものなら、荷物も少なくできて一石二鳥です。
また、ベビーカーとして使えたり、子どもを乗せられるタイプの製品なら家族でのお出かけもさらにたのしいものに。1台で何役もこなしてくれるキャリーカートなら活躍の場が広がります。
静音性:移動の時間帯をイメージ
アウトドアや旅行のあるあるですが、準備は前日の深夜、もしくは早朝に行うことも少なくありません。そして、キャリーカートを引く音が大きいと、近所迷惑になる場合もあります。そのため、静音性の高い商品を選ぶようにしましょう。
静音性が高い商品は、振動が伝わりにくく設計され、音が出にくくなる仕組みのため、ビールや炭酸飲料、卵などの食材も安心して運ぶことができますので、メリットも大きい機能です。
木の天板でテーブルの自作:ちょっと改造
キャリーカートは、上に天板を乗せると自作のテーブルとしても利用できます。キャリーカートをうまく活用することで、アウトドアの荷物が減ることもあるため、現地での自作テーブル作るも、ぜひ想定したいところです。
竿立てアイテム:釣りにおすすめ
釣りなどでキャリーカートを使用する人は、ぜひ竿立てとして使えるアイテムもチェックしたいところ。上記のアイテムはハンドル部分に挟んで設置するだけで、キャリーカートを竿立てとして使用できるもの。
キャリー本体を折りたたむ事も出来るので、釣りの際に重宝する商品です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)