◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納・防犯コンサルタント、住宅建築コーディネーター、防災士:瀬尾 さちこ
整理収納を出発点に、防犯、防災、住まいづくりなど、日常をより快適に安全な環境で
過ごしていただけるために、一般家庭から企業までのコンサルティング業務やメディアでの
慣習などを行なっています。
愛知県東海市と岐阜県多治見市のコミュニティエフエムで、ラジオパーソナリティとしても活動。
衣類や生活雑貨などを収納できるチェスト。一人暮らしの場合は、省スペースで使いやすいタイプがいいですよね。本記事では、一人暮らし用のチェストの選び方とおすすめの商品をご紹介。おしゃれで安い商品や、使いやすい幅のプラスチックの商品などを厳選しました。
一人暮らし用チェストの選び方
それでは、一人暮らし用チェストの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】置く場所
【2】タイプ
【3】脚付きかどうか
【4】用途
【5】収納したいもの
【6】デザイン
【7】素材
上記の7つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】置く場所をチェック
【エキスパートのコメント】
窓やドア、ほかの家具との配置も考えて
ワンルームから、広くても1LDKと、コンパクトなお部屋での一人暮らし。限られたスペースの中で、どこにそれくらいの幅と奥行きのモノを置くのか、しっかりとイメージした上で選ぶことが大切です。
まずは「どこに置きたいのか」を、窓やドア、机やベッドなどとの兼ね合いも考えながらイメージしましょう。最大でどれくらいのサイズのものが置けそうなのか、あらかじめおおよそのサイズを測っておきましょう。家具選びでなによりも大切なのはサイズの計測です。
【2】タイプをチェック
ワンルームに暮らしている方は、チェストの設置スペースをよく考えないと圧迫感を感じやすくなります。お部屋をスッキリと広く見せたいのであれば、背が低いワイドタイプのチェストを購入しましょう。
収納スペースがあまりなくて場所が限られている方は、トールタイプのチェストを選べば狭い場所でも置くことができます。
【3】脚付きかどうかチェック
脚のないチェストは安定感があって、たくさんの洋服を収納することができますが、床に埃がたまりやすいというデメリットがあります。脚付きのチェストにすれば、下に隙間ができるので埃やゴミが溜まっても掃除しやすく、キレイ好きの方にピッタリです。
また、脚付きのチェストはお部屋の圧迫感を軽減するので、お部屋をスッキリ見せることができます。
【4】用途をチェック
あれこれと家具を置くよりも、たたんで収納する洋服や身の回りの雑貨などを分類して収納できる、メインの収納となるチェストを選びましょう。
チェストを購入する前に、「どんなもの」を「どれくらいの量」収納したいかを把握しておくと、必要な引き出しや棚、ボックスなどの数や大きさの目安になります。
メインではなく、サブの収納として使うチェストを選ぶときには、「サイドテーブルとして使えそう」など、ほかの用途でも使えるかということも考えてみると、お部屋全体の家具の量を減らすことができます。
ポイント:引き出しが取り外せるか、取り外せないかで選ぼう
スライドレールが付いているチェストは、ストッパーが付いていて取り外しができないものと、ストッパーがなく取り外しができるものの2種類があります。
ストッパーがあれば、奥のものがスムーズに取り出しやすくなります。逆にストッパーがないものは、引き出しごと取り出せるので洋服の整理整頓に便利です。製品によってどんなつくりになっているかは異なるため、購入前にチェックしておきましょう。
【5】収納したいものをチェック
【エキスパートのコメント】
どこになにを収めるかイメージしやすいものを
下着やハンカチ、文房具などの細々としたものを大きな引き出しのチェストに入れるとなると、どこになにを入れたのかわからなくなりがちです。チェスト内部を整理するために仕切りを使う必要があることも。入れるものにあわせた引き出しの大きさや数のものを選ぶことで、どこになにが入っているのかわかりやすくなります。
引き出しにラベルをつけやすいものであれば、なおいいでしょう。
【6】デザインをチェック
【エキスパートのコメント】
存在感のある家具だからこそデザイン性も重視して
チェストはお部屋の中でもとくに存在感のある家具。インテリアのメインになることが多いチェストは、少し頑張ってでも、見た目に納得できるものを購入するのがいいでしょう。お部屋の印象は、チェストで決まるといってもいいかと思います。
いい家具は、ご結婚されたり、実家に戻られてもずっと使い続けることができます。学生さんなど期間限定で一人暮らしをされる方は、その期間だけ使ってあとは処分しやすいようにと、安価なチェストを選ばれることも多いと思いますが、ぜひご自分の部屋を彩る家具として納得できるチェストを選んでみてください。
【7】素材をチェック
一人暮らし用のチェストは、大きくわけて3つの素材で作られています。それぞれの素材の違いや特徴を知っておきましょう。
▼「木質ボード」はお財布にやさしい素材
木質ボードは、パーティクルボードやウエハーボード、インシュレーションボードなどさまざまな種類があります。チェストのお手入れがかんたんで、カラフルな色合いのものが多くデザインも豊富にあるのが特徴的です。
価格も一人暮らしのお財布にやさしいものが多いので、チェストの素材にこだわりがないのであれば木質ボードを選びましょう。
▼「プラスチック製」は汎用性が高いのが魅力!
プラスチック製のチェストも、木質ボードと同じで価格が安いものが多いのが特徴的です。とても軽くて使いやすいですが、見た目が木質ボードよりも安っぽく見えてしまうのがデメリットとして挙げられます。
見た目がどうしても気になるという方は、クローゼットのなかに設置できるタイプのチェストを購入すれば、人目に触れにくくなります。
▼「天然木」は一生もののチェストを購入したい方向け
桐や杉などの天然木が使われているチェストは、木質ボードやプラスチックよりも価格が高いのが特徴的です。ほかの素材では味わうことができない、優しさと温かみを感じることができます。長年使い続ければ味も出てくるので、経年変化を楽しみたい方にピッタリです。
ただし、天然木はお手入れが難しく手間もかかるため、購入する場合はしっかりとお手入れ方法を確認してください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)