ビジネスマンの仕事のお供といえばコーヒーですが、若い世代ほどブラックよりも甘めのコーヒーを愛飲している人が多いと聞きます! 缶でグイッと飲むより、ペットボトルで時間をかけてチビチビ飲むのがイマドキだとか? そんなニーズに応えるように、今年もペットボトルのミルク系コーヒーがたくさん新登場しています。
そこで今回は、ペットボトルのミルク系コーヒーを新作定番合わせて5種ピックアップして飲み比べしちゃいます! 比較のポイントは「甘さ」「苦味」「コク深さ」「後味の良さ」「目覚めそう感」の5点。それぞれの個性を5段階で評価します。
チビチビ飲みにピッタリなあっさり味! 「クラフトボス ラテ」
まずは、オフィスで過ごすビジネスマンの間で定番になりつつあると噂のサントリー「クラフトボス ラテ」(希望小売価格:税抜170円)を飲んでみます。「クラフトボス」は仕事中にゆっくり時間をかけて飲むというコンセプトのシリーズで、そのために苦味や雑味が後に残らない"澄みわたるコク"をもたせているそう。
飲んでみるとややサラッとした飲み心地で、甘さはほんのり。見た目の印象とは裏腹に絶妙にあっさりとしていて、いい意味で濃厚さのないカフェラテですね。後味にはやさしい苦みがわずかに残ります。コーヒーらしさはバッチリ感じられますので、甘すぎる飲み物が苦手な人でも問題なくいけるのではないかと。オフィスでのチビチビ飲みにもピッタリ!
甘さ ★★☆☆☆
苦味 ★★★☆☆
コク深さ ★★★☆☆
後味の良さ ★★★★★
目覚めそう感 ★★★★☆
1本500ml入り
※100ml当たり……30kcal/カフェイン約30mg
じっくり味わうべきなめらか系ラテ! 「ワンダフルワンダ ラテ」
次は5月14日に発売されたアサヒ「ワンダフルワンダ ラテ」(希望小売価格:税抜160円)です。「ワンダフルワンダ」は振ることで生まれるなめらかな泡を楽しめる新感覚コーヒーシリーズで、その飲み心地がSNS界隈で女性の関心を引いているよう。
まず振らずに飲んでみると、すでに十分なめらかさを感じる飲み心地。しかし10回ほど振って飲んでみたところ、きめ細かな泡のためか確かになめらかさがマシマシになりました! 先ほど飲んだ「クラフトボス ラテ」よりも"コーヒーを飲んでいる感"強めといった印象。クドさなどなく、甘味、香り、苦味の順に味わいの広がりを感じたので、一気にいかずじっくりと楽しむのがオススメです!
甘さ ★★★★☆
苦味 ★★★☆☆
コク深さ ★★★★☆
後味の良さ ★★★☆☆
目覚めそう感 ★★★★☆
1本500ml入り
※100ml当たり……29kcal/カフェイン約50mg
口にするたびリラックスできる!? 「グッドワークブレンド オールデイリフレッシュラテ」
次は4月22日に発売されたダイドーブレンド「グッドワークブレンド オールデイリフレッシュラテ」(希望小売価格:税抜140円)を飲んでみます。一般的に水出しコーヒーは油分が溶け出しにくいためすっきりとした味わいになりますが、こちらは水出しでコクを出すためクリアエスプレッソ(熱劣化の少ない風味豊かで濁りの少ないエキス)を使用しているようです。
飲んでみると、まず水出しコーヒーならではのすっきり感が喉をかけ抜け、次に軽やかなコクが口に広がってきます。雑味がなくて澄んだ味わいで、苦味はあまりなく甘さが前面に出てきている商品ですね。名前のとおり1日かけて味わっても飽きずに楽しめそう。チビチビ飲み用としてもリラックス用としても活躍が期待できる1本かと。
甘さ ★★★★☆
苦味 ★★★☆☆
コク深さ ★★★★★
後味の良さ ★★★★☆
目覚めそう感 ★★☆☆☆
1本520ml入り
※100ml当たり……31kcal/カフェイン36mg
甘さ満点で超クリーミー! 「キリン 小岩井 ミルクとコーヒー」
次はキリン「小岩井 ミルクとコーヒー」(希望小売価格:税抜150円)です。4月にリニューアルされたこちらの商品は、よりミルクのやさしい甘さを感じられる味わいになったとのこと。生乳そのままの風味を大切にしているそうで、これまでの3商品とはまた違った味わいが楽しめそうですね。
甘くて超クリ~ミ~~!! たっぷり入ったミルクが豊かなまろやかさを出していて、しっかり甘いのに後味はしつこくないのがポイント! 微量の塩が入っているからか甘みが特に際立っていますが、けして重くはありません。苦みはほぼ感じないため、ガッツリ甘いものが飲みたいタイミングにオススメしたい1本。
甘さ ★★★★★
苦み ★☆☆☆☆
コク深さ ★★★★★
後味の良さ ★★★★★
目覚めそう感 ★★☆☆☆
1本500ml入り
※100ml当たり……39kcal/カフェイン34mg
濃厚なコクとスイーツ感を楽しむならこれ! 「上島珈琲店 黒糖入りミルク珈琲」
最後はUCC「上島珈琲店 黒糖入りミルク珈琲」(希望小売価格:税抜146円)です。黒糖入りのミルク珈琲は上島珈琲店の店舗で提供されていますが、こちらはその店舗メニューの開発者が監修した商品。内容量270mlでスリムサイズなのでカバンに入れて持ち運びしやすいのが魅力とか。4月にリニューアルされ、コーヒー感をアップさせてより濃厚な仕上がりになったとのこと。
飲んでみるとびっくりするほどの黒蜜感!! 煮詰まった黒糖の甘みが濃厚でコクも十分。コーヒーの香りをまとったスイーツといっても過言ではないドリンクです。しっかりとした甘みがあるので、「小岩井 ミルクとコーヒー」と同じくリラックスタイムにもってこいの味わいかと。キャラメル系のカフェラテが好きな人にもオススメです!
甘さ ★★★★★
苦味 ★☆☆☆☆
コク深さ ★★★★★
後味の良さ ★★★☆☆
目覚めそう感 ★★★☆☆
1本270m入り
※100ml当たり……66kcal/カフェイン量記載なし
今回はペットボトルのミルク系コーヒー5種を飲み比べしました。今回の飲み比べレビューをぜひ参考にしていただき、オフィスのお供用とリラックスタイム用、うまく飲み分けてみてもらえたらと思います!