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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
賃貸や雨の日など、部屋干しが必要な時に役立つ、室内物干し。突っ張りタイプやエアコンの下に設置するタイプもあります。この記事では、室内物干しの選び方と、pid4m、アイリスオーヤマなどのおすすめ商品、口コミをご紹介。折りたたみから布団も干せる大容量まで厳選しました。
本当に必要?
室内干し・部屋干しするメリット
雨季の時期は特に外で洗濯物を干すことができないため、どうしても部屋干しになってしまいます。しかし室内干し・部屋干しは洗濯物が乾きづらかったり、生乾きのニオイが気になってしまったりと悩みが多いものです。
そんな部屋干しにも意外なメリットが沢山あるのをご存知でしょうか。例えば、花粉が多い時期であれば部屋干しをすることで花粉が衣類につくことがないので余計な手間を省くことができますよね。ほかにも、衣類の日焼けや変色などを防ぐこともできます。室内干し・部屋干し用の便利アイテムを活用してみましょう!
干す場所が足りないを解消
室内物干しの選び方
それでは、室内物干しを選ぶときのポイントをみていきましょう。ポイントは下記の通り。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】収納性
【4】移動のしやすさ
【5】耐荷重
それぞれについてご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてください。
【1】使用場所や使用方法に合わせてタイプで選ぶ
【エキスパートのコメント】
洗濯物をハンガーやピンチハンガーで干すことが多いなら、物干しの高さが大きなポイントになります。
ハンガーとピンチハンガーを主体に干したいのであれば、高さがしっかりあるものを選びましょう。高さのあるものは収納場所もとりますので、インテリア製を重視するなら、突っ張りタイプや、天井取り付けタイプなどがおすすめです。
スペースを有効活用するなら「伸縮タイプ」
伸縮タイプの物干しは、ポールの長さ・高さ調節ができます。そのため洗濯物の量に応じて自由に伸縮させられるので、1台でも万能に使えて便利。
商品によっては、布団を干せる大型タイプも。部屋のスペースが限られていても、使わないときはコンパクトに収納できます。
場所を選ばずに干せる「折りたたみタイプ」
折りたたみタイプは、なんといってもそのコンパクトさが魅力。使いたいときにサッと広げて使え、使用しないときはじゃまにならない場所に収納できます。ひとり暮らしなど部屋が狭い場合、リビングや洗面所・脱衣所など場所を変えて持ち運びしたい場合などにおすすめ。
組み立て方もかんたんなものが多いので、女性やお年寄りの方も扱いやすいです。屋外でも使うなら、安定感と耐久性があるステンレス製の安定感がいいですよ。
窓枠に設置するので乾きやすい「突っ張りタイプ」
突っ張りタイプは、天井と床に取り付けるタイプの物干しです。しっかり固定するので転倒の心配が少ないでしょう。日当たりのよい窓枠に設置できるものは、乾きが早いので部屋干し派の人に向いています。また、ポールハンガーのように使えるものは、洗濯物だけでなく、コートや帽子掛けとしても使えます。
窓枠に設置する場合、アーム部分を折りたためばカーテンで目隠しすることも可能。ただし、洗濯物を干している最中はベランダの外に出づらくなってしまうので注意してください。
多様な干し方に適した「パラソルタイプ」
パラソルタイプは、傘のような形をしたスタンド型の物干しです。2~3段に分かれているのが主流です。上段には、靴下やハンカチなどの小物を干すピンチがついており、下段にはフェイスタオルなどが干せます。3本脚や4本脚のものが多いですが、安定感は低いので屋外に持ち運ぶ際は、風などで倒れない場所を選びましょう。
部屋干しメインの方には「天井取り付けタイプ」
天井取り付けタイプは、ワンルームマンションのエアコン付近に設置されているのをよく見かけますよね。天井から吊り下げられたポールの穴に、ピンチハンガーや物干し竿をひっかけて使用します。エアコンの送風口前に設置すれば、暖房や除湿によってしっかり乾かすことができます。
また、エアコンハンガーも同じ用途で、エアコンの送風口前に設置して乾燥までの時間を短縮させることができます。ベランダに洗濯物を干すスペースがない方や、部屋干しメインの方におすすめです。
浴室などの限られたスペースにも使える「ワイヤータイプ」
ワイヤータイプは、壁に設置した本体からワイヤーを引き出し、反対側の壁のフックに引っ掛けてワイヤー部分に洗濯物を干すタイプ。ホテルの浴室で見かけることが多いですね。
使わないときはワイヤーをしまっておけるので、収納スペースを取られないことが大きなメリット。来客時などでも生活感が出にくいです。ただし、ドリルなどで穴あけ作業が必要なので、賃貸には向いていません。
【2】洗濯物の量や、部屋の広さに合わせてサイズで選ぶ
【エキスパートのコメント】
ふだんの洗濯物で、いちばん多いのはなんでしょうか。 タオル類が多ければバーの数が多いものが適しています。昔からあるのはパラソルタイプですが、意外な盲点になりがちなのが、タオルのサイズ。大判バスタオルだと、それに対応した横幅と高さが必要ですので、サイズをよく確認しましょう。
また、バーの間隔が狭すぎるものは乾きにくいので、ある程度の間隔があるものか、互いちがいに高さの差があることで日当たりや風通しがよくなるデザイン構造を選びましょう。
家族が多いなら「大容量タイプ」を
大容量タイプは、4人家族などファミリーにおすすめ。とくに学生で部活動やスポーツをしている子どもがいる場合は、かなり多くの洗濯量になります。
さらに、梅雨の時期になると部屋干しする機会も増えるため、たくさん干せる伸縮タイプや、突っ張りタイプがおすすめです。
一人暮らしなら「コンパクトタイプ」を
コンパクトタイプは、ひとり暮らしでタオルの量が少ない方に適しています。ふだんはバスルームでタオル掛けとして使えて、そのまま窓際やベランダに運んで干せるものがおすすめ。
普段使っているタオルのサイズと量に応じて、サイズを選んでみてください。
【3】使う頻度に合わせて収納性をチェック
【エキスパートのコメント】
洗濯の頻度が少ない、部屋が狭いなどの理由で物干しを使わないときは収納したい場合、折りたたみタイプがおすすめです。逆に、部屋干し頻度が高い方は、たくさんの洗濯物が干せるだけでなく、常に部屋にあっても違和感のないインテリア性の高いものを。
室内物干しの機能ひとつで洗濯の手間も大きく変わってきますので、よく吟味してください。
【4】移動のしやすさも重要
【エキスパートのコメント】
室内物干しは据え置きで使うだけでなく、天気に合わせて窓際や暖房器具の前に移動させることで、洗濯物が乾く時間を大きく短縮することができます。
一台ですべてまかなうのではなく、「タオル類は腰の高さで移動しやすい物干しを使い、ハンガーは窓際に設置したバーに干す」などの方法を検討してみても、使い勝手がグンと広がります。移動させることが多い場合は、キャスター付きの商品も検討してみてください。
【5】室内物干しの耐荷重も確認しよう
室内物干しは商品によって耐荷重に違いがあります。室内物干しを使って布団などの重いものを干したいと考えている人も中にはいるかと思います。記載されている耐荷重を超えた洗濯量を干すと、倒れてしまったり、壊れてしまったりする可能性があります。
購入する際は、商品に記載されている耐荷重を確認して、普段の洗濯物の量を参考に比較してみましょうね。
エキスパートからのアドバイス
室内干しを制する者は時短家事を制する!
【エキスパートのコメント】
洗濯は、開始してから終了するまでの時間が一番長い家事だと思います。洗う、干す、取り込む、たたむ場所が離れるほど、移動時間が増えて家事時間も長くなってしまいます。
また、外干しを基本に考えると天候や時間にも大きく左右されて、洗濯機会も限定されてしまいます。室内物干しは上手に選んで使うと、洗濯動線を短くしてくれるだけでなく、天気や時間に左右されることなく洗濯に取り組めますよ。
花粉や大気汚染、ゲリラ豪雨などの増加で部屋干し中心という人も増えているといわれています。ぜひ上手に選んで、お洗濯をらくちんにしてくださいね。