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【この記事のエキスパート】
二級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級:尾崎 友吏子
3人の男の子を育てながら、建設コンサルタントで働くワーキングマザー。
暮らしをダウンサイジングする生き方や、心地よいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」で多くの読者の支持を得ている。
主婦雑誌で度々取材を受け、講演活動も行う。
初著書に『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』(KADOKAWA)が大人気。
「食事は手作りが基本」「家はいつもスッキリ整えたい」というこだわりは叶えながら、平日朝の家事は1時間、夜も1時間という合理的に行う家事の手法を著書『3人子持ち働く母の「追われない家事」』(KADOKAWA)にて具体的に紹介。
夏は涼しくヒンヤリとした肌触り、冬はポカポカ暖かい布団カバーだと心地よく眠れますよね。この記事では、シングル掛け布団カバーの選び方やおすすめ商品を紹介します。安くてかわいい商品や肌触りのいい綿100%の商品、ニトリの人気商品を幅広くセレクトしました。
シングル用掛け布団カバーの選び方
インテリアコーディネーターの尾崎友吏子さんに、シングル用掛け布団カバーを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記の5つ。
【1】通気性と保湿性は眠りに関係する
【2】清潔に保つなら、布団から外しやすいカバーを選ぶ
【3】肌触りのいい生地の素材を選ぶ
【4】オールシーズン使えるカバーを選ぶ
【5】重要なパーツ「留め具」の仕様も要チェック
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】通気性と保湿性は眠りに関係する
質の高い睡眠を得るには、通気性と保湿性が重要だと言われています。そのため、掛け布団カバーを選ぶときはできる限り通気性のよいものを選んでください。
布団のなかに湿気がこもると、蒸れて暑苦しくなり快適に眠ることができません。また、湿気がこもり過ぎると生地が傷んだり、ニオイや汚れもつきやすくなったりするおそれがあります。
【2】清潔に保つなら、布団から外しやすいカバーを選ぶ
掛け布団カバーは、カバーの入れ替えがとても面倒なものです。洗濯よりもカバーの掛け替えのほうが面倒で洗濯の頻度が下がってしまう人もいます。
掛け布団カバーの形はいろいろありますが、掛け替えのしやすいものを選ぶことで、洗濯へのハードルも下がります。
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
海外製の場合、封筒型は入れ替えが少々面倒です。ファスナーは途中で止まるものではなく全開できるものを選びましょう。掛け替えのしやすい、ファスナーに工夫のある商品もあるので要チェックです。
【3】肌触りのいい生地の素材を選ぶ
シングル用掛け布団カバーは、さまざまな種類の生地が販売されています。それぞれの生地の特徴を紹介しますので、自分に合った掛け布団カバーを選ぶ参考にしてみてください。
綿(コットン)|吸水性・通気性にすぐれている
綿(コットン)は、吸水性・通気性にすぐれているのが特徴的です。吸水した水分は外に発散されるので、オールシーズンで快適に過ごすことができます。
掛け布団カバーに使われている素材のなかで、よく使われているのがコットンであり、手ごろな価格で手に入れやすいのもうれしいポイント。また、仕上げ方によって肌ざわりが大きく変わってくるので、ワッフルタイプやニットタイプなど、好みのタイプを選んでみてください。
麻|吸湿性が高くて放熱性にすぐれている
麻は亜麻(リネン)や苧麻(ラミー)、大麻(ヘンプ)と、大きく分けて3つの種類があります。吸湿性が高くて放熱性にすぐれ、肌に触れたときに涼しく感じるのが特徴的です。天然素材のなかでは、虫やカビを寄せにくいとされているので、ダニなどに気を遣っている方に向いている素材です。
ラミーは麻独特のシャリシャリした肌ざわりが強いので、掛け布団カバーにはリネンが好まれる傾向にあります。
シルク|なめらかで肌ざわりが心地よい!
蚕のまゆを原料としている動物繊維のシルクは、日本語では絹や生糸・絹糸と呼ばれる素材です。吸湿性と放湿性にすぐれており、肌ざわりが心地よいのが特徴的です。シルクは植物から採れるコットンとは違い、生産量が少ないためお値段も高めです。
また、商品によってはご自宅で洗えないものもあり、お手入れに手間がかかるため注意が必要。シルクを選ぶときは、お手入れ方法をしっかりと確認してから購入してください。
ガーゼ|肌がデリケートな赤ちゃんにピッタリの生地
ガーゼは一枚の生地がとても薄く、空気のような軽さが魅力です。甘撚りの糸でゆるく織られた生地で、やわらかく肌への刺激が少ないことが特徴的。使い込むほど肌なじみがよくなり、長く使えば使うほど愛着もわくことでしょう。
吸水性・通気性にすぐれており、汗をかいてもすぐに乾くため、汗かきで肌がデリケートな赤ちゃんの掛け布団カバーに向いています。
化学繊維|料金がお手頃なので購入しやすい
化学繊維の主原料は石油であり、ポリエステルやナイロン、ポリウレタンなどが挙げられます。メリットとしては、シワになりにくく型くずれしにくい、乾きやすいなどがあります。また、天然繊維のものと比べると料金が比較的安く、購入しやすいのもうれしいポイントです。
しかし、天然繊維に比べると通気性や調湿性などが劣るため、使い心地を選ぶのであれば天然繊維のほうがよいでしょう。
【4】オールシーズン使えるカバーを選ぶ
オールシーズン使える素材の掛け布団カバーを選べば、交換の手間がはぶけます。
オールシーズンで使用できない場合、せめて冬以外の季節は使う、もしくは真夏以外のスリーシーズンで使うなどすれば、季節外であまり使われないカバーで収納スペースを無駄にすることがありません。
【5】重要なパーツ「留め具」の仕様も要チェック
掛け布団カバーのなかには、布団がずれないようにするための留め具がついているものがあります。この留め具の数をチェックしてみましょう。
留め具のないもの、隅の4カ所しかないものは寝返りや布団の上げ下げの際にカバーの中の布団がずれてしまいます。
また、留め具は紐(ひも)やテープ状のものがほとんどですが、面ファスナー(マジックテープなど)やスナップボタン型など、紐を結ぶよりかんたんに着脱できる工夫がされたカバーもあります。
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
安眠の妨げにならないためには、最低でも四隅以外に縦長方向の中央部分にも留め具があるものを選ぶ必要があります。さらに、布団のずれが気になる人は、横方向の中央にも留め具があれば問題ありません。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)