マイボイスコムはこのほど、3回目となる『100円ショップの利用』に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2019年4月1日~5日、有効回答は10,529件。

  • 100円ショップ利用頻度

    100円ショップ利用頻度

100円ショップ利用頻度は、「月に数回程度」「月に1回程度」がボリュームゾーン。月1回以上利用者は全体の6割弱、男性5割強、女性約65%で、女性の方が頻度が高い傾向だった。また、男性は10~20代での利用頻度が低くなっている。ローソンストア100を主に利用する人では「週に1~2回程度」の比率が高く、他の層より利用頻度が高いことがうかがえた。

直近1年間での最頻利用100円ショップは、「ダイソー」が利用者の62.1%、「セリア」「キャンドゥ」が各1~2割だった。

100円ショップでの直近1年間の購入商品は、「キッチン用品、調理器具、キッチン消耗品」が利用者の57.2%、「文具」が46.7%、「掃除用品」「収納用品、整理小物」「お風呂・洗面所・洗濯用品」が各3割。

「キッチン用品、調理器具、キッチン消耗品」は女性では7割強と高くなっており、「園芸、ガーデニング、観葉植物」「文具」などは60~70代、「ラッピング用品、ギフト用品」「菓子・デザート類」などは女性30~40代での比率が高くなっている。

一方、100円ショップで買いたくない商品がある人は5割強に上った。「めがね、時計、アクセサリーなど」が全体の21.2%、「美容関連用品、化粧品」「食品(菓子類以外)」「衣料品、衣類小物」「菓子・デザート類」「飲み物」などが各10%台だった。

100円ショップ利用時の重視点は、「品揃えの豊富さ」が利用者の71.5%、「アクセスの良さ」「商品の品質」「値ごろ感」が各3~4割、「便利グッズ・アイデアグッズの充実度」「商品の探しやすさ」などが各2割となっている。「商品のデザインが好み」は、女性10~40代での比率が高い。

100円ショップでの購入場面は、「安く買いたい、節約のため」が利用者の46.0%、「普段の買い物」「使い捨て、すぐ壊れてもよいもの」が各3割強。「普段の買い物」は女性10~30代の各5割弱、「使い捨て、すぐ壊れてもよいもの」は女性30~40代、「雑貨・小物などちょっとしたものを買う」は女性50~70代での比率が高くなっている。