アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務めるテレビ朝日系5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』第4夜が、きょう25日(21:00~)に放送される。

  • 左から松山ケンイチ、岡田准一 -テレビ朝日提供

患者・佐々木庸平(柳葉敏郎)の手術を終え、意気揚々とドイツへ旅立つ財前五郎(岡田)であったが、その一方で手術は成功したはずの佐々木の様態が急変。治療の甲斐なく死亡してしまう。

死因は肝不全だと明かされたが、納得がいかない佐々木の家族に対して、第一内科・里見脩二(松山ケンイチ)は病理解剖を勧める。病理解剖の結果、家族は財前を医療ミスで訴えることを決意し、財前は裁判で裁かれることになる。

帰国した財前は、担当医の柳原雅博(満島真之介)を呼び出し、病理解剖が行われたことを知ると「自分の立場が悪くなる」と激怒。そして里見に対しても、病理解剖を勧めたことに怒るのだった。

裁判を控え、遺族側の弁護士・関口徹(斎藤工)に対して、浪速大学病院側は国平幸一郎(山崎育三郎)を代理人に立て、破格の金額で示談を持ちかける。

さらに、裁判を有利に進めるため、財前は柳原にカルテの改ざんまで持ちかける。教授の財前の指示に反すれば、自分の大学病院での将来は厳しいものとなる柳原は、自分の将来と、医者としての倫理の間に挟まれ、追い込まれていく。

柳原はどのような行動をとるのか。そして裁判の結果、財前はどうなってしまうのか。遺族と財前の、裁判による闘いが始まる。