LINE Payは、LINEが提供する電子決済サービスです。あらかじめチャージしておくと、レジでQRコードやバーコードを見せるだけで決済ができるようになります。オンライン決済や請求書支払いも可能で、プリペイド式クレジットカード「LINE Payカード」も提供されています。また、LINEの友だちにLINE Payを送金すれば割り勘のときなど、スムーズに金銭をやりとりできるようになります。
本人確認の方法は3種類
LINE Payで「送金」「LINE Payの口座残高を銀行口座に出金」「残高上限(10万円)を解除」するためには、「本人確認」が必要。本人確認の方法は3つあり、「銀行口座登録」「かんたん本人確認」「郵送本人確認」のいずれかで行います。コンビニなどでの支払いに利用するだけなら、本人確認は不要です。
LINEが推奨しているのは「銀行口座登録」。自分が持っている口座の銀行が登録対象であれば、LINEアプリから銀行のWebサイトに遷移し、手順にそって口座を登録できます。銀行口座を登録しない(したくない)人のため、写真付き身分証の画像、そして身分証を持った自分の顔写真を送る「かんたん本人確認」も用意されています。
「銀行口座登録」や「かんたん本人確認」がうまくいかない場合は、「郵送本人確認」を利用しましょう。写真付き身分証を撮影して送ることには変わりませんが、自分の顔写真を送る代わりに簡易書留で自宅にハガキが届き、ハガキのQRコードを読み取ることで本人確認を実施します。郵送なので、時間がかかるのが難点です。
本人確認の手順~LINE Payを始めたい場合
LINE Payを始めるにあたって本人確認をする場合、LINEアプリを開き、「ウォレット」タブで「LINE Payをはじめる」、または残高部分をタップします。初めての場合は規約に同意して「新規登録」したあと、残高を押してください。
LINE Pay画面に遷移したら、画面の一番下にある「設定」を選びます。つぎに「設定」内の「本人確認」をタップ。確認画面が出るので、「確認」を押してください。すると3つの確認方法が提示されます。
「銀行口座登録」による本人確認の手順
本人確認は、「銀行口座登録」「かんたん本人確認」「郵送本人確認」のいずれかで行います。まずはLINEが推奨する「銀行口座登録」のやり方を説明します。口座番号がわかるもの、もしくはインターネットバンキングの情報を用意して進めましょう。
「銀行口座を登録」を押すと銀行の名称(みずほ銀行や三菱UFJ銀行など)が表示されるので、自分が持っている口座の銀行を選びます。つぎにLINE Pay用のパスワードを設定し、名前や住所を登録し、「次へ」をタップ。銀行のWebサイトに遷移するので、指示に従って口座を登録してください。
「かんたん本人確認」「郵送本人確認」の手順
「かんたん本人確認」「郵送本人確認」の手順を説明します。どちらも写真付きの身分証が必要になりますので、あらかじめ手元に用意しておきましょう。身分証には、運転免許証、運転経歴証明書、日本国政府発行のパスポート、在留カード、特別永住者証明書、マイナンバーカードが利用できます。
やり方としては、LINE Pay本人確認画面で「かんたん本人確認」、または「郵送本人確認」を選択。規約に同意し、名前や住所を登録しましょう。登録する身分証を選択し、身分証の写真をアップロードするところまでは共通です。
「かんたん本人確認」の場合は、自分の顔と身分証を一緒に撮影します。LINE Pay側が撮影した写真を確認すれば、LINE Payで送金などの機能を使えるようになります。
「郵送本人確認」の場合は自宅にハガキが届くので、届いたハガキのQRコードを読み取る、もしくはハガキに記載された16桁の英数字を入力すると、確認完了です。
※2019年5月23日現在、「祝! 令和 全員にあげちゃう300億円祭」を実施している影響で、「かんたん本人確認」で確認が終了するまでに数日かかることがあるようです。
本人確認の手順~キャンペーンでメッセージが届いたとき
LINE Payは2019年5月20日午前10時から5月29日23時59分まで、キャンペーン「祝! 令和 全員にあげちゃう300億円祭」を実施しています。すでに友だちからメッセージを受け取っている人がいるかもしれませんね。このキャンペーンでは、1人あたり1,000円相当のLINE Payボーナスを受け取れます。ただし、1,000円分のLINE Payボーナスを受け取るには、本人確認が必須です。
今回のキャンペーンで、友だちからメッセージが送られてきた場合は、メッセージから本人確認に進めます。送られてきたメッセージの「今すぐチェック!」をタップし、「確認する」を選びましょう。