◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタント:岩佐 弥生
整理収納作業をはじめ、キッチンショールームでの収納コーディネート、収納セミナー講師、企業の収納コンサルタントなど幅広く活躍。
喋る仕事もしていることから、収納セミナーは分かりやすく聞きやすいと好評。また、お片づけが好きになる!「収納ラベル」もプロデュースしている。
調理器具を立てて収納するキッチンツールスタンド。この記事では、キッチンツールスタンドの種類ごとの特徴や選び方、そしておすすめの商品をご紹介します。安定感のある倒れない設計や北欧風のデザインなど幅広く厳選しました! ぜひ参考にしてください。
キッチンツールスタンドとは
調理中に使いたいツールが見つからないと料理もうまく作れません。収納がしやすくツールの使い勝手にすぐれているのがキッチンツールスタンドです。
狭いキッチンでもスペースに合わせて選べますし、デザインにこだわればおしゃれなキッチンにもなります。スタンド式なので通気性もよく、衛生的なのがキッチンツールスタンドです。
(★)どこに置いて使うかを決めよう
【エキスパートのコメント】
基本はキッチンやキッチンの近くに置いて使うキッチンツールスタンドですが、「何をどこに置いて使うか」をしっかりと決めてから購入するようにしましょう。それにより、選ぶサイズやデザインが変わってきます。
幅や奥行きをあまりとることができなければ、スリムなデザインや壁面を使って収納できるタイプがおすすめ。
キッチンツールスタンドの種類・タイプ
キッチンツールスタンドには大きく分けて「仕切りなし」と「仕切りつき」の2種類があります。それぞれの使い方と特徴について説明しましょう。
アバウトな収納なら「仕切りなし」
スプーンやお玉など同じ傾向のツールを収納するなら、仕切りなしのスタンドが使いやすいです。ざっくりとまとめて収納でき、使うときも取り出しやすい特徴があります。
仕切りがないので使うときに迷わず手にすることができ、スムーズな調理が可能です。ただし入れすぎるとスタンドが倒れやすくなるので要注意。入れ口の形状や重さも考慮して選びましょう。
きっちり収納なら「仕切りつき」
いろいろな種類のツールを整理するなら仕切りつきのスタンドが便利です。仕切りごとに包丁やお玉などを分けて収納できます。
仕切りなしのスタンドはツールごとに置いておく必要がありますが、仕切りつきならひとつで多種類を収納できるのでキッチンを整理しやすいです。仕切りの幅によって収納できないツールも出てくるので、選ぶ前に幅のチェックをしてください。
キッチンツールスタンドの選び方
それでは、キッチンツールスタンドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】素材
【2】安定感
【3】高さ
【4】フックや持ち手
【5】お手入れのしやすさ
【6】デザイン
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
陶器製やスチール製、ステンレス製などさまざまな材質のものがあるキッチンツールスタンド。キッチンに出しっぱなしで使うため、インテリアにあった素材やデザインを選ぶと統一感が生まれ、おしゃれ空間を演出してくれます。
清潔感のあるステンレス&プラスチック
シンクのそばで使用すると水垢やカビなどが付着しやすいので、ステンレスやプラスチックのキッチンツールスタンドが適しています。汚れに強いので衛生的に使えるのが特徴です。
ステンレス製などは光沢が美しいので、シンクや蛇口や刃物の質感にマッチします。また、サビにくいので洗った調理器具を拭かずにそのまま収納できるので便利です。
温かみのある陶器&ホーロー
料理によっては油でベタベタになる調理器具も出てきます。そのようなツールを収納するなら、陶器やホーロー製のキッチンツールスタンドです。汚れや熱に強い特徴があり、コンロのそばにも置けます。
油煙などがなかに入り込むと落としにくいため、陶器やホーロー製を選ぶなら編み目などがなく、パンチ穴も空いていない筒状の商品が適しています。
【2】安定感をチェック
キッチンツールスタンドを選ぶときは倒れにくさも重要なポイントです。調理中は作業に集中しているので、無意識にスタンドにツールを入れすぎて倒れることがあります。安定性のあるしっかり置けるスタンドが必要です。
重心が低くて底面が広いキッチンツールスタンドなら心おきなく使えます。アンバランスな形状は倒れやすいので要注意。
【3】高さをチェック
調理器具にはいろいろな長さのものがあります。高さの低いキッチンツールスタンドに長いお玉などを入れると倒れやすいので気をつけてください。選ぶときはツールの長さに合わせることも大事です。
逆に高さのあるスタンドにスプーンやフォークを入れると取り出しにくくなります。高低差のあるツールを上手に収納したいなら、それぞれの高さに合ったスタンドをそろえるようにしてください。
【4】フックや持ち手をチェック
キッチンツールスタンドは調理後に収納するだけでなく、調理中にも使えると便利です。フックつきの壁掛け収納なら、お玉や菜箸などをかんたんに引っ掛けられます。輪ゴムなども掛けられるので、必要なときに使いやすいです。
またスタンドに持ち手があると移動しやすいので重宝します。ふだん使わないツールなどは、必要なときだけ持ってこられます。
【5】お手入れのしやすさをチェック
キッチンツールスタンドは収納しやすさと使いよさが大切ですが、衛生的であるかどうかも重要なポイントになります。調理用のツールを入れるのですから、衛生面も考えて選んでください。
衛生的なのは分解できる商品です。分解できればパーツごとに洗浄できるのでつねに清潔に使用できます。分解できない場合は、全体に凹凸が少なく、内側の奥まで手が入って洗えるものを選んでください。
【6】デザインをチェック
キッチンツールスタンドは実用的なものですが、見た目にこだわって選ぶことも必要です。いろいろなスタンドが置かれているよりも、統一感のあるキッチンの方が気持ちよく調理ができます。
デザインやカラーを考えて選ぶ場合、同じメーカーの商品でそろえるというのもよい方法です。北欧風にしたいとかモダンなキッチンにしたいなど、自分のイメージを決めてからスタンドを選びましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
使いたいものをサッと取り出せる便利さが魅力!
キッチンツールスタンドは、基本的にキッチンに置いて使うものです。キッチン台や棚に置くことで、使おうと思ったものをワンアクションでサッと取り出せる大きなメリットがあります。洗ってすぐの状態でおたまなどを収納したいという人は、すぐにしまえるシンク付近に置いておくとさらに便利。
買う前に「どう使いたいか」や「どこに置きたいか」をはっきりさせるといいでしょう。この記事を参考に自分に合ったキッチンスタンドを探してくださいね。