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【この記事のエキスパート】
ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサー:三井 愛

ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサー:三井 愛

食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター、栄養士として、料理教室の企画・運営、スタイリング・撮影、栄養カウンセリング、メニュー開発、商品開発、コラム執筆など、食にかかわる業務を手がける。

栄養バランスがよく、手軽に作れる家庭料理に定評がある。


貝殻のような形をしたフランス発祥の焼き菓子「マドレーヌ」を自宅で焼く際に必要なマドレーヌの型の選び方とおすすめ商品をご紹介。オーソドックスな貝型から、ハート型などかわいいデザイン、使いやすいシリコン製まで、幅広い商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

マドレーヌってどんなお菓子?

出典:Amazon

マドレーヌとは、シェルの形が可愛いフランス発祥の伝統的焼き菓子のこと。手土産などでも、シェル型をしたマドレーヌは大人気ですよね。

マドレーヌは、材料は小麦粉やバター、卵など基本的なレシピであるものの、流し入れる型の形によって印象が異なるお菓子が作れます。

今や、マドレーヌの形はさまざま。型も色んな種類が販売されていて、一口サイズのドーム型やマフィン型なども人気です。

【エキスパートのコメント】

マドレーヌの由来とは?

マドレーヌといえば貝殻型の形が特徴的ですが、名前の由来を知っていますか? いろいろな説があるといわれていますが、ひとつに召使のマドレーヌという女性がホタテ貝の貝殻を使って焼いたことから、マドレーヌと名前がついたともいわれています。

丸型のマドレーヌもありますが、正式には、貝殻型がマドレーヌです。

マドレーヌ型の選び方

フードコーディネーターの三井 愛さんに、マドレーヌ型を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。

【1】素材
【2】サイズ
【3】価格

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】焼き上がりやお手入れのしやすさから素材を選ぶ

お菓子作りの型は、「素材」をチェックするところからはじめましょう。素材が変わると、焼き加減や扱い方の難易度も変わってくるからです。

スチール製|熱伝導性が高くカリッと焼ける

出典:Amazon

スチール製のマドレーヌ型は、熱伝導性に優れているのが特徴です。表面にキレイな焼き目がつき、マドレーヌ特有の、外はカリッと中はしっとりとした焼き具合になります。

マドレーヌを焼くのにはぴったりの素材ですが、お手入れが面倒な点がデメリット。洗ったあとはしっかりと水気を取り、乾燥させてください。扱いやすいようにコーティングがされている型を選べば、初心者さんでも扱いやすいですよ。

アルミ製|コスパが高く、熱の伝わりが早い

出典:Amazon

アルミ製は、熱伝導性が優れていることと、安く手に入るのがポイント。プレートタイプだけでなく、使い捨てのカップ型も販売されています。

汎用性が高く、ほかのお菓子を作るときやキッシュを作るときなど、マルチに活躍しますよ。

シリコン製|型外しがしやすい反面、焼き目がつきにくい

出典:Amazon

シリコン製のマドレーヌ型は、型自体がやわらかく、型外れしやすいのがポイントです。電子レンジでも使用OKなので、オーブンがないけれどマドレーヌを作りたいという人にもおすすめです。

一方、金属製に比べると熱伝導率が低いので、表面に焼き目がつきにくく、カリッとよりはしっとりのマドレーヌが仕上がります。こんがり派さんは、シリコン以外の素材を選びましょう。

ブリキ製|本格派さんにおすすめのプロ愛用素材

出典:Amazon

プロの方も愛用しているのが「ブリキ製」です。熱伝導率の高さがピカイチで、THEマドレーヌといえる、キレイな焼き目がつきます。裏を返せば、うまくいかないと焦げやすいともいえるので、少々上級者向けではあります。

また、お手入れに関しても注意が必要。ブリキの特徴として、水分に弱く、ほかの金属製に比べてもサビやすいです。保管中にいつの間にかサビが…ということも! 使用後は、湿気のない場所で保管するようにしましょう。

紙製|プレゼントするときにおすすめ

出典:楽天市場

紙製は、シェル型ではないものの、カップケーキ型のマドレーヌを作ってプレゼントするときにおすすめです。

ただし、紙がやわらかすぎるとマドレーヌの生地を流すときに横漏れしてしまうことも。紙製を選ぶときは、ある程度強度がある商品を選ぶといいでしょう。

【エキスパートのコメント】

>>>プロからのワンポイントアドバイス

マドレーヌ型は、鉄・スチール・ブリキなどの金属の表面を、シリコン加工したものが多く売られています。スチール素材にシリコン加工やテフロン加工されたものは、型からはずしやすいのでおすすめです。ただし、素材が鉄の場合は使ったあとにしっかりと乾燥させないとサビの原因になります。

電子レンジでマドレーヌを作りたい方は、シリコン製のものを選びましょう。

【2】オーブンに合わせてサイズを選ぶ

出典:Amazon

型のサイズを選ぶときには、家庭にあるオーブンの大きさを確認して天板を選びます。

一枚の天板で焼けるマドレーヌの個数をもとに考えるといいでしょう。

【エキスパートのコメント】

>>>プロからのワンポイントアドバイス

マドレーヌは作ったばかりより、翌日のほうがしっとりとした食感になります。日持ちする焼き菓子なので、一度に多めに作るのがおすすめ。

ただ、収納を考えると大きい天板を一枚購入するより、ある程度の個数が焼ける天板を二枚くらい購入するのがいいでしょう。

【3】作る頻度を考えて価格にも注目

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

マドレーヌ型の価格は、材質や加工によって大きく異なります。定期的に焼き菓子を作る方には、焼き色やお手入れのしやすさなどにこだわった上質の商品がおすすめ。

一方で、作る頻度が多くない方やはじめてお菓子作りにチャレンジという方には、リーズナブルな商品がおすすめです。購入するとき、自分がどのくらいの頻度で焼き菓子を作るか考えてみるといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)