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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主:末永 京
DIYアドバイザーで3児の母。
埼玉県川口市にある『インテリア&カフェToiToiToi』店主。
DIYワークショップ講師、店舗や住宅のDIYプロデュース、内装リフォームなど。著書に『シェルフを作ろうはじめてのDIY』㈱パッチワーク通信社がある。
衣類の日焼けやホコリを防止することができるカバー付きハンガーラック。この記事では、カバー付きハンガーラックの選び方とおすすめ商品を紹介します。収納したいアイテムをイメージしながら、使い勝手の良いサイズ感や容量のラックをみつけてくださいね。
カバー付きハンガーラックの選び方
それでは、カバー付きハンガーラックの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】タイプ
【2】カバーの生地
【3】サイズ
【4】耐荷重
【5】機能性
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】開閉タイプをチェック
カバーつきハンガーラックは、ファスナー、カーテン、巻き上げ式の3つの開閉方法があり、それぞれ特徴があります。それを理解し、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
▼開閉しやすいファスナータイプ
衣類をほこりから守りたい人は、ファスナーで開閉するタイプがおすすめです。しっかりとカバーを閉めることができるので、ホコリの侵入を防ぎ衣類への付着を防止できます。
衣替え後の衣類などを次の使用時期までしっかりと保管しておくのもいいでしょう。ファスナーは開け閉めしやすいですが、幅のあるラックであれば衣類が取り出しにくいということもあるので注意しましょう。
▼開け閉めを頻繁にするならカーテンタイプ
衣類を頻繁に出し入れするような人はカーテン式のハンガーラックがいいでしょう。カバーはかんたんに開け閉めできるので、使いたいときにすぐ衣類を取り出せます。
カーテン式は、まんなかから開けるタイプと左右の端から開けるタイプがあります。また、できるだけカーテンレールの上まで覆われているタイプのほうが、ホコリなどをしっかり防ぐことができます。
▼衣類選びや整理がしやすい巻き上げタイプ
巻き上げ式のハンガーラックは、カバーを開けたときに、上に固定しておけるので、カーテンやカバーがひらひらせず、ラック内を整理するときに使いやすいです。
また、カバーを下げたあとはジッパーで閉じるので、ラックの中の服をホコリからしっかり守ることができます。一方このタイプは、カバーを開けるときに手間がかかるので、頻繁に出し入れする人には不向きでしょう。
【2】カバーの生地をチェック
ハンガーラックのカバーの素材は不織布やポリエステルなどさまざまあります。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
▼通気性なら不織布、耐久性ならポリエステルや綿混素材など
ハンガーラック内の風通しをよくしてカビなどを防止したい場合、ハンガーラックのカバーは不織布がいいでしょう。頻繁に開け閉めもしない、という人にもぴったりの素材です。
一方、生地の丈夫さを重視したいという人には、ポリエステルや綿混素材などがいいでしょう。これらの素材は厚みがあり通気性が低いので、定期的に開けて空気を入れてあげることが大事です。
▼洗えるカバーが便利
ハンガーラックを長く使い続けたいという人は、洗えるタイプのカバーがついたものを選びましょう。不織布カバーは残念ながら洗えませんが、不織布以外のカバーは洗えるタイプもあります。
ほこりや汚れは長く使っているとどうしてもついてしまい、目立ってしまうこともあります。洗えるタイプであれば定期的に洗うことで、長くきれいにたもつことができます。
▼日焼けを防ぐなら遮光タイプを
衣服を入れておくハンガーラックは、遮光性のあるものが望ましいです。衣服は、日当たりのよいところに衣服を置いておくとダメージを受けて色あせが起きてしまうので、日の当たらないところでの保管がよいとされています。
ハンガーラックのカバーに遮光性があれば、日当たりのよいところでもしっかり衣類を保護しながら保管ができます。
【3】サイズをチェック
ハンガーラックのサイズは、そこに収納したい衣類の量を考慮しながら検討しましょう。服をポールにかけたとき、おおよそ2~3cmの幅を取られますので、それを念頭に何着入れたいかを考えます。
またラックの高さも、ロングコートなどを入れるのであれば120cm以上ないと裾が床についてしまいます。収納量が多くなってしまう方は棚つきのものなども使い勝手がいいでしょう。
(★)ポイント:高さもしっかり気にかけよう!
【エキスパートのコメント】
ハンガーラックの奥行は、広いもの、浅いものなど商品によってさまざまです。ご自身の使っているハンガーが、カバー付きハンガーラックから飛び出してしまうことがないように、しっかりとハンガーのサイズを確認しましょう。
また、ロングコートやロング丈のワンピースなどの長さのあるアイテムを収納する場合は、高さがしっかりあるものを選ぶとよいでしょう。
【4】耐荷重をチェック
ハンガーラックは、ポールや支柱がしっかりして安定しているものを選ぶことが大切です。また耐荷重のチェックも重要です。ラック全体とポール1本あたりで別に記載されていることがあるので、注意してください。
ハンガーラックはほとんどが自宅で組み立てるタイプですが、あまり組み立てがかんたんなものだとじゅうぶん固定できないものありますので、この点も考慮に入れましょう。
【5】機能性をチェック
【エキスパートのコメント】
カバー付きハンガーラックを使用される方のなかには、今後引っ越しをする予定の方もいらっしゃると思います。引っ越し先にクローゼットなど充分な衣類収納スペースがあった場合、ハンガーラックが不要になる可能性もあるでしょう。
その際、ハンガーラックとしてだけでなく、収納棚など別の用途でも使用できるものであれば長く使い続けることができますよ。