お笑い芸人のヒロシが24日、都内で行われた「シンビーノ ジャワティストレート」発売30周年発表会に出席し、マナー違反を犯す一部キャンパーに苦言を呈する場面があった。
ソロキャンプ動画が話題になり、世間の注目を再び集めているヒロシ。「自分らしく自然で飾らないスタイル」は、ジャワティが30年間貫いてきた「こだわり」と一致していることから、イメージキャラクターに起用された。ソロキャンプ歴は「6~7年」で、「家がなくなった時の練習と思って」ときっかけを語って笑いを誘う。
この日も「生きておりましたよ」と自虐ネタを披露するヒロシだったが、真剣な表情に切り替わったのはイベント終了後の囲み取材。「2年前ぐらいから(冬場に)他のキャンパーの人たちも来るようになって」とキャンプブームに喜びを感じる一方、「ただ、僕は声を大にして言いたいのが焚き火のマナー」と訴えた。
「ゴミをそのまま置いていく人たちがいるんですよ。あれだけはやめてもらいたいですね。キャンプ人口が増えるのはうれしいんですけど。『来た時よりも美しく』をやってもらいたいと思います。直火といって、地面で直接火を焚いていいキャンプ場があるんですよ。そういうキャンプ場がどんどん減っていってるんですよ。それ(原因)はマナーの悪さ。僕は、より自然なキャンプをやりたいので直火でやりたい。できるだけ、マナーを守って楽しんでいただきたいと思います」
マナー違反に対する切実な思いを伝えつつ、「キャンプはいろいろな形があって。僕みたいにより原始的な方向に行く人もいますし、グランピングに近いキャンプをやる人もいます。自由なんです」と楽しみ方は人それぞれと語るヒロシ。「ツービートさんとかに憧れてこの世界に入ったんです。でも、今の憧れはC.W.ニコルになっています。山が欲しいんです」と自身の変化を打ち明けて、再び笑いをとっていた。