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【この記事のエキスパート】
収納スタイリスト・整理収納アドバイザー・生き方スタイリスト:吉川 永里子
2008年より収納スタイリストとして活動を開始。片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリー生きる近道」をモットーに、ざっくばらんに整理収納について説く。
働く女性・妻・母の目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅でのアドバイスから、メディア出演・講演など、テンポのいい分かりやすい言葉で女性の暮らしを全力サポート。
これまでに10000人以上に片づけをレクチャー。
また、これらの経験をいかし、オリジナル手帳「わたしの暮らし整理手帳」の出版・制作に携わる。
プライベートでは、ステップファミリーとなり、賃貸住宅に夫と4人の息子達と暮らす。
著書『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』『ズボラさんのための片づけ大事典』など多数。
この記事では、手軽に収納スペースを設置できる「ウォールシェルフ」の選び方とおすすめ商品を紹介します。人気の高いニトリや無印良品、イケアのおしゃれな商品や、賃貸でも穴をあけないで取り付けられる商品もピックアップ。安くおしゃれに部屋をDIYしましょう!
ウォールシェルフとは
ウォールシェルフとはその名の通り「壁掛け用の棚」のこと。一昔前までは取り付けられる壁が限られていたり大掛かりな工事が必要でしたが、最近では石膏ボードにも取り付けできるものや、穴の目立たない画鋲(がびょう)やホッチキスで留められる商品が販売されています。
壁に傷が残らないため賃貸でも安心して使用できますよね。また壁があれば好きなスペースを収納として活用ができ、初心者でも簡単に取り付けられるため、とても人気の商品になっています。
ウォールシェルフの選び方
それでは、ウォールシェルフの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】取付方法
【2】耐荷重
【3】形状
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】取付方法をチェック
ウォールシェルフは、壁への取りつけ方が選ぶ際のひとつのポイントになります。賃貸住宅は壁をなるべくキズつけないようにする必要がありますし、新築の住宅であってもなるべく壁をきれいなまま使いたいものです。
取りつけ方にはいくつか種類がありますので、その特徴をご紹介します。
「押しピン」や「虫ピン」で手軽に取りつける
ウォールシェルフの取り付けで多く用いられる方法が、押しピンや虫ピンで留める方法です。壁の穴も小さく目立ちにくいので、壁をきれいに保ちたい人にもぴったりです。
手軽に使える一方で耐荷重はやや劣ってしまうのがデメリットでしょう。付属のピンで固定できるものもあるので、耐荷重と壁のダメージのバランスを考えて選んでください。
耐荷重もあり壁ダメージを最小限に抑える「ホッチキス留めタイプ」
壁にできるだけキズをつけたくない、という人には、「壁美人」という商品があります。壁美人はホッチキスでウォールシェルフを固定する商品です。壁に空く穴は小さい一方、耐荷重が大きいのがメリットですが、固定するところは石膏ボードでないと使えないのがデメリットです。
ウォールシェルフとのセット販売のほか単品でも購入できるので、検討してみてもいいでしょう。
しっかりと固定する場合は「釘」や「ネジ」「アンカー」を使う
壁のことはそこまで気にならないが、とにかく頑丈に留めたい、という方は、釘やネジ、アンカーなどで固定しましょう。穴は大きめに空いてしまいますが、ウォールシェルフと壁はしっかり固定できますので、安定感があります。
一方、かたく固定すると取り外すことが難しくなります。このため取りつけたあとのことも考えながら取りつけ場所を検討しましょう。
「石膏ボード用」を使うのもおすすめ!
【エキスパートのコメント】
「石膏ボード用」と書かれた商品もあります。石膏ボードとは、石膏を板状に固めた建材で、日本の壁の9割に使われているといわれるほど普及率の高い資材です。石膏ボードはネジなど大きい穴をあけるとボロボロと崩れてきて穴が目立つので、賃貸住宅や壁をキズつけたくない人は、「石膏ボード用」と書かれたピンで固定するのがベストです。
【2】耐荷重をチェック
ウォールシェルフは耐荷重ももちろんチェックする必要があります。ウォールシェルフも、飾り棚として使うのか、本格的に壁面収納として使うのかなど、使用用途によって求められる耐荷重も変わってきます。
とくに壁面収納としてさまざまなものを収納したい、という人は、どのくらいの大きさ・重さのものがどれだけ乗るのか、をしっかり考えて選ぶようにしましょう。
【3】形状をチェック
【エキスパートのコメント】
ひと口にウォールシェルフといっても、思っている以上にさまざまな形や大きさのものがあります。本を数冊陳列するのに向いた、棚1枚を取り付けるようなシンプルなものや、コートなどをかけておくのに便利なフックがついているもの、ほかにも食器を入れておけるような扉付きの大掛かりなものまで多種多様です。
ウォールシェルフは壁に出っ張る形で設置するので、奥行きがあると邪魔に感じる場合もあります。そんなときは取りつけたい場所・収納したいものに合わせて、どんな形にするかよく吟味しましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
壁素材と固定する金具はしっかりと確認を
かんたんに取り付けられて便利なウォールシェルフですが、小さいとはいえネジやピンの穴があくのがネックです。取り付けに失敗しないように、壁の素材と固定する金具の相性はしっかりと調べてください。また、棚の大きさと形も使い勝手に直結するので、幅・奥行・扉の有無・フックやバーの有無などもよくチェックしましょう。
「家具を置くほどでもないんだけど、少しだけ収納したい」そんなとき、ウォールシェルフは強い味方です。入念に下調べをして「あったらいいな!」を叶える商品をセレクトしましょう。