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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


小さな穴をあけたい時にあると便利な道具「ピンバイス」。端にドリルを取りつけることで、木材やプラスチック、アクリル板などさまざまなものに穴を開けることができます。本記事では、ピンバイスの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめの商品をご紹介します。

ピンバイスとは

出典:Amazon

ピンバイスとは、ガンプラ・ミニ四駆などのプラモデルや模型のパーツに小さな穴をあけるために使う工具です。1mm以下の小さな穴開けに適していますが、先端のパーツを付け替えることで2~5mmの穴も開けられます。

ピンバイスとひと口に言っても、金属用・木材用・プラスチック用などにわかれているので、穴を開ける素材に合わせたものを選びましょう。

電動ドリルを使うとパーツが破損してしまう場合でも、手回しドリルであるピンバイスならきれいに穴が開けられることも多いので、プラモデルや模型づくりが好きな人は1本持っておくと重宝します。

(★)ポイント:長く使うなら100均ではなく丈夫なものがおすすめ!

ピンバイスは100円ショップでも購入できますが、長く使うのであれば100均ではないピンバイスを選びましょう。100均のものは数回の使用で折れてしまうなど耐久性があまり高くありません。長く使い続けるのであれば、工具メーカーやプラモデルメーカーが販売しているピンバイスを選びましょう。

作業の途中でピンバイスの先端が折れる・曲がると、思わぬケガにもつながります。長く使うものであれば耐久性もよくチェックしてください。

ピンバイスの選び方

それでは、ピンバイスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】形状の種類
【2】交換式か、固定式か、セットか
【3】サイズ
【4】滑り止め加工があるか

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】形状の種類をチェック

ピンバイスを選ぶときは、そのかたちに注目してみましょう。

▼両頭式

出典:Amazon

両頭式は、ピンバイス本体の両方にドリル刃がつけられるタイプを指します。

両頭式ピンバイスはそれぞれの先端に径の異なるドリル刃をセットできるので、径が異なるドリル刃を使うときに交換する手間が省けます。少しでも作業の手を止めることなく効率的に作業を進めたい人は、両頭式のピンバイスを選ぶとよいでしょう。

▼片頭式

出典:Amazon

ドリル刃の収納しやすさを重視するなら、片頭式のピンバイスがよいでしょう。使わないドリル刃を本体のなかに収納しておくことができるので、ドリル刃の収納場所に困りません。

ペンのようなストレート形状のものが多く、初心者でも使いやすいのがポイント。なかには、電動工具に取りつけて使える商品もあります。大きさもさまざまで、自分の手に合った商品が探しやすいのも魅力です。

【2】交換式か、固定式か、セットか、チェック

ドリル刃が交換できるかどうかも、ピンバイスを選ぶ際の大事なチェックポイントです。

▼あらゆるサイズに対応、ドリルを付け替える「交換式」

出典:Amazon

交換式のピンバイスは、さまざまなドリル刃をつけ替えて利用できます。ドリル刃をつけるところには、コレットチャックという十字の溝が刻まれているのが特徴です。

コレットチャックのサイズを変えればあらゆるドリル刃につけ替えられるので、DIY初心者やさまざまな大きさの穴を開けたい人に適しています。商品によっては、本体とドリル刃が別売りのこともあるので、購入前に確認してください。

▼大きな穴をあける本体とドリルが一体になった「固定式」

大きな穴を開けるとなると、どうしても本体に負荷がかかります。大きな穴を開けるときは、ドリル刃と本体が一体になった固定式のものを選びましょう。固定式のものであれば、ドリル刃が折れ曲がったり、ぐらついたりすることなく、スムーズに穴が開けられます。

2mm以上の穴を開けるときは、固定式のピンバイスが適しています。

▼ピンバイス選びに迷ったらセットもおすすめ

出典:Amazon

ピンバイス選びに迷ったときは、セットになっているものを選ぶのもよいでしょう。ひととおり必要なものが一度に揃い、用途に合わせて使い分けることができるので便利です。

なかには、固定式のピンバイスと交換式のピンバイス、交換用のドリル刃がセットになっている商品もあります。自分の使い方に合ったピンバイスを選んでください。

【3】サイズをチェック

出典:Amazon

ピンバイスはこまかい作業のための道具なので、手にフィットするサイズかどうかも重要です。手が小さい人は小さめのピンバイスを選ぶと快適に作業できます。

持ちにくいものを使うと、穴が開けづらかったり、思うような位置に穴が開けられなかったりします。ピンバイスを鉛筆と同じように持ったとき、親指と人差し指に引っかかりができる凹凸のあるピンバイスは手にフィットしやすいです。

【4】滑り止め加工があるかチェック

出典:Amazon

ピンバイスは、先端に鋭いドリル刃を取りつけて使います。手が滑ると思わぬケガにもつながるので、滑り止め加工が施されているものを選びましょう。

ピンバイスのなかには、グリップに凹凸があったり、ラバーグリップが取りつけられていたりするものがあります。滑り止め加工が施されているピンバイスは持ちやすく、手も疲れにくいです。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

ビットの交換も視野に入れて! アルミ板対応も

ピンバイスはとても繊細で精密な穴あけのための工具なので、その穴あけ用のドリルビットも細く繊細です。無理な力が加わるとすぐに曲がってしまう、ときには折れてしまうこともあります。

使い慣れていないうちはドリルビットをダメにしやすいので、最初は安価なものや、ビットのつけ替え予備などがセットになっているものから購入するといいでしょう。

またさまざまな素材に使用できるピンバイスもありますので、とりあえず1本買って使ってみたいという方は幅広く対応できるピンバイスもよいかと思います。自身の用途にあった穴あけが可能なピンバイスを選ぶようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)