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【この記事のエキスパート】
雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家:上島 佳代子

雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家:上島 佳代子

雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家・コピーライター。そして時にカメラマンやスタイリスト、ライターとして、広告や雑誌、テレビやWebなど様々なメディアのニーズに応えるクリエイター。世界のリネンを巡る旅をライフワークに、リネンの歴史や現在のリネン産業についても造詣を深める。NHK『美の壷』のテーマ「麻」に出演。雑貨アーティストとして企業との商品開発や保育士・幼稚園教諭のための雑誌にも携わり、小学生の雑貨教室、母親のための雑貨教室、リネンの教室など、雑貨を通して暮らしを楽しむ活動も行っている。またワイヤーワークや木工、ソーイングなど様々な素材の作品をメディアやワークショップを通して発表するなど、多岐に渡って活動中。『アトリエ ペルメル』主宰。


保育園や幼稚園、小学校などで使う指定の靴や体操服に名前を書くのに必要な「布用ペン」。ラメ入りタイプや白、カラーなど種類はさまざまです。この記事では、タオルやゼッケンなどの布に読みやすい文字が書ける、にじまない布用ペンの選び方とおすすめ商品を厳選してご紹介します。

保育園や幼稚園、小学校の入学前の名前書きに
布用ペンとは

出典:Amazon

布地に直接文字やイラストが書けるペンが「布用ペン」です。布に文字を書くというと、名前を書くときに使う黒ペンを思い浮かべるかもしれませんが、近年では、さまざまな色がそろっているため、Tシャツやスニーカーにイラストを描くこともできます。

布用ペンは水に強いという特徴があるため、洗濯する衣類などに文字を書きたいときにもピッタリです。

にじまない、洗濯に強い!
布用ペンの選び方

雑貨アーティスト/暮らしのリネン研究家の上島佳代子さんに、布ペンを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ペン選びのコツはもちろん、布に字を書きやすくするアイテムの活用なども取り上げていただきました。布ペン選びで失敗した経験のある方には、ぜひ目を通してみてください。

ポイントは下記の4つ。

【1】イラスト用 or 記名用
【2】ペン先のタイプ
【3】布の色に合わせて目立つものを選ぶ
【4】ラメ入り
【5】洗濯するなら耐久性もチェック

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

目的に合わせて使い分けよう
【1】イラスト用か記名用かで選ぶ

出典:Amazon

布用ペンにも水性と油性があります。油性ペンは乾くまでの時間が短いので、サッと仕上げたいときなどに便利です。水にも強いという特徴もあるので、よく使うものに名前を書きたいときなどには、油性ペンを使うといいでしょう。

水性ペンは発色のよさが特徴です。イラストや文字をきれいに見せたいときなどには、水性ペンが向いています。また、ラメ入りのペンなら華やかにデコレーションすることもできます。

記名用に便利な太字と細字がツインタイプの「油性ペン」

出典:Amazon

体操着や体操袋、雑巾、ハンカチなどの布製品に名前を書くなら、消えにくい油性ペンがおすすめ。インクをはじくことなく、しっかりと書けるので、何度洗濯を行っても名前が落ちにくいのが特徴です。また、コップや傘などのプラスチック・ビニール・金属にも書くことができ、汎用性も抜群。

また、ペン先が太いと文字が潰れるため、極細または細字のペンを選びましょう。これなら、画数が多い漢字も潰れることなく書くことができます。なお、太字と細字がツインになったタイプだと、さまざまなアイテムに名前を書けるので、いちいちペンを交換する必要がありません。

イラストには「水性のカラーセット」

出典:Amazon

布に絵やイラストを描くなら、水性のカラーセットがおすすめです。発色がよく、時間が経過しても色が褪せにくいのが水性の特徴。

なので、洋服やバッグにオリジナル作品を描いて、個性を演出できます。ペン先が太いと、色塗りの作業スピードアップになるので、どんなアートをするかで選ぶといいでしょう。

注意点としては、耐水性が高いものが多く洗濯をしても平気ですが、色落ちしやすいので、ほかのものと一緒に洗濯をするのは避けたほうがいい
かもしれません。

大きく分けると3タイプ!
【2】用途に合わせてペン先のタイプを選ぶ

ペンの色と同じくらい大切なのが、ペンの種類とペン先の太さ。小さなものや幅の狭いものに書くときや画数の多い文字などには、ペン先の細いものを選ぶとよいでしょう。極細や細字のサインペンタイプ、またはボールペンタイプのものがおすすめです。

はっきりと目立たせたいとき、大きなものに書くときにはバランスも大事。中字や太字のサインペンタイプや筆ペンタイプのものなどから選んでみてはいかがでしょう。

使いやすい「ボールペンタイプ」

出典:Amazon

はじめて布用ペンを使う方や、小さい文字を書きたいときには、ボールペンタイプの布用ペンを選ぶといいでしょう。

ボールペンタイプなら、ふだん使っているボールペンと同じ感覚で文字が書けるので、初心者でもかんたんに扱うことができます。また、洋服のタグのような小さくて書きにくい場所でも文字を書きやすいというメリットもあります。

塗りつぶしに役立つ「マーカータイプ」

書いた数字や大きな文字を塗りつぶしたいときには、マーカータイプの布用ペンがピッタリです。

ゼッケンの数字やイラストは、細い布用ペンを使うよりも、マーカータイプの布用ペンを使ったほうがスムーズに塗りつぶすことができます。時間があまりないときや、作業効率を上げたいときなどにも、マーカータイプの布用ペンを使うと便利です。

なめらかな文字が書ける「筆タイプ」

やわらかくてなめらかな文字を書きたいときには、筆タイプの布用ペンを使ってみましょう。ボールペンタイプやマーカータイプの布用ペンよりも、繊細な表現ができます。

布に絵を描きたいときや、ハンドメイドの作品を制作したいときなどにもぴったりです。ただし、使い方が少し難しいので、慣れるまではボールペンかマーカータイプを使うほうがいいかもしれません。

白ペンが便利!
【3】文字を書く布の色でペンの色を選ぶ

出典:Amazon

幼稚園や保育園、小学校の入学時にはたくさんの布ものに名前を書かなければいけません。洋服や体操着、上履きや布バッグ、ハンカチやタオルなど、色も素材もさまざま。名前を書く目的は、集団生活のなかで間違えず、所有者をはっきりとさせることなので、読みやすく、目立たせる必要があります。

学校の指定色があればそれに準じる必要はありますが、そうでないなら名前が目立つ色を選びましょう。名前を書く布の色が薄い色なら黒や茶、紺などの濃い色のペンを、逆に布が黒や紺などの濃い色ならば白などのペンが見やすくておすすめです。

濃い色の生地にはしっかり目立つ「白ペン」が便利

出典:Amazon

体操着など黒や紺の布地に記名する時には、白色の布用ペンを使うほうがいいでしょう。他の色ペンよりもしっかり目立つので、黒ペンと合わせて1本持っておくと大活躍します!

きらきらラメが華やか!
【4】可愛くデコレーションするなら「ラメ入り」

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無地の布製品やスニーカーを可愛くデザインしたいときは、ラメ入りの布用ペンが便利です。普通のカラーペンよりも目立つので華やかでアクセントのあるデザインになります。さまざまなカラーのラメ入りペンがあるので、うまく使い分けてオリジナリティを出してみてくださいね。

【5】洗濯するなら耐久性に優れたものを選ぶ

布用ペンは、布に文字を書いてもにじみにくいという特徴はありますが、にじみにくさはメーカーや製品によって異なるので、事前に確認しておくといいでしょう。

ほとんどにじまない布用ペンもありますが、なかには、洗濯をすると薄くなってしまうものもあります。洗濯の頻度が多い布に書くときは、耐水性の高さも要チェックです。

エキスパートからのアドバイス
布ペンの弱点は便利グッズで解決!

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

布ペンで名前を書くときにいちばん気になるのが「にじみ」ですよね。布用のペンはどの商品も「にじみにくい」とうたっていますが、残念ながら「にじまない」とはいいきれません。その理由は、書く布の素材や織りはさまざまだからです。

もし書いた文字がにじんでしまうなら、ペンだけで解決しようとせず、別のグッズを使って合わせ技で解決するのも一案。たとえば名前を書く前に使うことでにじみをブロックするペンを使ってみる、にじみにくい名前テープに書いてから布に接着する方法などがおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)