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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子

整理収納アドバイザー:鈴木 久美子

整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。

個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。

子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。


キッチンで使う水切りラック(水切りかご)の選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミをご紹介! シンク上用やスリムな折りたたみ式、突っ張りタイプなど幅広く厳選しました。ステンレス製や珪藻土プレート付きのおしゃれなデザインもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

ポイントをチェック!
水切りラックの選び方

出典:Amazon

整理収納アドバイザーの鈴木久美子さんへの取材をもとに、水切りラック(水切りかご)を選ぶときのポイントをご紹介します。

ポイントは下記のとおり!

【1】置く場所に合う形を選ぶ
【2】人数や食器の枚数に合わせてサイズを決める
【3】素材にも注目して選ぶ
【4】受け皿の形状もチェック
【5】便利な付属品もチェック

上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う水切りラック(水切りかご)を選ぶことができます。

【1】置く場所に合う形を選ぶ

水切りラック(水切りかご)には、おもに「バスケットタイプ」「シンク上タイプ」「つっぱりタイプ」があります。それぞれの特徴を考えて、使いやすいものを選びましょう。

オーソドックスな「バスケットタイプ」

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水切りラック(水切りかご)で一般的なのが、バスケットタイプです。かごと水を受けるトレーがセットになったもので、なかには水がそのままシンクに流れるものもあります。

ただし、設置するスペースが必要になるので、購入前に置ける場所があるかサイズを確認する必要があります。狭いキッチンの場合は、スリムなものを選びましょう。

スペースを有効活用できる「シンク内タイプ」

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シンクが広いキッチンや、スペースを有効活用したい方におすすめなのがシンク上タイプです。シンクの内側にかけて設置するものや、シンクの手前から奥に渡す形で置くものがあります。

シンク上タイプなら、濡れたお皿を置いても水がシンクに落ちるので衛生的。ただし、あまりたくさんのお皿をのせるのは難しいので、容量や耐荷重などをチェックしましょう。

デッドスペースを有効活用!「つっぱりタイプ」

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キッチンのスペースが狭いときに有効活用したいのが壁面などのデッドスペースです。適しているのがつっぱりタイプのラック。つっぱり棒を使って蛇口の上にスペースをつくれます。

使用しないときは折りたためるタイプもあり、利用法によって選ぶことも可能。ただし対面式キッチンなどでは設置できないケースもあるので要注意です。

【2】人数や食器の枚数に合わせてサイズを決める

水切りラックを選ぶときはキッチンのスペースに合わせることが大事ですが、家族の人数によっても選ぶサイズが変わってきます。洗った食器のすべてを収納できるのが基本です。

家族が多い場合は大容量サイズを

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世帯人数が多い家族なら、大容量サイズの水切りラックを選びましょう。1段のもので幅が広いものもあれば、2段式で縦にスペースを広げたものもあります。

どれを選ぶかは水切りラックを置きたい場所にもよるため、事前に設置スペースのサイズを測っておくことが大切です。2段式の場合、上段への出し入れの際に吊り棚が邪魔にならないか、使いやすさも考えて選んでください。

ひとり暮らしならスリムでコンパクトなサイズを

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ひとり暮らしのコンパクトなキッチンに水切りラックを置くなら、限られたスペースを有効に使えるようにサイズ調整が可能なものや折りたためるものを選ぶのがポイントです。

シンクの端にかけるように設置する伸縮性のある水切りラックは、水がそのままシンクに落ちるため、受け皿を置く必要がありません。また、くるくると折りたためるものなら使用しないときは収納可能。また、2段式でもスリムタイプなら省スペースに置くことができます。

【3】素材にも注目して選ぶ

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水切りラックの素材はステンレス製が多いですが、スチール製やポリエチレン製もあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ステンレスやスチールはさびにくい

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ステンレス製やスチール製の水切りラックはさびにくく、耐久性にすぐれています。光沢感のあるものやツヤ消し加工、粉体塗装が施されたものなどおしゃれなものを選べるのが魅力。インテリアにこだわりのある方におすすめです。

ただし、受け皿などに白く水垢がついてしまうため、定期的にお手入れをしましょう。また、ワイヤーの溶接部分に汚れがたまりやすく、放置しているとそこからサビてしまうことがあります。できるだけ溶接個所の少ないシンプルなものを選びましょう。

プラスチックやポリエチレンは軽くて扱いやすい

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プラスチック製やポリエチレン製の水切りラックは軽量なものが多く、使用しないときはしまっておくなど据え置きで使わないときに便利です。

しかし、キズがつきやすいうえにカビやぬめりが発生しやすい特性があります。水切りラックのなかにはカビやぬめりが発生しにくい形状のものがあるので、気になる方はデザインにも着目して選びましょう。より衛生的にたもつなら、分解できるパーツはすべて外してから中性洗剤をつけたスポンジで洗いましょう。カビが気になる方は漂白剤の使用もおすすめします。

【4】受け皿の形状もチェック

水切りラックの受け皿には、受け皿に水がたまるタイプとシンクに水をながしてくれるタイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

「自動排水しないタイプ」は水はけの良さが選ぶポイント

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水切りラックには受け皿つきのものがあります。洗った食器などを入れると水滴が落ちますが、それを受け止めるのが受け皿。受けた水をたまりっぱなしにすると不衛生です。

水はけのよい受け皿つきのラックなら清潔に使用できます。たとえばスライドできる受け皿なら水をかんたんに捨てることができますし、溝がついていればスピーディーな処理が可能です。

珪藻土の製品なら自然に乾燥できます。

「自動排水するタイプ」は水がシンクに流れるから便利

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受け皿の水を自動的に排水できる水切りラックなら、いちいち捨てる面倒がないので使い勝手がよく便利です。受け皿に排水口がついており、水が溜まると自然にシンクに流れます。

ただしシンクのそばに設置する必要があり、その分のスペースを確保する必要があります。ラックによっては排水口の向きを調整できるものがあるので、キッチンに合わせて選びましょう。

【5】便利な付属品もチェック

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水切りラックには付属品がついている商品があります。お箸やフォークを水切りして食器棚に収納したい場合は、カトラリーポケットがあると便利です。

包丁立てやまな板立て、布巾をかけるホルダーなどの付属品があるとキッチンの使い勝手がよくなります。

付属品として水切り用のトレーがついているラックなら、自動的にシンクに排水できて衛生的です。

整理収納アドバイザーからひとこと

【エキスパートのコメント】

いろいろなタイプの水切りラックを紹介しましたが、あなたのキッチンに合う形状の水切りラックはあったでしょうか? 水切りラックを選ぶときに一番大切なのは、置きたい場所に合うサイズです。作業の邪魔にならずに置けるサイズを考えてください。

また、水切りラックはキッチンに出したままにすることが多いアイテムですので、デザイン性も考えてキッチンに似合う水切りラックを選んでくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)