電話(音声通話)が好きな人、いますよね。キー入力する手間もなければ、文章を練る必要もありませんから、用件をさっさと済ませたいときにはこれ以上ないというほど便利なツールです。しかし、誰もがいつでも電話を受けられるわけではありませんから、連絡はできればSNSで、というシチュエーションがあるのも当然です。
そんなときは、受けた電話をやんわりと"SNSへ誘導"しましょう。いちど電話に出てしまうと相手のペースに持ち込まれ、最後まで付き合うはめになりますから、電話へ出ずにSNSでやり取りしようと持ちかける旨のメッセージを送るのです。
準備はかんたん。『設定』→「電話」→「テキストメッセージで返信」の順に画面を開き、返信内容欄に自分のSNSのアドレスを入力します。Twitterの場合、「https://twitter.com/アカウント名」(アカウント名は「@」の右側)を入力すればOKです。冒頭に「すいません、お話できる状況にないのでこちらでお願いします」といった一文を用意しておくと、丁寧な印象になります。
使うときは、電話の受信画面で「メッセージを送信」をタップ、現れた画面で先ほど入力したSNSのアドレスを選択します。この内容がSMS/iMessageで相手に送信されるので、相手がアドレスをタップすることでSNSのメッセージ機能へ誘導できる、という流れです。
なお、この方法は"SNS慣れ"した相手であることが前提です。あらゆることを音声通話で済まそうとするツワモノには通用しませんし、叱られてしまう可能性すらあります。相手を選び利用しましょう。