• 東京・原宿の常設型ショーケース「Galaxy Harajuku」でGalaxy S10シリーズの発売記念イベントが開催。モデルのKoki,さん(中央)がイメージキャラクターを務めます

5月24日からauで、6月1日からドコモでそれぞれ発売される、「Galaxy S10/S10+」の発売記念イベントが、5月23日、東京・原宿の常設型ショーケース「Galaxy Harajuku」で開催されました。「Galaxy S10/S10+」は、Galaxyシリーズ10周年にあたるモデル。イベントの冒頭には、過去の10年間のシリーズを振り返る映像も流されました。

挨拶に登壇したサムスン電子ジャパンCMOの関本太朗氏は、「Galaxyは常にユーザーを中心にした、ユーザーセントリックな製品開発を行ってきました」と、Galaxyシリーズの歩みを紹介。有機ELディスプレイや、左右を曲げて狭額縁を実現したInfinity Display、手書きメモが可能なSペンなど、業界をリードする機能をどこよりも早く搭載してきた、これまでを振り返りました。また、ユーザーセントリックを体現するサービスとして、オンライン、オフラインでサポートを強化してきたことも紹介。サポート拠点のひとつ、「Galaxy Harajuku」地下のカスタマーサービスセンターでは、最短60分で修理が可能といいます。

「今後もユーザーセントリックの姿勢を貫き、製品開発とカスタマーサービスの両面で、より楽しく快適にスマートフォンをお使いいただけるように取り組んでいきたい」と話す関本氏。そのために同社がメインターゲットに据える「ミレニアム(ミレニアル)世代などの多様化する声にも、しっかりと答えていきたい」と語りました。

  • 「Galaxy S10/S10+」はシェアラブルスマホとアピールする、サムスン電子ジャパンCMOの関本太朗氏

インスタグラムモードと高機能カメラで自分を表現

関本氏のいう「ミレニアム世代」とは、生まれながらにITに親しんでいるデジタルネイティブかつ、普段からスマートフォンで写真や動画を撮影し、それらをシェアすることで自己表現する世代を指します。「Galaxy S10/S10+」はトリプルレンズやシーンの自動判別など充実のカメラ機能を備えていますが、同社がディグラムラボ社と共同で行った調査によれば、ミレニアム世代のスマートフォンへのニーズで最も高かったのも、やはりカメラ性能だったそうです。調査によればその背景には、思い出をきれいに残したいのはもちろん、SNSにきれいな写真を投稿したいという思いもあるとのこと。実際に74.8%の人が「シェアしやすいスマートフォンが欲しい」と回答したそうです。

「Galaxy S10/S10+はミレニアム世代が求める、高いカメラ性能と写真や動画をSNS簡単にシェアできる機能を備えたシェアラブルスマホ」だとアピールする関本氏。SNSへの投稿をより簡単にするため、インスタグラムと提携。カメラに「インスタグラムモード」という新機能が搭載されることが発表されました。撮影した写真や動画をインスタグラムの「ストーリーズ」(24時間で自動消滅する気軽なシェア機能)に、シームレスに投稿できるというものです。

イベントにはインスタグラムを運営する、フェイスブック ジャパン代表取締役の長谷川 晋氏も登壇。日本でインスタグラムの利用が拡大している現状なども紹介されました。長谷川氏によれば、日本のインスタグラムの月間アクティブアカウント数は、2,900万を突破。中でも特に「ストーリーズ」の人気が高く、日本のデイリーアクティブアカウントの70%が活用するなど、「世界トップクラスのインスタグラム ストーリーズ大国」になっているそうです。「日常のちょっとした風景を気軽にシェアできるインスタグラム ストーリーズと、Galaxyの高機能なカメラが一緒になることで、たくさんの人がより簡単に、より自由に自己表現ができるようになれば」と長谷川氏。今回の提携に寄せる期待を語りました。

  • 自身も「インスタグラムモード」を体験し、「本当にシームレスに投稿できた」と話す、フェイスブック ジャパン代表取締役の長谷川晋氏

Koki,さんの等身大パネルでワイヤレスチャージ!

このほか、イベントにはGalaxyのイメージキャラクターに就任した、モデルのKoki,さんも登場。写真家、映画監督の蜷川実花氏が手がけるCM撮影の様子や、「Galaxy S10/S10+」を使ってみた印象を語りました。「スタジオが少し暗かったんですが、Galaxyで撮影したら明るく、色鮮やかですごくきれいに撮れていたので、びっくりしました」とKoki,さん。自身もインスタグラムに投稿する機会が多いそうで「これからはGalaxyのインスタグラムモードを使ってきたい」を話していました。

なお「Galaxy Harajuku」には、等身大のKoki,さんの写真が「Galaxy S10」を持つ装置が設置される予定で、ワイヤレスチャージに対応したスマホなどを重ねると、「Galaxy S10/S10+」の新機能のひとつ「ワイヤレスパワーシェア」を体験できるようになっています。なかなか凝った装置になので、ぜひ現地でチェックしてみてください。

  • 「Shere with Koki,」と名付けられた等身大の装置でワイヤレスチャージを試す、モデルのKoki,さん。ワイヤレスパワーシェアは、Galaxy S10にQi対応機器をかざすと、Galaxy S10シリーズから給電される機能です

  • 実際に「インスタグラムモード」を使って、実際に動画を投稿するデモも行われました