日本航空(JAL)は、5月22日にハワイ線就航65周年を記念し、新しい記念塗装機「ARASHI HAWAII JET」を就航させた。機体はボーイング787-9型機で、機体の両側にはそれぞれメンバーが大きく描かれている。
この就航を記念して成田空港の格納庫で記念塗装機のお披露目会が行われ、嵐のメンバーによるトークショーが行われた。
お披露目会の冒頭にはJAL社員有志によるフランダンスが行われ、ハワイの雰囲気を演出した。
嵐のメンバー、大野智さんと松本潤さんがゲストとして登場。機体を見た大野さんは「今まで何回か顔をのっけてもらったけど、今回はよりデカイということで一生の記念ですね」と感想を述べ、松本さんは「20周年のタイミングで、作ってくれたのがうれしいです」とコメントした。
トークショーにはJALのスタッフも参加し、この塗装機を担当した整備士からは「この機体には、片側約100枚のシールを貼っている。顔の部分には特に力を注いだ」と作業のエピソードを語った。司会から嵐のメンバーに「この特別塗装機は何点ほどいただけますか?」という質問に、大野さんは「100点です」と答えた。
続いて登壇したJALの大貫哲也常務執行役員は「ハワイ路線65周年を新しい形で盛り上げていこうということで、この記念塗装機の就航が実現した。ハワイ路線は最重要路線の一で、まさに国際線のアイデンティティー。お客様には最高のサービスを提供したい」と述べ、「パートナーのハワイアン航空と共に広範囲のネットワークを有しており、これがJALグループにとってのハワイの強みだ」とハワイ線の自信をのぞかせた。
お披露目会の最後に、嵐のメンバーとJALグループの社員200名でハワイへの想いを綴った折り紙飛行機を飛ばした。
「ARASHI HAWAII JET」は、東京(成田)−ホノルル線、名古屋(中部)−ホノルル線、大阪(関西)−ホノルル線に就航し、就航期間は、2019年5月22日から2020年12月末までの予定となっている。