レナウンのビジネスブランド「ダーバン」は5月22日、「『日本のビジネススーツ』に関する外国人意識調査」の結果を発表した。調査期間は2019年3月1~22日、調査対象は在日外国人向け情報誌『Tokyo Weekender』読者を中心とした英語話者の外国人で、有効回答は600人。

  • あなたは日本でスーツを購入する際に何か問題がありましたか?

    あなたは日本でスーツを購入する際に何か問題がありましたか?

ビジネススーツの購入頻度を尋ねると、「数年に一度」が51%で最多。以下、「年に1回」が26%、「年に数回」」が18%と続いたほか、「購入しません」という人も3%いた。

スーツの購入場所については、「百貨店」が51%と最も多く、次いで「テーラー」が40%、「ショッピングモール」が35%との結果に。自由回答をみると、自国で購入するという人も多く、同調査では「『どこで買えばいいかわからない』という背景がうかがえる。またテーラーで購入する外国人が多いのは『サイズが見つけられない』という課題につながっている可能性が高い」と分析している。

日本製のスーツに対する印象を聞くと、「良い」が48%、「とても良い」が26%と、好感触を示す人が計74%を占めた。一方、「普通」は23%、「悪い」は4%となった。

日本でスーツを購入する際の問題点としては、「言語の問題」(49%)と「サイズ」(44%)を挙げる人が多かった。次いで「サービス」(13%)、「ほしい情報」(11%)と続いた。

新しいスーツを購入する店舗やブランドを決めるときに役立つ情報を質問したところ、1位「価格」(71%)、2位「サイズの選択」(67%)、3位「生地・色の選択」(63%)となった。