突然iPhoneの画面がズームアップされ、アイコンなどの画面構成要素が巨大化しふだんの操作ができなくなったのですね? それはおそらく、誤って「ズーム機能」を有効にしてしまったのでしょう。落ち着いてズーム機能を無効化すれば、元どおりになりますよ。
ズーム機能は、iOSに用意されているアクセシビリティ機能(障がい者支援機能)のひとつです。あらかじめ『設定』→「一般」→「アクセシビリティ」→「ズーム機能」画面でスイッチをオンにしておくと、画面上の適当な位置を指3本でダブルタップしたときに有効化されます。
問題は、意図せずズーム機能を起動してしまったときです。バックの中に入れたiPhoneを手探りで掴もうとしたときなど、偶然指3本でダブルタップしてしまうことはありえます。
そうなると、画面の一部がズームアップされた状態になり、指1本でフリック/スワイプするふだんの操作が通用しません。画面をロックしても解除しても状態は変わらず、ホーム画面にたどり着くことすら困難になります。これはズーム機能だと理解しないことには、解決策は見つからないでしょう。
意図しないズームを避ける有効な方法は、「ズーム機能」画面でスイッチをオフにしておくことです。ズーム機能を無効にしたくない、必要なときに使いたいというときには、指3本でダブルタップすればズーム機能を解除できることを覚えておきましょう。
なお、ズーム機能が有効なとき、指3本でドラッグすれば画面内を移動できます。指3本でダブルタップし最後のタップで指を画面から離さずドラッグすれば、拡大率を変更することもできます。使いこなせば便利な機能なのですから、慣れるのも一計では?
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突然iPhoneの画面がズームアップされ、アイコンが巨大化したら……?
