アイ・オー・データ機器は5月22日、家庭用ゲーム機などHDMI出力の映像を録画するためのHDMIキャプチャーデバイス「GV-US2C/HD」を発表した。ハードウェアエンコード式となっており、PCと接続して録画する場合は比較的低スペックのPCで済むのが特徴。前面にSDメモリーカード(最大128GB)を差し込めば、PCに接続しない単体録画も可能。価格は23,200円(税別)で、6月下旬より発売する。

  • ハードウェアエンコーダーを搭載したHDMIキャプチャーデバイス「GV-US2C/HD」

対応入力解像度は最大3,840×2,160ドット / 60fps。キャプチャ解像度は最大1,920×1,080p / 60fpsで、保存形式はMPEG-4 AVC/H.264。ファイル形式は、単体録画の場合MOV、PC録画の場合MP4となる。4K/60pのパススルー端子を搭載するので、録画や配信中でも遅延が気にならない。

録画やライブ配信を行うPC用ソフトは「I-O DATA HD Live Capture」を用意。ゲーム実況動画の作成や、ライブ配信サイトでの実況配信を始めるのに役立つ。動画編集用にはCyberLink製の「PowerDirector 15 for I-O DATA」を提供。どちらのソフトも無料でダウンロードできる。

映像入力インタフェースはHDMI×1、PCとの接続インタフェースはUSB 2.0 Type-C×1。USBバスパワーで動作し、本体サイズは約W129×D27×H74mm、重さは約130g。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10。PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One Sなどでの動作が確認済み。

  • 前面のSDメモリーカードスロットを利用すれば、PCに接続しない単体録画も可能

  • HDMIのパススルー端子を搭載する。本体はUSBバスパワーで駆動する