米Appleは5月21日 (現地時間)、バタフライ構造のキーボードの無償修理プログラムをアップデートし、新しい「MacBook Air」や「MacBook Pro」の2019年モデルなどを追加した。
一部のバタフライ構造のキーボードで見られる不具合の対策として、昨年6月にAppleは、2015年から2017年に登場したMacBookやMacBook Pro、9モデルを対象に無償で修理に応じるプログラムの提供を開始した。アップデート後の「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」では以下の5つのモデルが追加され、現在バタフライ構造のキーボードを備える全てのモデルが対象になった。
- MacBook Air (Retina, 13inch, 2018)
- MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15inch, 2018)
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15inch, 2019)
プログラムの対象になる症状は、キーを叩いた時に「文字が勝手に反復入力される」「文字が表示されない」「押したキーがスムーズに跳ね戻らない、または押した時の反応が一定しない」など。適用期間は、対象となるMacBook、MacBook Air、MacBook Proの最初の小売販売日から4年間。「Apple正規サービスプロバイダ」「Apple直営店」「配送修理 (Appleリペアセンター)」にて申し込みを受け付ける。