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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香

料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香

栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。

その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。

現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。


この記事では、肉の下味やパスタの茹で塩などにも使える万能調味料である「塩」の選び方とおすすめ商品、ユーザーのイチオシ商品や口コミを紹介。スーパーで市販されている天然塩やトリュフ塩、スモークソルトといった変わり種、無添加タイプや高級塩も厳選しました。

塩の種類や用途に合うものをチェック!
塩の選び方

料理家の玉利紗綾香さんへの取材をもとに、市販の塩の選び方を紹介します!

塩の種類で選ぶ

一口に塩といっても、原料や製法によってたくさんの種類があります。ここではおおまかな種類をご紹介します。

海水塩

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海水から採取される塩です。塩を抽出する製法によって、天日で乾燥させる「天日塩」、釜で煮詰める「平釜塩」にわかれます。海水のミネラルを多く含むので、味わい深い旨味のある塩です。

岩塩

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長い年月の地殻変動により、かつて海のあった所の海水が閉じ込められ、海水が結晶化して採取できるようになったのが岩塩です。一般にゴツゴツとしていて、ガツンとした塩気がありますが、ミネラル分は海水塩ほどではありません。

湖塩

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湖の水から採取できる塩です。塩湖のない日本では、あまり一般的ではありませんが、おおよそ海水塩と岩塩の中間ぐらいの性質を持ちます。

精製塩

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原塩を溶解、精製し作られる塩です。サラサラしていて雑味がなく安定した塩味ですが、ミネラルなどの栄養成分は乏しい塩です。

食材や用途に合わせて選ぶ

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塩を選ぶときは食材や用途に合わせることが必要です。塩によって味わいに変化をつけることができます。

食材の味を引き出すシーズニングソルト

いろいろな塩がありますが、素材の味を引き出すときによく使われるのがシーズニングソルト。塩にハーブやスパイスを加えたもので、食材に合うように調合されています。

シーズニングソルトは味つけが施されているものもあり、食欲を刺激する塩です。オールマイティに使えるシーズニングソルトがあれば、どの料理にも使えます。

ミネラルを含んだ塩はうまみを引き立たせる

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食材のうまみを引き立てるのならミネラルを含む塩です。ナトリウム以外のマグネシウムやカリウムなどのミネラルが含まれていると、食材のうまみをより引き出せます。

ナトリウムはしょっぱさなどの塩味(えんみ)に影響を与えるので、特にシンプルな料理をおいしくするにはナトリウム以外のミネラルを含む塩を使ってください。

メインの食材に合わせて塩を変えてみて

塩を使うポイントはメインの食材に合わせることです。粒の大小としょっぱさの強弱で使用する食材は変わります。

粒が大きくてしょっぱさが強い塩

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赤身のお肉やお魚は食材自体の味がはっきりしています。このような食材には、粒が大きくてしょっぱさの強い岩塩などがおすすめです。

「ピンク岩塩」なら食材の味の強さに負けませんし、塩自体の味も楽しめます。赤身の食材にピンク岩塩を使う際は、濃いピンクの方が相性がよいでしょう。その際には夾雑物のない商品を選んでください。

粒が大きくてしょっぱさが弱い塩

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お肉のなかにも淡泊なものがあります。お魚でも白身のものなどあっさりした味のものには、粒が大きくてしょっぱさが弱い塩を使ってください。

このような食材には海水から採れる海塩などが適しており、淡泊なお肉やお魚に使うと食材を噛みながら塩の味わいを楽しめます。

噛むほどに食材を味わえるのが海塩の特徴です。

粒が小さくてしょっぱさが強い塩

揚げものが好きな方は多いと思いますが、油を使った食材に適しているのは粒が小さくてしょっぱさが強い塩です。油を含んだ食材は塩がなじみやすいので、小さい粒の方が合っています。

揚げものや油を使った料理はしつこさが特徴ですが、粒が小さくてしょっぱめの塩を使うと口当たりがやさしくてスッキリした味わいになります。

粒が小さくてしょっぱさが弱い塩

野菜のように味がやさしくてさっぱりしている食材には、粒が小さくてしょっぱさが弱い塩が合っています。おにぎりがよい例ですが、ご飯にも合うのがこのタイプの塩。

このような塩は食材の繊細な味を引き立てることができ、やさしい甘みを感じさせます。噛むほどに味の深みが口の中に広がり、まろやかなしょっぱさが特徴です。

粒が中くらいでしょっぱさも中くらいの塩

どのような食材にもオールマイティに使えるのが、粒が中くらいでしょっぱさも中くらいの塩です。

テーブルにはいろいろな食材を使った料理が並びますが、オールマイティに使える塩があると助かります。デザートのスイカや柑橘類に使うと、甘さがより引き立ちます。

ふだん使いができるので、食卓に常備しておくと便利な塩です。

変わり種の塩も使ってみて

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食卓に置くと楽しくなる塩があります。たとえば「トリュフ塩」です。高級な塩ですが、パーティーの食卓に置いておくと話題になって会話も弾みます。

特性の料理をこしらえてふるまうときなど、こだわりの塩を用意しておきたいもの。黒い色の「竹炭塩」などは目を引くことでしょう。

珍しいだけでなく、塩本来の味も楽しめます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)