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【この記事のエキスパート】
ファッションスタイリスト:宮 万紀子

ファッションスタイリスト:宮 万紀子

20代前半より古着ショップを経てファッション業界に入る。

数社の国内アパレル企業で勤務した後、ファッションスタイリストに転身。

タレントのテレビ出演時のスタイリングや広告、CMのスタイリングを数多く手掛ける。

現在は商業ファッションスタイリストと一般の方のコーディネートをするパーソナルスタイリストとを兼務している。


夏のおしゃれに欠かせないメンズのサンダル。アウトドアシーンまで幅広く活躍するスポーツサンダルや、きれいめコーデにも合わせられるレザーサンダルが人気を集めています。この記事では、定番の人気ブランドを中心に、ユーザー、エキスパート、編集部がメンズにおすすめのサンダルをご紹介します。

メンズサンダルの種類

サンダルはリゾートからレジャーまで、幅広いシーンで活躍します。しかし、服装とあっているのか、長時間履いていても壊れてしまわないのかなど、気になる方もいるでしょう。

そこでまずは、ファッションやシーンなどに適しているサンダルを選べるように、メンズサンダルの種類を簡単にご紹介します。

スポーツサンダル|アウトドアシーンに

出典:Amazon

スポーツサンダルは、ホールド力やクッション性、耐水性に優れたサンダルのこと。屋外レジャー用として作られているので水辺でのレジャーやアウトドアシーンに最適。厚めのソールにより、山や岩場など歩きにくいところでも快適に履けるのがポイント。

また、アッパー部分のデザインはストラップタイプが主流で足にぴったりとフィットします。軽くて長時間履いていても疲れにくいため、旅行やタウンユースに活躍するでしょう。

フラップサンダル|きれいめファッションにも

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フラップサンダルはトングサンダルともいって、草履のような形状のサンダルです。同じ形状のサンダルでなじみがあるのは、ビーチサンダルでしょう。軽量で履きやすいビーチサンダルは、プールや海水浴などのリゾートシーンで活躍します。

フラップサンダルは同じようにリゾートシーンでも活躍しますが、使われている素材によってはキレイめファッションともあわせやすいため、おしゃれを重視して選びたい方にぴったりです。

コンフォートサンダル|タウンユースにぴったり

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コンフォートとは「快適さ」という意味があります。インソールは足裏のアーチをサポートする形状のため、長時間履いていても疲れにくい快適なサンダルです。

アッパー部分のデザインも豊富に展開しており、ベルトつきで足幅にあわせて調整できるものから、足首まわりまでしっかりホールドするストラップタイプもあります。

シャワーサンダル|プールやタウンユースにも

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シャワーサンダルはもともとスポーツの前後に履くサンダルとして、スポーツシーンで使われていたサンダルです。耐水性にすぐれた合成樹脂製が主流で、最近では普段のファッションとして履けるおしゃれなデザインも多く展開されています。

大手スポーツメーカーだけではなく、有名ブランドからも多数展開しており、幅広いコーディネートを楽しめるでしょう。

ちょっとした外出など手軽に履ける
メンズサンダルの選び方

ファッションスタイリストの宮 万紀子さんに、メンズサンダルを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。

【1】ライフスタイルに合った素材を選ぶ
【2】自分の足と相性のいいブランド(木型)かチェック
【3】デザインに注目して選ぶ

それぞれ解説しているので、プロの意見を参考に、はきやすさとおしゃれさを兼ねそなえた1足を見つけてみてください!

【1】ライフスタイルに合った素材を選ぶ

サンダルにはレザーや合成樹脂などさまざまな素材が使われており、素材によって履き心地はもちろん、ふだんのメンテナンス方法も変わってきます。ライフスタイルに合った素材を選べるように、素材ごとの特徴を解説します。

ファッション性を重視するならリアルレザー

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牛や馬、豚などの動物の皮が原料のリアルレザーには表面がなめらかなスムースレザーとマットな質感のヌバックレザー、起毛した質感が特徴のスエードなどがあります。それぞれお手入れ方法は異なり、水濡れなどにも気を使いますが、手間がかかるぶん愛着が増すでしょう。使い続けることで経年変化を楽しめるのも魅力。ファッション性も高いため、大人の男性としての魅力を演出したい方にぴったりです。

購入後、本革専用の防水スプレーをかけておくと、すべてではありませんが、ある程度の水濡れや汚れなどから守れます。覚えておきましょう。

バリエーションを求めるならフェイクレザー

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フェイクレザーは布地に合成樹脂加工を施した素材です。織布にポリウレタン樹脂加工を施した合成皮革と不織布にポリ塩化ビニル加工が施された人工皮革の2種類があり、求めやすい価格帯で展開しています。

バリエーションが豊富なのは合成皮革です。人工皮革は合成皮革よりもリアル感を求めて作られているため、価格は高めですが、どちらもシーンや天候を気にせず履けます。お手入れも汚れた部分を拭くだけとかんたんですが、樹脂の特性から直射日光があたる場所に放置しないようにしましょう。

軽さと履きやすさを求めるなら合成樹脂

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サンダルの素材に使われている合成樹脂は、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)が主流です。軽量で柔軟性や弾力性があり、耐候性にすぐれているため、長時間の屋外活動にも向いています。ふだん履きしやすいスポーツサンダルやシャワーサンダルなどに使われています。

使用後は皮脂汚れを落とすために、靴専用のウェットシートで拭いてください。スポーツサンダルの場合、マジックテープやベルト部分もはずして拭くことが大切です。多少こすっても大丈夫な素材なので、しつこい汚れはこすって落としましょう。

履き心地を重視するならラバー

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ラバーには、ゴムの木から採れる高い弾力性をもつ天然ゴム(NR)と人工的に作られた合成ゴムがあり、おもにソール部分に使われる素材です。長時間の歩行に不向きな薄いソールのビーチサンダルも、天然ゴムのソールなら弾力性により衝撃から足裏を守ってくれます。天然素材のため価格は高めですが、合成ゴムは求めやすい価格帯でバリエーションも豊富です。

それぞれ水濡れにも強く、まる洗いできます。ただし、部分的にリアルレザーやコルクなど水に弱い素材が使われているサンダルは、中性洗剤をつけたタオルで拭きましょう。

【2】自分の足と相性のいいブランド(木型)かチェック

出典:Amazon

試着や購入をしてみて自分の足にピッタリだったり履き心地がとてもよかったら、それはそのブランドの木型や設計が合っているということ。足の形や甲の高さ、ワイズ(横幅)などは人によって千差万別です。

自分の足に相性ピッタリのブランドを探せたなら、同じサンダルの色違いや、同じ木型を採用したサンダルを購入するのもおすすめです。

【3】デザインに注目して選ぶ

出典:ZOZOTOWN

シンプルデザインのサンダルは1足あると便利ですが、いつものファッションがカジュアル寄りで気負わない服装が好きならば、遊び心のあるカラフルなカラーのものや、ユニークな装飾がほどこされたものなどがおすすめ。

また、ほかにもネパールのグルカ兵が履いていたグルカサンダルや、古代ローマの戦士が履いていた靴のようなデザインのグラディエーターサンダルなど個性的なデザインもあります。

シーンに合わせて自分らしく快適に履けるデザインを選んでみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)