◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
洗濯機のかさ上げをしたいときは、洗濯機の下に専用の台を置きましょう。振動・騒音防止にも役立ちます。この記事では、洗濯機の置き台の選び方とおすすめ商品をご紹介します。掃除や移動が楽になるキャスター付き、水漏れを防ぐ防水パンなど厳選しました。
洗濯機の置き台とは
洗濯機の置き台とは、洗濯機を直接床に置かず、床からスペースを取るための台のこと。
賃貸住宅などの場合は、入居時からあらかじめ設置されていることが多いため、意識することはないですが、新築の住宅などでは置き台を設置すると、洗濯機の使い勝手が飛躍的に上がります。
【 メリット 】
種類にもよりますが、キャスターがついている置き台の場合、簡単に移動ができるため、掃除がとても掃除がしやすいです。また、振動を抑え、音が大きくなるのを防いでくれるもの、万が一の水漏れを防いでくれるものまであります。
【 デメリット 】
一方で、デメリットもあります。例えば、安価なものを使いづけると、床の材質によっては傷などができてしまいます。また、もし仮に水漏れをしてしまった場合、洗濯機の置き台自体の掃除もしなければなりません。
商品自体はホームセンターやECサイトなどで手軽に買え、価格は1,000円以内のものから1万円前後のものまで豊富ですので、設置していない方はぜひ検討してみてください。
洗濯機の置き台の選び方
洗濯機のかさ上げにより、下の階への振動を防いだり隙間の掃除をしやすくしたりする「洗濯機の置き台」。形状や価格もさまざまなので、なにを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこでここからは、洗濯機の置き台の基本的な選び方をご紹介します。ポイントは下記6点。
【1】サイズや設置スペースに合わせて選ぶ
【2】耐荷重量をチェック
【3】耐震性をチェック
【4】置き台のタイプで選ぶ
【5】色やデザイン性で選ぶ
【6】ドラム式に対応しているかチェック
ポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。
【1】サイズや設置スペースをチェック
品質がよくても洗濯機が置けなければ意味がないので、サイズ確認はマストです。サイズ調整ができないフレームタイプなどの置き台は、設置できない事態が起きないように、サイズをしっかりとチェックしましょう。なかにはサイズ調整できる置き台もあり、買い換えるときにも洗濯機の選択肢が増えるメリットがあります。
置き台のサイズは幅、奥行きだけでなく、高さもチェックしましょう。高さがあると洗濯機のホースを収納できたり、掃除しやすくなったりするなどのメリットがあります。
【2】耐荷重量をチェック
洗濯機置き台を選ぶときは、サイズと合わせて、耐荷重量のチェックが大事です。一般的にタテ型よりもドラム式洗濯機のほうが重く、ドラム式洗濯機は80kg以上の重量があるものもあります。購入してから置くことができないなんて事態は避けたいところ。衣類や水の重さも考慮して、耐荷重量は100kg以上あると余裕があると考えられるでしょう。
自宅の洗濯機、あるいは購入予定の洗濯機の重量に耐えられるかしっかり確認して、使いやすい置き台を見つけましょう。
【3】耐震性をチェック
賃貸のアパートやマンションなどの2階以上にお住まいで、下の階への振動や騒音が気になる場合は、置き台の耐震性もチェックして選びましょう。すでに解説したように、据え置きタイプだと安定性が高く、振動も少ないです。
また洗濯機の「揺れる」「ズレ」を防止する耐震パットつきがベターです。振動を抑えることにより洗濯機自体も長持ちします。
【4】置き台のタイプを選ぶ
洗濯機の置き台には、「キャスタータイプ」「防水パンタイプ」「4点タイプ」の大きく3種類があります。一つひとつ解説していきます。
キャスタータイプ:掃除がしやすい
キャスタータイプは、置き台にキャスターが付いたタイプ。
洗濯機の下は、衣類から出る繊維やほこりなどがとても溜まりやすいところ。ほこりに水が付着するとどんどんヘドロ状になり、掃除が難しくなります。さらに通気が悪いと、なかなか湿気が取れずにカビも生えやすくなります。
キャスター台タイプは、洗濯機ごと移動できるため、ふだんは手が届かない洗濯機の下も気軽に掃除できます。
ただし、キャスターつきの置き台は、やわらかいクッションフロアだとあとがつく可能性もあるので注意。洗濯機を使うとキャスターが動いてしまわないように、ストッパーつきなら固定できます。またジャッキつきであればより安定感があり、振動も小さくなるのでベターです。
防水パン(据え置き)タイプ:水漏れを防げるタイプ
洗濯機パンは防水パンとも呼ばれ、洗濯機の下にトレーのように設置できる据え置きタイプの置き台です。
万が一、洗濯機から水漏れしても受け皿となってくれます。とくにアパートやマンションであれば、階下の人に水漏れで迷惑をかけてしまう場合があるため、念のための防止策として洗濯機パン・防水パンがベターです。
大きな揺れなどで置き台が動くのを防げるタイプですが、掃除のしにくさが難点。ただし、商品によっては洗濯機を設置したまま排水トラップを取り外せて、スムーズにお手入れできるものもあります。
4点タイプ:引っ越しなどで移動させやすい
4点タイプは、置くだけで取りつけやすく、さらに取り外しやすい据え置きタイプの置き台。かさばらず、荷物にならないため、転勤や引っ越しが多い人に向いています。
置き台を設置するときは、排水口と排水ホースの位置関係をチェックする必要がありますが、4点タイプは隙間が広いため位置を気にせず置けます。また掃除もスムーズで手入れしやすいなど、日常的にも便利に使えます。
【5】色やデザイン性で選ぶ
グレー、白、黒などシンプルで控えめな色の多い洗濯機置き台ですが、やはりわずかな違いでも空間のイメージはぐんと変わってきます。清潔感たっぷり、壁や白い洗濯機になじませるなら白。かっこよく見せるなら黒、あるいは無難なグレーなのかで選びます。
さらにがっちりした見た目なのか、線が細く華奢に見せるのかによっても一見あまり影響のないようで、印象はずいぶん違います。
タイプもOK、大きさ、掃除のしやすさも兼ねそろえていて数点の商品で迷っている場合は、こちらも考慮するうえでの材料のひとつです。
【6】ドラム式にも対応しているか確認しよう
洗濯機の置き台のなかには、タテ型であればどの商品でも使える場合が多いですが、ドラム式に対応していない商品もあります。機能や品質が良くて買ったとしても、家にあるドラム式の洗濯機に対応していなければ意味がありません。通常の洗濯機と比べると、ドラム式は「重量」「縦横サイズ」が大きく違います。
今持っている洗濯機で使えるのか、ドラム式に買い換える予定があれば使えるのか、きちんとチェックしてから購入を検討しましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
賃貸など集合住宅であれば水漏れなどに十分な注意が必要ですが、あるかもしれない水漏れよりも、日々の掃除や手入れが便利な方が、家事の時短にはつながります。
衛生面からみても洗濯機を浮かして置くタイプの方が管理はらくかと思います。ですが、近年は掃除もしやすい洗濯機パンも登場するなど、いろいろ改善もなされているようです。
ご自分の暮らしを見て総合的にらくだなと思うもの、安心だなと思うものを選んでください。