リビン・テクノロジーズはこのほど、自宅所有者を対象とした「住み替えるなら購入か賃貸か」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年3月28日~4月11日、調査対象は「リビンマッチ」利用者で自宅を所有している20歳以上の個人で、有効回答は358人。
自宅の種別を質問したところ、「戸建て」が80.2%、「集合住宅」が19.8%との結果に。続いて「もし住み替えるなら、また購入するか?それとも賃貸にするか?」と尋ねると、「購入」が68.7%を占め、「賃貸」は31.3%となった。
「購入」と答えた理由としては、「自分の資産になる」が最も多く44.7%。以下、「家賃を払うのがもったいない」と「子どもに残せる」が同率の37.4%、「満足感や安心感が得られる」が27.2%、「ペットを飼える」が19.9%、「社会的信用を得られる」が8.5%と続いた。「自分の資産になる」「子どもに残せる」との回答は計63.4%に上り、同調査では「"自宅=資産"と考えている人が多い」と分析している。
一方、「賃貸」と答えた理由をみると、「家のメンテナンスが不要」の57.1%と「固定資産税の支払いがない」の50.9%が半数以上を占め、次いで「ライフスタイルに合わせた住み替えが可能」が38.4%、「ローンがないので破綻リスクがない」が33.0%、「収入がダウンしても住み替えで対応可能」が28.6%となった。また「その他」(4.5%)には、「財産を残したくない」「高齢なのでローンが組めない」「購入したものは収益物件で、自宅は賃貸」といった理由が寄せられた。