東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の大規模拡張プロジェクトの開発予定地にて21日、起工式を開催。新テーマポートの名称発表セレモニーも行われ、2022年度中の開業を目指している8番目のテーマポートの名称が「ファンタジースプリングス」と発表された。

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    「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」新テーマポート名称発表セレモニーの模様

同プロジェクトでは、東京ディズニーシーを拡張し、ディズニーホテルを有する8番目のテーマポートを新たに開発。既存施設への追加投資としては過去最高となる2,500億円を投じ、東京ディズニーシー開業以来最大の面積を拡張する。

新テーマポート「ファンタジースプリングス」は、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマとし、幅広い世代に愛されているディズニー映画の世界が再現されている。ゲストは、魔法の水が流れる滝や池に遭遇し、ディズニーの物語の世界へといざなわれる。

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その先には、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』を題材とした3つのエリアが広がり、それぞれの物語をアトラクションやレストランなどで体感することができる。また、パーク内に位置し、最上級ランクの部屋を有するディズニーホテルが泉を臨むようにそびえ立つ。

新テーマポート名称発表セレモニーは、あいにくの悪天候のため開発予定地内に設置されたテント内のステージにて開催。ディズニーキャラクター、代表取締役会長(兼)CEOの加賀見俊夫氏、代表取締役社長(兼)COOの上西京一郎氏、ウォルト・ディズニー・カンパニー チェアマン&CEOのロバート・A・アイガー氏らが出席した。

そして、加賀見氏が「ファンタジースプリングス」と新テーマポートの名称を発表し、「『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の3つの映画の共通するテーマはファンタジー。新たにファンタジーな空間が加わることで、今までにないパーク体験をお届けできると思っています」とあいさつ。また、記念撮影ではミッキーとミニーがお祝いに駆けつけた。

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イメージ図=(C)Disney