フジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(毎週月曜21:00~)に出演する劇団EXILEの鈴木伸之がこのほど、きょう20日から放送される、ドラマとスマートフォン「Galaxy S10」がコラボレーションした「GalaxyオリジナルCM」の撮影を行った。

今回この模様に密着し、初めてのドラマコラボCM撮影の感想のほか、ドラマ本編現場の裏話、さらに人生初の始球式や自身のWikipediaについても聞いてみた――。

  • 劇団EXILEの鈴木伸之

■看護師の女性と親しげに…

ドラマで演じる整形外科医・辻村駿太郎の役柄のままで出演する今回のCM。辻村先生が看護師のスマホにGalaxy S10を重ねて充電してあげる「休日どうしようか」篇と、Galaxy10にワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を置いて充電する「充電完了」篇の2本が撮影された。

撮影は5月上旬に行われたが、鈴木は季節外れの花粉症に苦戦。それでも、テスト撮影のスタッフと鈴木が被写体を入れ替わると、カメラマンが「さわやかさが全然違う!」と驚くほどの存在感を見せ、スタジオ内の廊下を何度も颯爽に駆け抜け、スマホを持つ角度をスタッフと一緒に細かく調整するなど、積極的に撮影に臨んだ。

ラストは屋外ロケで、偶然立ち寄ったドラマチーフ演出の鈴木雅之監督が「集中集中! 集中してやろう!」と発破をかけて見守る中、無事に撮影終了。スタッフから花束を受け取って「最後にひと言!」とリクエストされると、「Galaxy S10!」とバッチリ決めて現場を後にした。

この撮影の合間に取材に応じた鈴木は「ドラマの役でありながら(本編で)描かれていないシーンを2つやらせていただいたので、また新しい辻村駿太郎の一面が見れるんじゃないかなとも思いますし、初めてのことで緊張もあったんですけど、すごく楽しく撮影することができました」と充実の表情。看護師の女性と親しげに話すシーンもあるが、「『あれ? 辻村先生は(本田翼演じる甘春杏と気持ちは)どっちなんだろう?』っていうのもありつつ(笑)、あんまりそこは気にしないようにしながらやらせてもらいました」と、割り切って演じたことを明かした。

■Wikipediaに「始球式のことも書いて」

本編の撮影現場は「1話を撮ってるときから本当にすごく雰囲気が良いです」といい、主演の窪田正孝については「本当にやる時はやるし、おちゃらける時も率先してみんなを引っ張っていくように盛り上げてくれるので、安心感がすごいありますね」と紹介。「すごく良い雰囲気のまま後半戦に入ってこれているので、終盤にかけて良い雰囲気のまま、みんなで1つの作品を作っていければと思っています」と意気込む。

そんな鈴木は、ドラマのオフィシャルブログを担当しているが、「こんなに頻繁に(投稿を)上げたことないんです」というほど、ほぼ毎日更新。ネタ探しの苦労はあるものの、「『撮らせてもらっていいですか?』って聞いたら率先して写ってくださいますし、『俺、写りたいんですけど』って言ってくれるスタッフの人もいるんです」といい、「(ストックしていた)写真がなくなって『ヤバい!ヤバい!』ってなることもあるんですけど、そうするとスタッフさんが『こんな写真ありますよ』って持ってきてくださるんですよ。みんなすごく協力的なので、助かりますね」と、チームに支えられているようだ。

鈴木と言えば、ドラマの番宣で4月に人生初の始球式を東京ドームで行い、球速122kmという見事なピッチングを披露したが、「劇団EXILEのメンバーに『すごい』という言葉をいただきましたし、HIROさんも喜んでました」「(劇団EXILEの)佐藤寛太もやりたがって、ニュースの記事をスクショして送ってきました(笑)」とのこと。同じLDHに所属する関口メンディーは133kmを記録しているが、「“打倒メンディーさん”でもう1回投げたいなって思いますね。でも、あそこであれだけの球を投げられるメンディーさんは、あらためてすごいと思いました」と感心した。

また、同局系バラエティ番組『アウト×デラックス』に出演した際、自身のWikipediaの人物欄がわずか2行だったことを打ち明け、話したエピソードが放送中にものすごい勢いで追記されて、大きな話題になった。これについては、「マネージャーさんから『Wikipediaが荒れてます!』って連絡が来て、確認したらすごい量だったので、うれしかったんですけどね」と振り返りながら、結局すぐに2行に戻ってしまったことから、「始球式のことも書いてほしいんですけどね(笑)」と嘆いていた。