アイドルグループ・V6の岡田准一と女優の沢尻エリカが20日、東京・墨田区の東京スカイツリーで行われたテレビ朝日系5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』(22~26日 21:00~)のトークショーと点灯式に参加した。
天望デッキで行われたこのトークショーには、ファン300人が集結。「グループのメンバーとロケしたことがあります」という岡田に対して、沢尻は「展望台に来たのは、今回が初めてです。高い所が好きなので、今日こうして来れて良かったです」と笑顔を見せた。
『白い巨塔』では岡田が浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎を、沢尻が財前の愛人・花森ケイ子を演じる。
撮影を振り返り、岡田は「初日から濃厚なシーンが多かったんですけど、さすが"ジリ(尻)さん"、すべて受け止めてくれました」とのこと。一方の沢尻も「いや、そこはさすがの"オカ(岡)さん"が…」と応じるなど、息の合ったコンビネーションを見せていた。
沢尻が「私の中の岡田さんはクールなイメージでした。わりと人見知りなので、緊張していたんですが、気さくにリードしていただきました。すごく素敵な方でした」と感謝すると、岡田は「なるべく緊張感がないように意識しながら」と回想す。
「財前五郎と里見脩二(松山ケンイチ)、どちらがタイプか」との質問に対して、沢尻は「これはもう分かり切ってます。間違いなく、財前です」ときっぱり答え、「私、世の男子に『もっとガツガツ生きろ』と言いたいです。財前を見習ってください」と語った。
トークショー終了後に行われた点灯式では、岡田と沢尻のカウントダウンで、スカイツリーが真っ白にライトアップされた。岡田が「きれいですね。多分遠くからも見えると思うので。"白い巨塔"ができあがってうれしいです。"白い巨塔"になりました」と言うと、沢尻も「こんな貴重な体験をさせてもらってうれしいです。また遠くから、『今日、私が点灯したんだ』ってスカイツリーを見たい」と話していた。
東京スカイツリーでは、20日・21日に『白い巨塔』のオリジナルライティングを実施される。さらに、東京スカイツリーの天望デッキ・フロア350で、20日~26日の7日間、『白い巨塔』の特別展示が実施される。劇中に登場する衣装や小物が展示される予定だ。
同ドラマは、腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎が主人公。原作は1963年に発表されたが、今作では物語の設定を2019年に置きかえ、現代の最新医療ならではの新たな『白い巨塔』となる。