ブロードエッジ・ファクトリーは5月23日、「BEER& 246 aoyama brewery(ビアランド ニーヨンロク アオヤマ ブリュワリー)」(以下、ビアランド)にて、女性のための本格ハンバーガーブランド「HAMBURGIRL(ハンバーガール)」のメニューを販売する。
ビアランドは本格的なビールへこだわりを持ち、店内醸造所で作ったクラフトビールを提供している。「HAMBURGIRL」はショップインショップとして展開を行う。
看板メニューとなるハンバーガーは三種類。パティをクラフトビールでフランベするなど、ビール製造所としてのこだわりを取り入れている。また、良質な和牛を使用することで油の重さを感じさせないようにしたり、全粒粉のバンズを用いたりと女性を意識したメニュー作りを行っている。
ビールもハンバーガーも男性がよく食べるイメージだが、ビアランド側は「ニッチなところを攻めていきたい」と女性に特化したブランドづくりの意図を明かす。
今後はビール製造所であることを意識し、麦汁や原料を使ったメニューなど、他にないものを作っていくという。ハンバーガーは月替わりメニューを含め、常時四種類を販売する予定とのこと。
HAMBURGIRLでは、和牛を使ったハンバーガー三種類の他、ノンアルコールカクテル「モクテル」、締めスイーツに「ホワイトルビーストロベリー」などが提供される。
「Wagyu100バーガー」(税別1,000円)は、肉の旨みとしっかりとした歯ごたえのあるハンバーガー。特製オーロラソースがたっぷりと挟み込まれている。
「アボカドWagyu100バーガー」(税別1,200円)は、シェフ特製のワカモレを挟み、アボカドの濃厚な味わいを堪能できるという。
「トリプルチーズWagyu100バーガー」(税別1,200円)は、クリームチーズ・モッツァレラチーズ・チェダーチーズの三種類を贅沢に使用している。
「ホワイトルビーストロベリー」(税別950円)は、Patisserie & Cafe DEL'IMMO(パティスリーアンドカフェデリーモ) の江口和明氏が考案した締めデザート。ライチロースのフルーティーなジュレと苺のフランボワーズのアイスに、コク深いホワイトビールのグラニテとジュレを合わせたという。苺のビールをかけるとまた違った風味で味わえるとのこと。
この他にも、オリジナルビアチキンなどのサイドメニューや、フルーツとフレッシュハーブを使ったノンアルコールカクテルなどのドリンクも充実している。
また、醸造所とあってクラフトビールの種類も豊富である。店内で醸造された「ビアブランドオリジナルIPA」(270ml税別680円)は、香り豊かなインディアンペールエールで深みのあるコクとポップな優しい苦味が特徴だという。
ビール醸造所が作ったこだわりのハンバーガー、一体どんな味だろうか。試食の機会を得たので、最後にその味をお伝えしたい。
「Wagyu100バーガー」は、和牛の旨みをダイレクトに味わうことができる。オーロラソースと相性が抜群で、がっつりとかぶりつきたくなるおいしさだ。
「アボカドWagyu100バーガー」は、たっぷりとアボカドが挟まれ、まろやかな口当たりの中、アボカドのコクがアクセントを加えている。このバーガーは全粒粉のバンズが使われており、糖質が気になる女子に嬉しいポイントだろう。
「トリプルチーズWagyu100バーガー」は、とろりとした溢れるチーズが食欲をそそる。肉汁と濃厚なチーズが合わさり、贅沢な味わいだ。
ハンバーガーはどれもフレッシュな野菜が使われ、食べ応えのある仕上がりとなっている。女性向けとあって食べやすく、写真映えにもぴったりのボリュームで、見た目も華やかだ。
そして、締めデザートの「ホワイトルビーストロベリー」。アイスやジュレの他、メレンゲやチョコレートがトッピングされ、様々な味を満喫できる。苺のフランボワーズは果実感が濃厚で、ホワイトビールのグラニテは甘みの中にコク深さを感じる。ソースとしてかける苺のビールは、ビールらしい苦味と苺の甘さのバランスが良い。かけると味に深みが増し、最後までぺろりと食べられる。
ビールが進む味付けに、ついもう一杯を頼みたくなる。様々なクラフトビールの飲み比べも良いだろう。和牛ハンバーガーとクラフトビールの組み合わせ、楽しんでみてはいかがだろうか。
※価格は全て税別
●information
「BEER& 246 aoyama brewery」
東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F