◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー:田子 政昌
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。
現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。
各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。
家庭用のランニングマシン(ルームランナー)があれば、天候や時間に左右されることなくジョギング・ウォーキングができます。自走式や電動式の他、速度・距離・消費カロリーの計測や設定、傾斜調整、折りたたみモデルなど多数の商品があります。この記事ではランニングマシンの選び方とおすすめ商品、口コミを紹介します。
子供から高齢者まで使える!
ランニングマシンのメリット
ランニングマシンとは、屋内でウォーキングやランニングを行える健康器具のことです。最大のメリットは、雨や猛暑などの天候に左右されずにトレーニングができること、さらに、家事や仕事で忙しく、ジムに通う時間がない方でも時間や場所に制限されることなく使えます。
また、一定の条件でウォーキングやランニングができるのでスピードがコントロールしやすい点や消費量をモニターで確認できる機能もあるので、自分の状態を把握しながらトレーニングすることができます。
ランニングマシンとルームランナーの違いは?
ランニングマシンとルームランナーの違いは、ほとんどありません。もともとは、「トレッドミル」と呼ばれておりましたが、歩いたり走ったりできるタイプが主流のため、名称については特に区別なく呼ばれています。
また、歩くことがメインの低速のものはウォーキングマシンとも呼ばれています。
置く場所とサイズ、最大速度と傾斜が使えるかがポイント
ランニングマシンの選び方
パーソナルトレーナーの田子政昌さんにお話をうかがい、ランニングマシンの選び方についてご紹介していきます。選び方のポイントは次の7つです。
【1】価格で選ぶ
【2】自走式?電動式?種類で選ぶ
【3】最大速度をチェック
【4】連続使用時間は30分以上がおすすめ
【5】ベルトの長さ120cm以上・幅40cm以上が理想
【6】傾斜がつけられるとなおよし
【7】設置スペースをチェック!折りたたみも視野に!
【1】価格で選ぶ
ランニングマシンは価格帯によって特徴も変わってきます。近年では、値段の安いランニングマシンも増えてきておりますが、あまりにも安すぎるものはしっかり機能面なども確認しましょう。
ここでは、価格帯ごとの特徴についてご紹介しますので購入の際の目安にしてくださいね。
5万円前後|運動不足解消・ダイエット向け
在宅ワークの合間など、日頃の運動不足解消やダイエット目的でウォーキングを考えてるのであれば、5万円前後の価格帯のものを選ぶと良いでしょう。連続稼働時間こそ短いものの、自走式のものが多く静音性があります。ウォーキングだけに特化したものであれば、1万円前後で手に入れることができます。
10万円以上|本格的なトレーニング向け
フィットネスジムのような本格的なランニングマシンを求めているなら10万以上の価格帯がおすすめ。電動式のものが多く、長時間のランニングや安定性、最高速度の調整など機能性も充実しています。
【2】自走式?電動式?種類で選ぶ
ランニングマシンの種類には「自走式」と「電動式」があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。
自走式|走る力でベルトを動かす
自走式は、自らの走る力でベルトを動かすタイプです。そのため、電動式と比べると負担や消費カロリーが多いのが特徴です。比較的コンパクトサイズなのも特徴です。
電動式|モーターでベルトを動かす
電動式はモーターの力でベルトを動かします。特徴としては、長時間の使用が可能なこと、そして脚への負担が少ないことなどがあげられます。ただし、自動式と比べるとややスペースをとってしまいます。
【3】最大速度をチェック
【エキスパートのコメント】
屋外のランニング速度とは異なる
一般的に、ランニングマシンの速度は時速4km/hで歩行、ジョギングで6km/h、ランニングは8km/h程度になるといわれています。これは、あくまでベルトの動く速さなので、野外でのランニング速度と同じではありません。
ふだんから走っている方が本格的なランニング目的で使う場合は、速度がどの程度まで対応できるマシンなのか、事前にチェックしましょう。
【4】連続使用時間は30分以上がおすすめ
連続使用時間とは、マシーンを止めることなく継続的に使い続けられる時間のことです。マシンのモニターなどで30分・60分・90分など設定できます。
時間は、30分以上連続で走行できるものを選ぶとよいでしょう。連続使用時間が長ければ長いほど、耐久性に優れているモデルも多いので価格も高くなりますが、予算と合わせて連続使用時間もチェックしてみてください。
【5】ベルトの長さ120cm以上・幅40cm以上が理想
ランニングマシンのベルトのサイズは、最低でも長さ120cm以上が理想。速いスピードを出して走りたい人の場合は140cmなど出す速度に応じて長さも伸ばしたいところです。
また、幅は歩行だけなら35cmあれば十分ですが、ランニングとなれば40cm以上のものを選びましょう。
【6】傾斜がつけられるとなおよし
【エキスパートのコメント】
傾斜があると屋外のランニングに近くなる
スポーツクラブにあるような業務用のランニングマシンには、傾斜をつけられるタイプが多くあります。傾斜をつけることで、より実際のランニングに近い負荷をかけたり、運動強度を上げることができます。
多少値段が上がってしまったとしても、さまざまな機能を搭載したマシンのほうがトレーニングの幅は広がるので、傾斜がつけられるものを候補に入れておきましょう。
【7】設置スペースをチェック!折りたたみも視野に!
【エキスパートのコメント】
家庭用のランニングマシンは、スポーツクラブにある業務用のマシンと比べ小型化されているとはいえ、実際に家の中に置いてみると意外にスペースをとります。
そのうえで走るとなるとマシンの面積以上に重要なのは、周辺に家具などを配置しないことです。動くスペースを残しておかないと走りづらいばかりか、万が一、転倒した際にケガのリスクが高まります。
また、コンパクトなマシンは耐重量が低く、ランニングには不向きです。マシンの大きさについては、配置スペースの確認をじゅうぶんに行なってから検討しましょう。