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【この記事のエキスパート】
ベビーグッズ・コンシェルジュ:白石 佳子
小学校教師を経て大手ベビー用品メーカーで商品企画担当として勤務。
手がけた商品は「グッドデザイン賞金賞」を受賞。
その後育児関連カタログ誌のバイヤー職などを経て、現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして延べ1500名のプレママやママに育児グッズ講座を実施。
ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。
新米パパママの育児を助けるオリジナルベビー服「バルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。
メディア歴:NHK おはよう日本
この記事では、チャート診断による抱っこ紐の選び方と、先輩ママ103名に聞いた人気抱っこ紐メーカーランキング&おすすめ商品も紹介します。記事後半では、抱っこ紐に関する気になる疑問について徹底解説!購入前に知っておきたいポイントを総まとめしています。
抱っこ紐は必要?
抱っこ紐は赤ちゃんとの外出時を快適にしてくれる育児用品。素手で抱っこするとママ・パパの腕や腰に負担がかかってしまう場合もあります。抱っこ紐があれば赤ちゃんの体重をうまく分散できるため、身体への負担を大きく軽減するこができます。特に産後のママの体調が戻るには最低でも3カ月ほどかかると言われています。体調が万全ではないママにとっても、抱っこ紐は大活躍。
また、外出時に便利だけではなく赤ちゃんとの心と身体の成長もサポートしてくれる役割もあります。ママ・パパが家事を行う時、寝かしつける時、赤ちゃんと一緒に過ごす時間に肌と肌がふれあい、愛着形成をサポートしてくれる道具にもなります。これだけでも抱っこ紐があることで育児がグッと楽しく、そしてママや赤ちゃんにとってもメリットが多いことがわかりますよね。ぜひ、育児の便利グッズとして抱っこ紐をうまく活用してみましょう!
抱っこ紐はいつ買うべき?
【エキスパートのコメント】
抱っこ紐は家庭での授乳のときや、1カ月健診のときから使用開始する方が多いため、できれば出産時には準備しておいたほうがいいでしょう。そして、使用者の身長や体型によって、最適な抱っこ紐は異なってきます。
マタニティの時期、できればお腹がまだ大きくなる前に、店頭で店員さんに疑問点などを質問したうえで試着させてもらい、商品の特徴や装着方法を確認しておくといいでしょう。新しい商品情報や流行りもわかると思います。
あなたにぴったりの抱っこ紐は? タイプ別診断で発見!
抱っこ紐は、簡単に装着できるか、使いやすいがどうかが重要! 使い方がむずかしく、抱っこするたびに体へ負担がかかるものは避けたいですよね。以下のポイントをおさえて、商品をチェックしていきましょう。
診断チャートで簡単チェック!
A:抱っこ紐の定番!新生児期から使えるものが多い「キャリータイプ」
キャリータイプの抱っこ紐は対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶなどシチュエーションによってさまざまな抱き方ができる多機能な抱っこ紐。新生児期~3歳頃まで長期間使用できる商品が多いのも特徴。しっかりした造りなものがおおく抱っこの際に安定感を求めるママ・パパにおすすめです。
両肩と腰で赤ちゃんを支える構造になっているため、抱っこする側の体への負担が軽減される設計が施されているのも魅力のひとつ。多機能なため着脱が少し難しいと感じることも。なので、このタイプの抱っこ紐を購入する際は実店舗で実際に装着して購入することをおすすめします。
B:ひとりでも着脱しやすい「前バックルタイプ」
抱っこ紐を選ぶときは、つい装着しているときの肩や腰の負担に目がいきがちです。それも重要ですが、着脱のしにくさはじつはママたちの後悔ポイントの常連! 抱っこ紐の装着方法の中で着脱しやすく、一人で装着できない問題を解消しくれるのが「前バックルタイプ」です。
前バックルタイプは、赤ちゃんと密着したままサッと着脱しやすいのが魅力。片手で赤ちゃんを支えながら体の前面でバックルを留められるため、万が一装着中に赤ちゃんが突発的に動いても、片手で支えることができるので、装着時の不安を解消してくれます。
C:通気性が高く夏も快適な「メッシュタイプ」
そのほか抱っこ紐を使ったママしかわからないポイントのひとつが、抱っこ紐はとても暑いということ! 真夏はもちろん、汗っかきの赤ちゃんと密着するのは想像以上に暑くなります。赤ちゃんの熱中症なども心配ですよね。
一年中快適に使うには、通気性のよい素材に注目するのがポイントです。とくに「メッシュ素材」は、通気性にすぐれた定番素材。全面メッシュになっているものや、密着する内側部分だけメッシュになっているものが人気です。
D:ママやパパが快適に使える「厚手の肩パット・腰ベルト付き」
抱っこ紐を選ぶ際の重視ポイントとして意識したいのが、肩や腰に負担が少ないこと。1日で抱っこ紐を使っている時間は生活環境によりますが、2時間を目安に休憩しながらほぼ丸1日使っているママもいます。赤ちゃんとはいえ、2時間の抱っこは肩や腰への負担がとても大きくなります。
肩や腰の負担感を見極めるには、赤ちゃんの重みを分散できる構造になっているかどうかをチェックしましょう。両肩のベルトだけで支えるのではなく、太めの腰ベルトでも支えられるとベター。加えて、密着感がある抱っこ紐の方が、ママの胸やお腹全体で赤ちゃんを支えられてラクに感じます。
また、背中を覆うようなデザインのラップタイプ抱っこ紐や、赤ちゃんのお尻を支えてくれるヒップシート付き抱っこ紐(ヒップリートキャリア)も重みを分散できておすすめです。
E:寝かしつけやセカンド抱っこ紐に人気の「ベビーラップ・スリング」
ベビースリングは、布を片方の肩にかけ、赤ちゃんを包みながら抱っこするのが特徴。またベビーラップは、大人が赤ちゃんを包み込むようにぴったりフィットさせて抱っこできるタイプの抱っこ紐のこと。布1枚で体に固定させるタイプと、Tシャツのように頭からかぶるタイプがあります。
どちらも、赤ちゃんとしっかり密着できるので安心感があるうえ、「軽量さ」「コンパクトさ」が魅力。キャリータイプなどの抱っこ紐と違い、小さく畳んで持ち運べるので、お出かけにも重宝します。しかし構造がシンプルかつ、肩で支えるため負担がかかりやすいデメリットもあり、長時間の使用に向きではありません。寝かしつけやベビーカーでのお出かけの際のセカンド抱っこ紐として購入を検討してみてくださいね。
F:家事している間に便利な「おんぶ紐」
赤ちゃんをしっかりホールドしつつも、両手が空き、ママが動きやすい設計になっているので、子守で家事が進まないというお悩みの解決につながるのがおんぶ紐です。おんぶ紐には大きく分けて、おんぶと抱っこの両方で使用できる兼用タイプと、むかしながらのシンプルな構造のおんぶ専用の商品の2種類があります。
料理やお風呂掃除など、子供を近くに感じながら家事をこなしたい方はぜひおんぶ紐の購入を検討してみましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)